学年主任の職務と役割(PPT)
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学年主任の職務と役割
茨城県教育研修センター
教職教育課
法的な位置づけ
学校教育法施行規則(第44条)
学校管理規則(第18条2)
学年主任は,校長の監督を受け,当
該学年の教育活動に関する事項に
ついて連絡調整及び指導,助言に当
たる。
学年主任の職務
経営案及び行事等の企画・立案
学校と学年,学年内の連絡・調整
学年職員の指導・助言
学年主任の職務
企画・立案する
年間計画を立て,実現に向けた運
営に対して責任をもつこと。
学年主任の職務
連絡・調整する
連絡とは,意思を相手に伝え,相手の
意識や行動の変容を期待する行為。
調整とは,より高いレベルまでことがら
を高めようとする行為。
学年主任の職務
指導・助言する
相手の立場や主張を考慮して,相
手を援助または導くこと。
学年主任の役割
学年の教育課程経営の工夫改善
と説明責任
① 教育課程とカリキュラム
教育課程 < カリキュラム
② 経営(マネジメント)
P→D→C→A→P
「教育課程」とは
学校において編成する教育課程とは,
「学校教育の目的や目標を達成するため
に,教育の内容を児童・生徒の心身の発
達に応じ,授業時数との関連において総
合的に組織した学校の教育計画である」
ということができる。
「カリキュラム」とは
教師の指導と児童・生徒の学びにかかわ
るすべての経験内容
学習指導要領,教育課程,指導計画,
教師の指導と学習活動等の顕在的なもの
だけでなく,その学校の校風や教室の雰
囲気,教師や児童生徒を取り巻く人間関
係,学校建築や学校施設などの物理的な
環境等の潜在的なものも含む。
カリキュラム・マネジメントについて
カリキュラムを改善していくために,カ
リュラムを教育課程,年間指導計画,単元,
授業レベルでとらえ,それらをつくり,動か
し,変えていくという動態的な営みである。
各レベルにおいて成果と課題を明らか
にするために,評価が重要である。
評価を起点とする
「C(評価)→A(改善)→P(編成・計画)→D(実施)」
学年主任の役割(1)
①組織を生かした学年経営
組織マネジメント
・経営目標の明確化
・現状の分析
・具体的な取組の検討
学年主任の役割(1)
②組織を生かした学年経営
カリキュラム・マネジメント
・教育課程の成果と課題の説明
教職員へ,保護者へ
・評価(C)から始める教育課程の改善
今あるものを生かす
学年主任の役割(2)
学年内外の協働態勢づくり
① 学年内 <組織マネジメント>
・学年の児童を学年の教師で
・スタッフの専門性を生かして
② 学年外
・校内の職員や保護者等との連携
学年主任の役割(3)
学級担任の成長が図れる配慮
<組織マネジメント>
① 学級担任を育てる指導・助言
② 学年主任がモデル
学年主任の役割(4)
危機管理
①
②
③
④
学年の全児童の担任
感性を磨く
適切な判断力
適切な処理
学年主任の役割(5)
学年会の運営
①
②
③
④
目的の明確化
時間の確保&厳守
議題の選定(連絡・報告と協議)
参加型の研修
カリキュラム・マネジメントを促進するための
ワークショップ(参加型の研修)の手法
ワークショップとは
元来,「職場」,「作業場」,「工房」を意味する言葉
小グループで意見交換や共同作業を行いながらすすめる参加型学習の技法
を組み合わせた,一つの目的をもった研修方法
「教える・教えられる」という関係で学ぶのではなく,学習者が積極的に
他の学習者の意見や発想から学ぶ手法
すべての人々が,それぞれ異なる知識や経験を持ち,その相互発信を通し
て学習が進められ,行動変容へ向かう
そこでの学習は,学習者一人ひとりの変容をもたらすとともに,集団での
創造的な活動にもつながるという両面性を持っている
茨城県教育研修センター ホームページ
「研修資料等」→「教職教育課」→「校内研修」を活用ください
まとめとして
「理想とする姿」を意識
・自分が理想とする学年主任の姿を,
常に意識しながら努力する。
「己の欲する所を人に施す」
・自分が学年主任にして欲しかったこ
とを,学年主任として実践する。