Transcript 問題が生じる原因の分析
私達がメタボの問題を選んだ理由は、年々メタボにな
る人が増えており、何故メタボが減らないのかということ
を疑問に思ったからである。
解決策を導き出すために、まず「メタボリックシンドロー
ム」とは何かを調べ、メンバーと意見を出し合った。
今回討議するにあたり、KJ法の実施する上での4つのルールに
従った。
1.情報収集とカード化
2.グループ化
3.表札カードを作る
4.図解と文書化
以前からテレビなどでメタボについての特集をやっていて、
その恐ろしさなども放送されているにも関わらずに、
なぜメタボが減らないのか自分たちで原因を調べてみると根
拠が見えてきた。
討議で出てきた要因を整理した結果、メタボの原因は
このキーワードに集約されていることがわかった。
これらの要素が複雑に関連し、それぞれの構成要素をもとにメタ
ボが発生する原因をさらに分析することにした。
次のスライドはフィッシュボーンの図です。
まず自分の環境問題での原因を考えた。
生活習慣の悪化、自分への甘さが大きく関係している。
自らを取り巻く環境が変化することで生活習慣も変わ
り、
ストレスからの暴飲暴食、睡眠不足が起こるからだ。
暴飲暴食
自身の欲求を満たせない時にそれを紛らわす
ため食べるなど、空腹を満たすのとは違う目的
で食べることを言う。
この行動は食べ過ぎ、偏食を招く結果、肥満、
睡眠不足、メタボへと繋がる。
睡眠不足
食欲促進ホルモンが増加し食欲抑制ホルモン
が減少するため食欲が増進し、結果としてメタ
ボを招く
喫煙
喫煙は肺がんなど様々な疾患の発症の原因
だ。最近では喫煙がメタボの発症リスクを上げ
ることが明らかとなっている。
喫煙とメタボが重なると、動脈硬化性疾患をは
じめとした合併症のリスクが高くなる。
高カロリーの過剰摂取
昔は食のカロリーが全体的に低くかったが、今
は食の欧米化に伴い高カロリーの料理が増
え、過剰摂取となっている。
塩分の過剰摂取
塩分の多いおかずを食べると味が濃いため、
ご飯を食べ過ぎてしまって、太ったりメタボに
なったりしやすくなる。
また、塩分濃度を調整するために体内の水分
量が増え、水太りにもなる。
脂質
肉など素材そのものに含まれる脂質の摂り過
ぎも危険だ。
肉に含まれる飽和脂肪酸を摂り過ぎると、メタ
ボの要因のコレステロールや中性脂肪が増え
る。
間違ったダイエット
食事制限だけのダイエットは手軽ではあるが、リバウンドしやすいダイエット
だ。
食事量を減らすと痩せるどころか、痩せにくい体を作っているためリバウンド
しやすい。
食事制限によるカロリー制限を行うと、脂肪よりも先に筋肉が減るからだ。
筋肉が落ちると基礎代謝が落ち、エネルギーを必要としない体となる。
解決策
これらの問題を改めて考えてみると、様々な解決策が見えてきた。
ストレスからの暴飲暴食はそのストレスを食に向けるのではなく、運動や、趣
味に向けることでメタボの予防となる。
さらに、運動などをすることで、睡眠不足の解消にも繋がり、生活習慣を改
善することができる。
喫煙やカロリーの過剰摂取などについては正しい知識を身につけ、意識を
して直していくことが大事だ。
次のスライドはマトリックス図です
メタボになると体にどのような影響を与えるのか。
まとめてみると、自分に合ったストレスの解消法を見つけることが最善だと考える。
その見つけたストレス解消法が運動だととても効果的だ。
ストレスを解消することで暴飲暴食や睡眠不足が解消でき、結果としてメタボ防止に繋が
る。
運動をすることで脂肪が消費でき、さらにそれを趣味とすることで先ほど挙げたストレスの
解消法にもなるため、効率的だと考えたからだ。
以上のような理由から私たちは
これらの解決策を選定した。