1201_religion_after_higashi

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被災地という日本の未来
人「交」密度で地域を支える
- 少子多老社会・日本における
宗教界の役割 IIHOE [人と組織と地球のための国際研究所]
代表者 川北 秀人
http://blog.canpan.info/iihoe/
簡単な自己紹介。。。
 大阪府高石市(堺市の南、泉大津市の北)出身。
 大学を卒業して、リクルートへ。
 アメリカで弁護士の資格を取ろうと退職したが、
2年連続で失敗。。(その間、永田町でバイト)
 全ての仕事を辞めて司法試験浪人したものの、
2年連続で失敗。。。。


能力のなさを思い知って、市民団体の運営支援を
始める。


その間に、阪神大震災:官・民・産の連携力不足。。
約4千万円、常勤3名・非常勤2名、東京(新川)
10年4月まで、JENの共同代表理事も。
IIHOEって?

組織目的: 地球上のすべての生命にとって、
(1994年) 調和的で民主的な発展のために

社会事業家(課題・理想に挑むNPO・企業)の支援
隔月刊誌「NPOマネジメント」発行(99年創刊)
 育成・支援のための講座・研修

 地域で活動する団体のマネジメント研修(年100件)
 行政と市民団体がいっしょに協働を学ぶ研修(年40県市)

調査・提言:「NPOの信頼性向上と助成の最適化」「協働環境」

企業の社会責任(CSR)の戦略デザイン(年20社)
ビジネスと市民生活を通じた環境問題の解決
2020年の地球への行動計画立案

専従3名+客員2名、東京(新川)、約3500万円


まちの力は、関係の密度がつくる!
人口密度より人「交」密度!
町(区域)でも街(建物の集まり)
でもなく、「まち」:人と人との関係
「衣食」「住」の次は、「医移職充」
衣食は外から持ち込み配布も可能
住の安心は、建物だけじゃない!
今後の医療は予防がさらに重要!
移動・職業・充実は、関係そのもの
延長線上で考えるな!

日本のGDPが世界に占める割合が最大だったのは?

2010年に日本のGDPが世界に占める割合は?

では、2016年には?

同年、中国のGDPは日本の何倍?

同年、ブラジルの1人当たりは、日本のいつと同じ?

それは、韓国のいつと同じ?
延長線上で考えるな!
日本のGDPが世界に占める割合が最大だったのは?
→ 1994年(17.8%)
 2010年に日本のGDPが世界に占める割合は?
→ 8.7%
 では、2016年には?
→ 7.2%(1970年ごろ並み!)
 同年、中国のGDPは日本の何倍?
→ 1.72倍
 同年、ブラジルの1人当たりは、日本のいつと同じ?
→ 1986年
 それは、韓国のいつと同じ?
→ 2005年・2009年

2020年の世界・日本は?

中国のGDPは、日本よりいくら多い?


日本の国民一人当たりGDPは何位?




上げるには「女性・障碍者就業率」と「労働生産性」向上しかない!
日本の高齢者率は?

社会保障(医療・介護)費は、いくら増える?

支えるには、「介護しながら働き続けられる会社」にするしかない!
国債の残高は?
既存インフラの補修コストは?



