Transcript Document

1
市場調査の手順
1.
2.
3.
4.
5.
6.
問題の設定
調査方法の決定
データ収集方法の決定
データ収集の実行
データ分析と解釈
報告書の作成
2
前期試験について
•
•
•
•
日程 7月18日3限
教室 E201
範囲 前期で扱った部分
補足
– 持ち込み不可
– 一時間
3
マーケティング・リサーチ
データ収集方法の決定4
質問票の作成
一次データ収集の
基本的方法
• 観察法
– 観察票
• 質問法
– 質問票
4
5
観察票
6
前提:必要なデータの収集
– 質的充実
• 適切な質問、回答者の正確な理解
– 量的充実
• 回答者の協力
回答に要する時間
拒否率
5分以内
6-15分
16分以上
21%
41%
47%
7
質問票の作成手順
1.
2.
3.
4.
5.
6.
7.
8.
9.
探索情報の特定化
質問票のタイプやメディアの決定
各質問項目の内容の決定
各質問項目の回答形態の決定
各質問の文章の決定
質問順序の決定
質問票の体裁の決定
手順1-7の再検討
プリテスト
8
1 探索情報の特定化
•
•
•
•
リサーチ問題の明確な理解
明確な調査仮説
二次データの有無の確認
知りたいことの明確化
9
2 質問票のタイプの決定
構造化
非構造化
非偽装
代替質問固定
方式
自由回答
方式
偽装
投影法
10
2 質問票のメディアの決定
マルチメディア性
×
双 ×
方
向
性 ○
△
○
手紙
ホームページ
電子メール
テレビ
電話
面接
11
4 各質問項目の内容の決定
• この質問は本当に必要か?
• この質問は全回答者に質問する
べきか?
• 回答者は必要な情報を持ってい
るか?
• 回答者は回答してくれるか?
12
個人的な質問の場合
• 無関係な質問を混合
• カテゴリー化
– A:-19 B:20-29 C:30-39 D:40+
• 回答者への無作為割当
4 各質問項目の
回答形態の決定
• 回答者の負担を減らす為にできる
だけ構造化
• 自由回答の場合
– 適切な文章化
13
14
5 各質問の文章の決定
• 回答者の理解を助ける
– 単純で短い言葉や文章を使用
– 曖昧な言葉や文章は避ける
• バイアスを防ぐ
– ヒントを与える表現
– 誘導的な表現
15
6 質問順序の決定
• 単純で興味を引く質問を最初に
• 広範な質問から特定の質問へ
– 個人的な質問は最後に
• 時系列の質問は時代順
• トピック毎に質問をまとめる
• フローチャートの利用
16
7 質問票の体裁の決定
• 専門的に見えるように
– 綺麗な印刷
• 色つき用紙、グラフィックの利用
– 調査組織名や連絡先を最初の頁に
• 回答が容易なように
– 可能な限り枚数を少なく
• 両面コピー、冊子形式
• 質問には番号を付ける
17
8 手順1-7の再検討
• 質問の適切性・明瞭性・中立性
• 専門家のチェック
18
プリテスト
• 最初に人的インタビューでチェック
• インタビュアーのコメントに基づい
て修正
• 郵送・電話でチェック
• 仮のリサーチの実行
• 最終的な修正