Transcript モジュール1のまとめ
統計学 第4回 西山 第3回のまとめ ゲタの公式 EaX b aE X b V aX b a 2V X SDaX b a SDX 合計の公式 E X Y E X E Y XとYが独立なら、 V X Y V X V Y 分散の求め方 2 2 V X EX EX 練習問題【1】 1.E[X]=3、V[X]=2のとき以下の値を求めなさい。 X 3 E 2 X 3 V 2 2.V[X]=3のときY = -2 X+3 で定義されるYのSD[Y]を 求めなさい。 練習問題の解答 1 3 3 3 X 3 E E X 0 2 2 2 2 2 2 2 2 X 3 1 1 V V X 3 V X 2 2 2 2 問2は省略 分散=二乗の平均-平均の二乗 この公式も頻繁に利用します. EX V X E X 2 2 もちろんデータについても同じ関係があります. N 1 2 2 2 S X X N i 1 問題: 1. 「分散=二乗偏差の期待(平均)値」を式で表現しなさい. 2. 上の公式(水色部分)を証明しなさい. 分散=平均二乗偏差 2 E [( X-E[X]) ] V[X] 平方を開くと(サイコロを例)」 E X 3 .5 2 2 3 .5 X 3 .5 E X 2 3 .5 E X 3 .5 E X 3 .5 E X 2 2 2 2 2 一般には、E[X]を3.5と置かない。 2 練習問題【2】 1.E[X]=1、V[X]=3のとき E X 2 を求めなさい. 2.互いに独立な確率変数XとYについて、E[X]=1、 V[X]=9、およびE[Y]=-1、V[Y]=16がわかっ ている.このとき、 2 E X Y 25 の値を求めなさい. 第4回目のポイント 1. 2. 3. これまでの変数は離散型 連続型の変数が大半を占める 連続型の分布のポイントは「面 積で確率を表す」 身長、体重、血圧、高さ、強さ、速さ、etc すべて連続型です 教科書: 2.3節(63頁) Xがとる値の数が増えると・・ 確率分布図は、最後には、作れなくなります!! 0から1まで任意の値となると ・・・・ 連続型の確率分布 確率密度 1 0.2から0.9まで どんぴしゃり、X=0.5 に入る確率は0.7 となる確率はゼロ! です。これを式で書 これをうまく説明して くと・・ 面積で確率を示す 平均と分散の計算 期待値=値×確率の合計、に違いはなし Xの値を0から1までベターっと、値×確率を合計すると・・・ 1 x2 1 EX x 1dx 0 2 0 2 1 EX 2 1 x3 1 x 1dx 0 3 0 3 1 2 V X E X E X 2 SDX 1 0.29 12 2 2 1 1 1 3 2 12 正規分布も連続型! N(130、400) 血圧150以上の 面積が割合(= 人は全体の6分 確率)です。全 体は面積1です の1位だと示さ れています X 教科書:83頁 正規分布の利用法①―標準値 1. 標準値にする. 2. 数値表を使う. 標準値をZとか、S.S.といいますが・・・ Xの値- Xの平均値 X E X 標準値= = Xの標準偏差 SDX 血圧分布を例にとると N(130、400) 平均と同じなら (130-130)÷20 だから標準値は0 血圧150の標準値 標準軸から分布を 標準値が1を超え は みると平均0、標準 る人は全体の何% (150-130)÷2 偏差1になります いるだろうか? 0だから1となる X 正規分布の利用法②―数値表 N(0,1) 教科書の258頁 を見なさい S.Sが1.0以上にな る確率です!