原油、鉄、レアメタルなどの価格は?
橋:15m以上が15万か所 施設:700㎢以上、3割が30年以上!
下水道:年5千か所陥没! 道路、ダム、住宅、上水、電力、鉄道、・・
消費税は、いくら必要?
→目先の対処に追われ、静かで大きな変化を見逃した!
2020年までの潜在成長率(09年 日本経済研究センター)
沖縄 1.07 栃木 0.75 石川 0.68 徳島 0.57 全国 0.81
東京 1.05 三重 0.73 佐賀 0.67 愛媛 0.56 北海道・
神奈川 1.03 静岡 0.73 福井 0.66 山形 0.55 東北 0.6
愛知 0.98 宮城 0.73
北海道 0.65
高知 0.54
関東 0.9
滋賀 0.98
千葉 0.90
埼玉 0.87
平均 0.81
福岡 0.81
兵庫 0.77
岡山 0.77
京都 0.77
大分 0.65 長崎 0.54
宮崎 0.63 島根 0.53
鹿児島 0.62 新潟 0.53
香川 0.62 岩手 0.53
長野 0.60 青森 0.53
富山 0.60 山口 0.46
福島 0.60 和歌山 0.41
奈良 0.57 秋田 0.38
中部 0.8
近畿 0.7
中国 0.7
四国 0.6
九州 0.7
大阪 0.71
群馬 0.71
岐阜 0.71
広島 0.70
山梨 0.70
鳥取 0.69
熊本 0.69
茨城 0.68
これまで20年と、これから20年は違う!
日本の人口
計(万人)
1990年
2000年
2010年
2020年
12361 12695 12805 12273
2248
15~64歳(A)
8590
1847
1680
1320
(生産人口)
8103
1114
▲33%
▲25%
8621
11522
▲10%
+3%
0~14歳
2030年
7363
6740
▲16%
▲5%
1489
2200
2924
3589
3666
高齢者率
12.0%
17.3%
22.8%
+96%
29.2%
31.8%
+25%
A÷B
5.7人
597
3.9人
899
2.7人
1407
2.0人
1873
1.8人
2265
4.8%
7.1%
11.0%
+56%
15.3%
+33%
19.7%
+21%
65歳~(B)
75歳~
後期高齢者率
多摩市も、これまで20年と、これから20年は違う
1990年
計(千人)
0~14歳
15~64歳(A)
2000年
144.4 145.8 147.5
A÷B
75歳~
2020年
146.1
29.0
18.8
17.6
13.1
92.8
138.8
10.6
▲39%
▲39%
105.9 110.8
2030年
▲6%
+2%
(生産人口)
65歳~(B)
高齢者率
2010年
88.9
82.4
▲15%
▲7%
8.2
16.1
30.8
43.9
45.7
5.7%
11.1%
20.9%
+275%
30.1%
33.0%
+48%
12.8人
6.8人
5.7
3.1人
12.0
2.0人
22.5
1.8人
29.7
+108%
+87%
+32%
2020年の多摩市は?

高齢者率は?→30.1%(全国平均より早い)!


高齢者1人を支える生産人口は、わずか2.0人!
75歳以上は?→2.2万人(10年比 87%増)!
ヘルパーなど、福祉の担い手をどれだけ必要?
 社会保障(医療・介護)費は、いくら増える?

 健康増進活動の可視化を急ぐ!

生産人口は?→11%減!
人口比60.0%→全国の1960(S35)年並み!
 市税収入は?


既存インフラの補修コストは?


