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サントリー伊右衛門の製品開発 大東文化大学2班 厚母 久下 篠田 土渕 洋平 将司 圭介 義幸 目次 1.研究動機 2.企業概要 3.緑茶飲料業界の現状 4.伊右衛門の製品開発 ①福寿園とサントリーの提携 ②味・品質 ③ペットボトルデザイン ④伊右衛門のCM 5.考察と展望 6.参考文献 1.研究動機 ・ケースに学ぶ経営学の第13章 「シャープの製品開発」に興味を持った ・サントリー伊右衛門のCMを見て 緑茶へのこだわりを感じた どのようにして伊右衛門の製品開発が 行われたのかを研究することにした 2.企業概要 会社名 サントリーホールディングス株式会社 本店所在地 大阪府大阪市北区堂島浜2‐1‐40 創業 1899年 設立 2009年2月16日 資本金 700億円 従業員数 21,845人(2008年12月31日現在) 事業内容 グループ全体の経営戦略の策定・推進 およびコーポレート機能 売上高 連結 15,130億円(2008年1月1日~2008年12月31日) 単体 8,621億円(2008年1月1日~2008年12月31日) 3.緑茶飲料業界の現状 その他 その他 4.伊右衛門の製品開発 ①福寿園との提携 福寿園とは ・初代福井伊右衛門が寛政2年に創業 事業提携 ・由緒正しい老舗茶舗 ・全国の産地問屋や地元農家と幅広いネットワークを構築 ・取り扱いの茶葉が豊富 伊右衛門 ・品質の向上に努めている 「本物の味」の緑茶 メッセージ性 格式ある茶舗 必要 ブランド価値 ②味・品質 伊右衛門の開発目標 急須で淹れた緑茶本来の旨みを表現しながら 清涼飲料としてゴクゴクと飲めるすっきり感のある緑茶 「すっきり感」と「旨み」 「すっきり感」 「旨み」 両立させなければならない 専門的な サポート 約10種類の茶葉の選定 茶葉を石臼で挽いて1マイクロメートル以下の 超微粉末をつくる技術 粉体制御技術 約50種類の茶葉から 「旨み」と「すっきり感」 「すっきり感」と「旨み」の両立に成功 についての見解の相違 ②味・品質 一般的な緑茶飲料の殺菌 140度に 約30秒間さらす 約85度で 約30分間殺菌 旨みが損なわれる 旨みが 損なわれる 一般的な緑茶飲料の殺菌 「非加熱無菌充填」 クリーンルーム で100%殺菌 30度の常温で ペットボトル に充填 味をそのまま 閉じ込める ③ペットボトルデザイン 「京都」 「上質」 江戸時代のおにぎりを参考 「竹林」 「安心」 「福寿園」 「おいしそう」 竹包みが一般的 コラボレーション 手づくりのこだわりと高級感 自然素材の持つ何とも言えない感触 日本人の心と手に最もなじむ物 ペットボトルは江戸時代にとって竹筒 ④伊右衛門のCM 伊右衛門のキャラクター人選 CMによるブランド戦略 茶の品質にこだわり続けた人物像を 福寿園が提携して作り上げた イメージ出来るキャラクターが求められた 本物志向の商品であることを伝える 伊右衛門役 本木雅弘さん 伊右衛門という人物像を表現することで 伝えられるのではないか 視聴者に本物志向の商品であることを 伝えることが出来た 5.考察と展望 「 100年間ブランドを維持できる緑茶飲料を作る」 ・さらなる味・ボトルデザインの追及 IYEMON SALON KYOTOの経営 味・品質、ボトルデザインにこだわりを持ち 日本茶を楽しむことのできる 本物の味を追求してきた ・伊右衛門サロンの全国展開による 全く新しいスタイルのカフェラウンジ ブランド構築 カフェを全国展開させ サントリーの伊右衛門にかけるこだわりが消費 更にブランドを構築していくのではないか 緑茶業界1位になるのではないか 者に伝わったことにより 大ヒット商品「伊右衛門」を生み出せた 6.参考文献 ・なぜ、伊右衛門は売れたのか。 峰 如之介薯/日経ビジネス人文庫 ・ケースに学ぶ経営学 東北大学経営学グループ著/有斐閣ブックス ・サントリーホームページ URL(http://www.suntory.co.jp/)