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7期 プレゼン大会
企業の抱える問題点とその解決策
7期 kobi
本日の流れ
1 企業&業界概要
2 問題点分析
3 解決策提案
1 業界&企業概要
選定企業と選定理由
旅行業界
業界5位(旅行取扱高)
*2011年版 業界地図 成美堂出版
○選定理由
1 真正面から問題点を見極めたい
2 海外が関連する業界
1 業界&企業概要
企業概要
設立
売上高
従業員数
事業内容
1980年創業
3480億円
6212名
1、旅行事業
2、ホテル事業
3、テーマパーク事業
業績は至って好調です♪
http://www.his.co.jp/ir/data/past_result.html
1 業界&企業概要
企業概要
○業績好調の要因
1、ハウステンボスの好調
2、円高による海外旅行客の増加
イベントや円高など不安定な
外部要因に支えられている部分が大きい
1 業界&企業概要
業界概要
○ビジネスモデル
販売
客
販売委託費用
ホテル・航空会社
1 業界&企業概要
業界概要
○業界リスク
政治情勢
為替変動
自然災害
感染病
1 業界&企業概要
業界概要
○業界動向
インターネットの普及
店舗を持たない
ネット旅行代理店の台頭
1 業界&企業概要
業界概要
○業界動向
LCCの台頭による航空運賃の低価格化
航空会社
各航空会社からの
販売委託費の減少
1 業界&企業概要
企業概要
○強み
・ターゲット
→若者、旅行慣れしている人=低価格
・海外旅行に強い
→国外旅行取引高はトップ
2 問題点分析
課題解決の方向性
業界全体の課題
新規マーケットの開拓
既存顧客の囲い込み
・ハウステンボスなど
・顧客満足度を上げる
テーマパーク事業の強化 ・リピーターの確保
・ターゲットの拡大
・安さだけではないH.I.Sの
・インバウンド事業の強化
強みの発揮
2 問題点分析
現状の顧客満足度
既存顧客取り込み必要性①
満足度アンケート
口コミランキング
第6位
http://kuchiran.jp/life/tour.html
口コミ評判比較ランキング
第22位
http://www.nandemo-best10.com/f_leisure-dairiten/z4.html
2 問題点分析
楽天トラベルの脅威
既存顧客取り込み必要性②
http://activity.jpc-net.jp/detail/mdd/activity001005/attached.pdf
2 問題点分析
なぜ満足度が低いか
○ブランドイメージ
安い!
サービスはいまいち?
若者向け!
担当者個々の
レベルアップが必要!
2 問題点分析
輪読本第五章
~製造業とサービス業の組織~
○サービス業の新しい方向
顧客は質の高いサービスを期待する
度合いが高まっている
○大切な要素
・サービスの質とスピード
・スキルの高い社員の必要性
人材育成のための土壌はあるのか?
2 問題点分析
組織の成長
第6章 組織の規模、ライフサイクル、コントロール
大
危機:
活性化の必要
チームワークの発達
整理統合化
小企業的思考
内部システムの追加
成熟状態の継続
明確な方向性の提示
衰退
創造性
危機:
権限委譲の必要性
危機:
官僚的形式主義の
行き過ぎへの対処
の必要性
危機:
リーダーシップの必要性
小
1
起業者段階
2
共同体段階
3
公式化段階
4
精巧化段階
2 問題点分析
平林社長(2008~)
「ベンチャー型の組織を作りたい」
Travelvisionよりhttp://www.travelvision.jp/news/detail.php?id=34419
Quality Control 委員会の設立
いい旅研究室
果たして本当に
ベンチャー型組織を作れるのか?
2 問題点分析
文化の変革の必要性
輪読第7章
現状 :「ミッション重視」文化
→与えられた目標に主眼をおく
これから:「適応能力/企業家的」文化
→顧客ニーズに応えるための柔軟性
に主眼を置く
2 問題点分析
勤続年数と離職率
○勤続年数
5,6年
http://gyokai-search.com/4-ryoko-kinzoku.htm
○離職率
約12~3%
ベンチャー型組織を支える
人材が少ないのでは?
2 問題点分析
問題点まとめ
既存顧客の囲い込み
①ブランドイメージの改革
↓
②サービスの質を上げる必要性
③人材強化が必要
3 解決策の提案
3段構えの解決策
①生涯の旅のパートナーに H.I.S
②評価指標の改善×成果の見える化
③顧客満足度コンテスト
3 解決策の提案
生涯の旅のパートナーに H.I.S
効果① 既存顧客囲い込み
的確な旅行サポート・選択肢の提示
客
ネット代理店では得られない信頼
信頼を通じて、生涯旅行に
欠かせないパートナーとなる
3 解決策の提案
生涯の旅のパートナーに H.I.S
効果① 既存顧客囲い込み
Quality Control 委員会の存在
マーケット開拓に伴う幅広いラインナップ
で高付加価値なサービスを展開
ネットでは成し得ない
高付加価値なコンサルティング
3 解決策の提案
評価指標の改善×成果の見える化
効果② 離職率逓減化
目標!目標!
目標!!!!!!!!
(という名のノルマ?)
顧客満足度にフォーカスした業績評価体制に
→ 短期的目標設定ではなく
長期的目標設定を!!
3 解決策の提案
長期的目標設定とは
年間通じて顧客満足度指数での評価を行う
例)平均値+10ポイント等
1顧客期待
:ニーズを満たしたかどうか
2知覚品質
:サービスばらつきがないか
3知覚価値
:価格に比べてどうか
4顧客満足
:年間通じての満足度
5口コミ
:友人にどう話すか
6ロイヤリティー :使い続けたいかどうか
3 解決策の提案
成果の見える化とは
毎日お客さんのFB・アンケートをHPに記載
↓
目標に近づく過程の見える化
↓
お客さんにとってもサービスの質の見える化
・対応の良かった職員や店舗につい
て
・満足できたツアー
・期待してはいけないこと
・いざという時のサポート体制 など
3 解決策の提案
やりがいある職場作り
達成感が
見える
満足行く
仕事ができる
3 解決策の提案
顧客満足度コンテスト
効果③ 文化の変革
年間通じて顧客満足度を
追求するためのインセンティブ
Ex)社内公募制への優先権
特別賞与等
→対価を大きくして競争原理を働かせる
まとめ
既存顧客の囲い込み
ブランドイメージの改革
生涯の旅のパートナーにH.I.S
サービスの質を上げる必要性
評価指標の改善×成果の見える化
人材強化の必要性
コンテスト
ご清聴ありがとうございました
• 参考文献
HIS HP http://www.his.co.jp/
サービス産業生産性協議会
http://www.service-js.jp/cms/news_attach/101028_JCSI.pdf
Travel Vision
観光庁
http://www.travelvision.jp/news/detail.php?id=46721
http://www.mlit.go.jp/common/000144757.pdf
1 業界&企業概要
業界概要
○業界シェア
市場シェア(取扱高ベース)2010年度
JTB
12.5%
8%
近畿日本ツーリスト
日本旅行
7%
55%
6%
6%
5%
阪急交通社
H.I.S
JTB首都圏
その他
観光庁「平成22年度主要旅行業者旅行取扱状況年度総計」より作成