道路、橋、公営住宅、上下水道、庁舎・施設、・・・・
市債残高は?
多摩市の高齢者・後期高齢者のくらしは?
2000年 2005年 2010年
人口(千人)
145.8
145.8
147.6
高齢者
16.1
22.9
30.8
5.7
8.2
12.0
後期高齢者
世帯数
高齢者単身
後期高齢者
単身
高齢者夫婦
後期高齢者
夫婦
高齢世帯率
2015年
147.2
39.6
16.9
2020年
146.1
43.9
22.5
4.0%
5.7%
8.2%
11.5%
15.4%
59.7
2.3
62.9
3.7
64.0
5.3
65.6
7.0
65.3
7.7
0.5+1.7
1.0+2.6
1.5+3.7
2.1+4.8
2.3+5.4
0.9
1.6
2.5
3.6
4.8
0.1+0.7
0.3+1.2
0.5+1.9
0.8+2.7
1.1+3.7
2.5
0.4
3.8
0.8
5.6
1.4
7.0
2.1
7.7
2.8
8.2%
12.1%
17.2%
21.4%
23.8%
東日本震災を、あえて阪神・淡路と対比すると
阪神・淡路(1995)
東日本(2011)
全半壊249,180棟+全焼7,483 全国:275,636棟、3県:240,209棟
密集地→容積率緩和で復興 沿岸部は沈降+急峻、内陸部は過疎
被災地の高齢者率: 15%以下 沿岸39市町村: 24.5%(後期13%)
死者・行方不明者:6,437人 19,220人
→仮設入居後が孤立化リスク最大!
兵庫県内6,402人
→「仮設」ではなく「中期+医・福隣接」
関連死919人(14.3%)
うち孤独死161+72人(3.6%) +福島・相双8町8万人の原発避難
→「情報と絆の格差」を生まない活動
発災:1/17(次年度予算確定前)
バブル崩壊5年後、村山内閣
ボランティア支援施策皆無
大阪・京都(学生!)は至近
(初の緊急雇用は98年度)
3/11(次年度予算確定後)
失われた20年+世界危機、菅内閣
認定特非法人への寄付は税額控除
沿岸被災地まで車で1時間以上!
数兆円(百万人)規模の緊急雇用必至
→ただし散発・無調整・無連携!
→沿岸部を集落単位で支える中期的・中間支援的機能が不可欠!
今後のまちづくり・復興のシナリオは、
高齢者率と被災規模(ダメージ)で異なる
高齢者率(10年3月)
35%
女川町
陸前高田市
釜石市
大船渡市
宮古市
気仙沼市
30%
塩竈市
25%
亘理町
七ヶ浜町
20%
岩沼市
多賀城市
山田町
山元町
南三陸町
高齢者率の高さ×被害の大きさ
→「仮設」ではなく中期的な、
石巻市
「福祉・医療特区」型集落を
基幹産業の回復と、
高齢者率に配慮した
東松島市
「福祉・医療+産業特区」型の
集落&産業クラスター再生を
名取市
基幹産業=子育て世代のくらし
の回復を早期に、
コミュニティ活動の構築とともに
15%
0%
大槌町
5%
死者・行方不明者率
10% (人口あたり)
最も支援が必要な被災者に
支援を効果的につなぐために
救命&避難所
立ち上げ期
(発災後1週間)
避難所運営安定
&復旧支援期
(仮設入居まで)
→継続→縮小
被災者全員に ・物資供給
共通のニーズ ・避難所運営支援 →継続→縮小
仮設住宅&
復興支援期
(1年後まで)
(清掃・調理など)
↓
・医療・健康管理 →継続→縮小
官・産・民 総力で
・地域運営支援 →継続→縮小
大量・広域に
少数の被災者の 軽度の要介護者
精神的要支援者
特別なニーズ
外国人(言語)
→深刻度に応じて、
↓
障碍者
被災地外への移送・転出
官・産・民の
アレルギー、難病患者
または継続的支援
専門性を
高齢者など
ピンポイントで →所在確認+個別支援
つなプロの活動範囲
広く
大きく
主な構成メンバー
内容
・国・自治体
・災害ボランティア活動
支援プロジェクト会議
(中央共同募金 会、
日本経団連、
日本NPOセンター)
など
物資供給、
運営支援など、
避難所生活を
総合的に
支える
・専門性を持つ
NPO・機関など
ピン
・関係省庁
ポイント
・コーディネート
(中間支援)組織
避難所を巡回し
「特別なニーズを
持つ被災者」を
発見し、
ニーズを聴き出し、
専門性を持つ
NPOにつなぐ
特別なニーズを
持つ被災者
つなぐVo
避難所
避難所支援
ボランティア
専門性を
持つNPO
「広く大きく」の支援と連携しながら、
