品質管理演習問題

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品質管理演習問題
〔問題1〕品質管理とはPDCAを回すことといわれるが,この
中でAの内容として適当なものは次のうちどれか.
1.
2.
3.
4.
品質管理の目標と,これを達成させるための手段を定
めること.
データをもとに,異常原因を究明すること.
品質管理計画に従って作業を実施すること.
悪い結果がでた場合,再発防止のための工程修正を
行うこと.
1.→P,2.→C,3.→D
〔問題2〕次の測定・検査項目とそれに使用する機器との組
合せのうち,不適当なものはどれか.
1.
2.
3.
4.
JIS高力ボルトの締付検査→トルクレンチ
タイル張りの浮き検査→シュミットハンマ-
床の衝撃音レベルの測定→オクタ-ブ分析機
フレッシュコンクリ-トの流動性の程度の測定→スラン
プコ-ン
2.シュミットハンマ-→コンクリ-ト強度推定
タイルの浮き→テストハンマ-
〔問題3〕次の用語のうち,品質管理手法に最も関係ないも
のはどれか.
1.
2.
3.
4.
サンプリング
代用特性
散布図
バナナ曲線
4.バナナ曲線
工程管理の出来高を管理する工程表の種類
〔問題4〕性質の異なる二つのサンプルが混在している場合
によく見られるヒストグラムの形を最もよく表している図とし
て適当なものは次のうちどれか.
〔問題5〕施工品質管理表(QC工程表)に通常記載されない
項目は,次のうちどれか.
1.
2.
3.
4.
管理項目
結果の確認方法
管理分担
作業所要工期
QC工程表・・・・・作業手順表
1. 管理項目:目指す品質に直接関係するものか
ら記載する.
2. 結果の確認方法:測定の具体的な用具,方法
を定めて記載する.
3. 管理分担:監理者,管理者の分担を明示して
おく.
4. 作業の手順の流れを示すが,作業の工期は示
さない.
〔問題6〕①~④のグラフで表現したい内容と,それに対応
するグラフの組合せとして,適当なものは次のうちどれか.
①
②
③
④
時間的変化
内訳の割合
数量の大小比較
項目間のバランス
1
2
3
4
①
レ ーダ ーチャート
レ ーダ ーチャート
折 線 グ ラフ
折 線 グ ラフ
②
円 グ ラフ
折 線 グ ラフ
レ ーダ ーチャート
円 グ ラフ
③
折 線 グ ラフ
円 グ ラフ
棒 グ ラフ
棒 グ ラフ
④
棒 グ ラフ
棒 グ ラフ
円 グ ラフ
レ ーダ ーチャート
〔問題7〕故障等の発生を重要度順に把握するために用い
られる図表として適当なものは,次のうちどれか.
1.
2.
3.
4.
特性要因図
パレート図
ヒストグラム
レーダーチャート
パレート図:故障の種類を多い順に横座標に,故障
の種類ごとの回数を縦軸とし,その回数の多い順に
配列した図のこと.
〔問題8〕品質管理に関する次の記述のうち,最も不適当な
ものはどれか.
1.
2.
3.
4.
ばらつきが小さいほうが,より精度が良いまたは高いと
いう.
品物の全数に対する不良品の数の比率を不良率とい
う.
等しい条件下で生産された品物の集まりをロットという.
特定の結果と原因系との関係を系統的に表した図をヒ
ストグラムという.
特性要因図(魚の骨図)→特定の結果とその原因と考えられる
原因系との関係を表した図.
〔問題9〕抜取検査に関する次の記述のうち,最も不適当な
ものはどれか.
1.
2.
3.
4.
破壊検査などのために,全数検査ができない場合など
に用いられる.
ある程度の不良品の混入が許される場合に適用され
る.
不良率が非常に小さい場合でも,不良品の検出が容
易である.
全数検査に比べて時間や経費が少なくてすむ.
〔問題10〕製品の全数検査を行う場合の前提条件として,不
適当なものは次のうちどれか.
1.
2.
3.
4.
非破壊検査ができないとき.
検査費用に比べて,得られる効果が大きいとき.
不良品を見逃すと,人身事故のおそれがあるとき.
不良品を見逃すと,後工程に重大な損失を与えるとき.
〔問題11〕次の検査条件で,全数検査の場合はA,抜取検
査の場合はBと答えよ.
1.
2.
3.
4.
5.
合格ロットの中にある程度不良品の混入を許せる場合.
B
ロットの特性値の分布がわからない場合.
品質基準が明確であるとき.
A
B
製品がロットとして処理できる場合.
B
検査費用に対する効果を大きくしたい場合.
B
〔問題12〕次の品質管理に関する記述がISO 9000sによる場
合はA,TQCによる場合はBと答えよ.
1.
2.
3.
4.
5.
供給者の自主性によって品質管理を行う場合. B
品質管理システムの維持を目的とする場合.
A
文章による契約に基づいて品質管理を行う場合. A
トップダウンで品質管理を行う場合. A
工程でのつくり込みを重視した品質管理を行う場合.B