「ピンポイント」の領域で、「つなぐ」ことに特化する。
アセスメント→重点支援→自律復興支援へ
3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月
アセスメント 【フェイズ1】
予定:宮城県内 毎週訪問
結果:33日間・のべ378人で
443か所を計965回巡回
重点支援 【フェイズ2】
予定:約10か所を継続訪問
結果:石巻(中心部・雄勝)、
南三陸、気仙沼(大島)で
継続支援 +南部体制着手
自律復興支援 【フェイズ3】
予定:10か所が自律復興へ
経過:準備継続中
+仮設集落 アセスメント支援
△ ガソリン不足!
○ 65件は完了まで支援
◎ 東京・大阪で協力団体募集
×遠隔情報を生かせない団体
× 助成方針変更
△ 継承先確保
○ 健康調査 ○一部ながら強い信頼
◎ 多賀城市 全避難者調査
○ 強い信頼に基づく連携
○ 継承先確保 ×助成方針・・
大規模ゆえに複雑→3つのフェイズが同時進行
3月末
(3週)
4月末
(7週)
5月末
(11週)
6月末
(16週)
7月末
(20週)
被災したが、 一時避難
戻るべき
→自宅帰還
家も仕事もある (清掃支援)
(推定:50万人) →自律復興
家か仕事の
緊急避難
どちらかを
(実質上)失った →自宅帰還
(推定:30万人) →転居先??
家も仕事も
一時避難
居場所さえも →移転
ない
→移転
(推定:20万人) →移転・・・
→仮設入居
→孤立回避
/就労支援 支援
→二重債務
軽減?
仮設入居+ 定住先
就労支援? 紹介?
常に3つのフェイズを視野に入れた戦略が不可欠
→しかし被災者も自治体も目の前で精一杯!
→だからこそ、他地域からの支援者や国が「2歩先」を
阪神・淡路大震災時の2週間の経験と
痛切な悔悟
– 87年-91年:リクルート、91年-93年:国会議員秘
書、93年から2年間は司法試験浪人。。
– 1/24~2/10 被災者向けに生活情報紙の編集・発行
と、国会・中央省庁との調整
– 「幹線は復旧しても、毛細血管とつながらない」現実
・「被災者に必要な情報」が
届かない不条理
・自治体職員も被災者
・中央省庁の非常識
・自治体間連携の決定的な
不足
・市民・行政・企業の決定的
な連携不足
・「外国人」という多重被災者
・アレルギー・難病患者への
ソフト支援の不在
・物資があっても配分できない
「権限・手続きの不在」
・「避難所」というカオス
・「自称ボランティア」の禍根
・被災(犠牲)者遺児の支援
・学校を避難所にして良い?
・「仮設住宅」という非情
ポジションを決めないと、支援は組み立てられない
• 支援活動の3類型
–サービス供給
• 片付け、医療、避難所運営、相談、物資、・・
–ロジスティクス支援
• サービス供給者の現場運営支援
–後方支援
• 寄付・ボランティアなど支援の呼びかけ
• あなたの団体が強いのは?
• 現場で最も求められているのは?
08年11月の研修資料
「最も深刻なニーズ」や「最も届かない人」は?
• 避難所の運営
• 病院・介護施設の運営支援
• 物資配給の運営支援
• 首都圏では、地域より「属性」が問題
– 外国人
– 独居高齢者
– 介護サービスの利用者
– 障碍者
– アレルギー
– 難病患者
08年11月の研修資料
即応する姿勢を持つ団体のネットワークへの提案
• ニーズ別の専門団体との連携
– アレルギー、難病、障碍者、高齢者介護
– 病院・施設、患者・当事者団体
• (外部との)相互補完原則の共有
– 野外教育系、子育て支援系、カウンセリング系、・・
• 人的つながりの共有
– 自衛隊、警察、建設業界、JC、地方議会、・・・
– 震つな、中央防災会議・全社協・共募、・・・
• 拠点の確保
– 自治体・社協・経済団体・主要企業との協定!
08年11月の研修資料
最も支援が必要な被災者に
支援を効果的につなぐために
救命&避難所
立ち上げ期
(発災後1週間)
避難所運営安定
&復旧支援期
(仮設入居まで)
→継続→縮小
被災者全員に ・物資供給
共通のニーズ ・避難所運営支援 →継続→縮小
仮設住宅&
復興支援期
(1年後まで)
(清掃・調理など)
↓
・医療・健康管理 →継続→縮小
官・産・民 総力で
・地域運営支援 →継続→縮小
大量・広域に
少数の被災者の 軽度の要介護者
精神的要支援者
特別なニーズ
外国人(言語)
→深刻度に応じて、
↓
障碍者
被災地外への移送・転出
官・産・民の
アレルギー、難病患者
または継続的支援
専門性を
高齢者など
ピンポイントで →所在確認+個別支援
アセスメントの実績と今後
避難所
【つなプロ@宮城】
発災1週間後から
施設環境
(ハードウェア) 5週間でほぼ全て
×3回以上
周辺環境
【つなプロ@宮城】
(ライフライン、
気仙沼・南三陸・
コミュニティ、
石巻など一部で
医療・介護、
実施
商店含む)
個人環境
(家族含む)
【つなプロ@宮城】
多賀城市で実施
仮設住宅(集落)
在宅・帰宅・定住
【岩手れんぷく】
各市町村での調査 建築系など多様な
を全県的に支援
専門家団体が実施
→福島・宮城へ
社会福祉協議会
が実施(予定)
未定
個別最適・最善だけでなく、全体最適のために、仮説を持って全体を把握
→最適なしくみづくりには、アセスメントは不可欠!
→研究・調査のための調査ではなく、被災者のための調査を!!
被災地に足りないのは、本当に「カネ」か?
•
•
•
•
義援金(日赤+共募):3387億円(阪神の3倍以上)
損害保険(3県計):7554億円
生命保険( 同 ):1270億円
地銀8行 9月末預金:前年比+2兆168億円(+15%)
– 貸出増は3229億円のみ
• 復興対策(緊急雇用+失業手当):18兆円
• 主要11機関の助成金:総額233億円
– ジャパン・プラットフォーム(NGO+ともに生きる)、ヤマ
ト福祉財団、日本財団(ROAD)、中央共同募金会(ボ
ラサポ)、Yahoo! Japan(募金+オークション)、ジャス
ト・ギビング、三井物産、三菱商事、 JKA、丸紅基金、
東日本震災復興支援財団(子どもサポート)
今回の被災地は、なぜ「自律的復興」が難しいか?
産業別人口(国勢、10年)
農業
林業
漁業
建設業
製造業
電気・ガス・熱供給・水道業
情報通信業
運輸業
卸売・小売業
金融・保険業
不動産業
飲食店,宿泊業
医療,福祉
教育,学習支援業
公務
全国
3.8(-0.6)
0.1(-0.0)
0.3(-0.1)
7.9(-0.9)
16.3(-1.0)
0.5(0.0)
2.8(+0.2)
5.5(+0.4)
17.0(-0.9)
2.6(+0.1)
2.0(+0.6)
6.0(+0.8)
10.6(+1.9)
4.6(+0.2)
3.4(0.0)
岩手
10.5(-0.6)
0.5(+0.1)
1.4(+0.2)
8.5(-1.4)
14.7(-1.1)
0.5(+0.1)
1.0(-0.1)
5.3(+1.0)
16.3(-0.3)
2.1(+0.2)
0.9(+0.4)
5.2(+0.4)
11.9(+2.8)
4.3(+0.1)
3.9(0.0)
宮城
4.2(-1.0)
0.2(+0.1)
0.8(-0.2)
9.3(-0.6)
13.2(-0.4)
0.7(+0.1)
2.3(+0.3)
6.5(+0.8)
18.6(-1.5)
2.3(+0.1)
1.6(+0.5)
5.2(+0.1)
10.0(+1.8)
5.9(+0.5)
3.7(-0.3)
福島
7.2(-1.6)
0.3(+0.1)
0.3(+0.1)
8.5(-1.6)
21.3(+0.8)
0.8(+0.1)
0.9(-0.1)
4.8(+0.5)
14.8(-1.8)
1.8(-0.1)
1.1(+0.5)
5.1(+0.4)
10.2(+1.9)
4.5(+0.4)
3.0(-0.3)
1%=61万(全国) 6.9千(岩手) 1.1万(宮城) 1.0万(福島)
今回の被災地は、なぜ「自律的復興」が難しいか?
09年民営事業所数
全国
岩手県
宮古市
大船渡市
陸前高田市
釜石市
総数
新設
廃業
6,199,222 611,499(9.3%) 1,072,579(16.2%)
66,009
2,977
2,654
1,231
2,343
5,398(7.6%)
192(5.8%)
127(4.3%)
58(4.3%)
157(6.1%)
10,501(14.8%)
518(15.7%)
402(13.7%)
172(12.8%)
377(14.7%)
宮城県
石巻市
気仙沼市
南三陸町
女川町
111,343
9,016
3,994
870
615
11,267(9.4%)
691(7.1%)
231(5.3%)
61(6.5%)
20(3.0%)
20,420(17.1%)
1,426(14.7%)
607(14.0%)
123(13.2%)
81(12.0%)
福島県
いわき市
相馬市
南相馬町
101,403
15,986
1,915
3,594
7,766(7.1%)
1,354(8.0%)
131(6.1%)
237(6.2%)
16,056(14.7%)
2,448(14.4%)
358(16.8%)
484(12.6%)
再生に挑む1000のコミュニティを
支えぬくための、民間主導の3つのアプローチ
A市
B市
○町内会連合会 △団地+商店街
県外の避難所
②
専
団体づくりの
門
支援
介護サービス
性
運 を 高齢者介護
営持
自立支援団体
介助・ケア
の支援
サつ
ポ 団 障碍者支援
育児サークル
ー体
託児
づくりの支援
ト が 子育て支援
で、
体験学習
放課後学習
支直
プログラム
え 接 教育・学習
るサ
ー
ビ
①地域社会の再生が効果的に始まり、
ス 持続可能であるために、民間からの資金で
と
「期間限定の地域通貨」と「出資金」で支える
管理者・
運営Vo
(
仮
称
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日本の課題 = 生・働・老・死を
宗教界はどう支えるか?
産む・育てることへの恐怖・忌避
働かせてもらえない若者たちと、
さらに厳しくなる国際競争
増え続ける高齢者
少子化・核家族化・ゲーム世代
→無縁化
元気な地域は、人数ではなく姿勢が違う
 自分が住み続ける地域の未来の
ために、本当に大切なことを
実現できるように、全力を尽くす。
出し惜しみしない
できないフリしない
あきらめない
「誰かがどうにかしてくれる」なんて
甘えない
まちづくりは、誰のため? 何のため?
あいさつできる関係づくりのため
子どもたちの世代が誇りを持って
暮らし、働くため
 20年で人口が半減した町で、小中学生が
農畜漁林業の生産・販売を体験し、町長
に提言する年50時間以上の町おこし授業
(北海道・浦幌町、「NPOマネジメント」第63号参照)
災害時などの安心のため
 障害者・高齢者のための「避難支援」と
「避難所の課題確認」訓練(別府市)
生・働・老・死を支えるために
 産む・育てることへの恐怖・忌避
 生命と触れる機会を増やす!
 中高生を幼稚園・保育園へ!
 働かせてもらえない若者と、国際競争激化
 卒業後から逆算した競争力育成!
 2020年の大学新卒は、今年小学校6年生!
 増え続ける高齢者
 予防としての集住の勧め
 少子化・核家族化・ゲーム世代→無縁化
 関係づくりを促す!
せっかくの機会なので、共有しましょう
被災地・被災者
支援のために、
これまで
行ってきたこと
これまで支援を
行う上で、
苦労してきたこと・
残された課題
これからの予定・
行おうと
考えていること
ご所属
お名前
・アーユスとして3県・8団体支援
→継続的な体制づくりが大切
Q:福島・原発にどう向き合うか?
・募金(日赤、仏教系団体)、読経など
ケア、被災地団体の支援、支援金
連絡支援・取次など後方支援
・宗教施設再興
・日常接点がないと、門前払い
・献金、助成財団センター経由で資金
・祈りの日 呼びかけ
・海外助成機関への現地紹介
・震災影響で資金不足の団体の紹介
・メディアとして取り組み紹介
・ペット里親探し、イベント協賛
・写真ファイル提供
・日常的な紹介(風化させない)
・四十九日など追悼法要呼びかけ
・仏教会の地域組織の維持の難しさ
Q:首都・東海に向けて避難所?
・SHARE・CYRに資金・運転手・食事
・気仙沼・いわきで炊き出し
・子どもの遊び場確保
・全員分ないと受入られない!
・連絡会(毎月)&ネットワーク(facebook)
・情報共有の支援
・生活情報の提供・支援の可能性も
・宗教界のポジションは?
・現地本部の設置
・「まだやってるの?」
・地域経済へのフィードバック
・イメージと現実との差、調整の難しさ
Q:どんな人のつながりが求められる?
・個人として現場で、団体として調整も
・余震下で車中泊:心身の疲労
・お祭りの手伝い、撮影→地元で紹介
・情報、基盤、紹介、
・準備不足、人材不足、情報共有・集約困難
・福島への支援、首都・東海などへの備え
・気仙沼(本吉・唐桑):生業支援→どこまで
・岩手:移動図書館
・顔が見える関係
・義援金、追悼法要、炊き出しなど、連携&支援
・