Transcript 日本におけるベイルイン導入の是非

藤代・矢崎・相原
～ベイルインとは～
破綻した、または破綻のおそれのあ
る金融機関に対して
公的資金注入（ベイルアウト）を用いずに
無担保・無保証の債務の
金融機関内で存続可能性の回復や
削減、エクイティ転換により
破綻処理を行うツールである。
破綻処理を行うこと
主張
主張１
モラルハザードを抑制する
主張２
公的資金注入が財政を逼迫する
主張３
債権者ニーズがある
以上３点より
我々は日本におけるベイルイン導入に賛成します
主張１
モラルハザードを
抑制する！！
主
張
１
主
張
２
主
張
３
モラルハザードを抑制する
従来
政府が公的資金を注入することで救済
モラルハザードが
銀行が発生させた損失を納税者が
過度なリスクテイクをした
負担するという矛盾が生じる
経営を行う危険性がある！！
起こってしまう！
主
張
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主
張
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主
張
３
モラルハザードを抑制する
預金保険機構の資金使用状況
ベイルイン導入
すべてを
国民が負担する
日本では
１９９０年代において
約４７兆円の
公的資金が
使われた
金融機関内に
そのうち
モラル
負担を課す
ハザード
１０兆円の
抑制に
国民の負担を
国民負担が
つながる！
軽減
確定
主張２
公的資金注入が
財政を逼迫す
る！
主
張
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主
張
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主
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３
公的資金注入が財政を逼迫する
米国の金融機関公的資金注入額
欧州を含めると
世界全体で100兆円の
公的資金が使われた
世界金融危機では
公的資金注入を
各国の財政債務が急増
含む金融部門支援
米国の公的資金注入額は
が一定の影響を
３０兆円に及んだ
与えている！
主
張
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主
張
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主
張
３
公的資金注入が財政を逼迫する
日本の公的債務残高は
今後も少子高齢化や社会保障費の増加
公的資金注入が
により日本の債務残高は増加していく
先進国の２倍以上
行われた
デフォルトした
1990年代の
ギリシャよりも大きい！
４倍以上に増加！
ベイルインを導入して
公的資金注入を減らしていくこと
は財政面からも重要！
主張３
債権者ニーズがあ
る
主
張
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主
張
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主
張
３
債権者ニーズがある
ベイルイン債の利回りは、
通常の劣後債に比べ
＋2.8%〜3.9%
低金利化において
非常に高金利！！！
主
張
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主
張
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主
張
３
債権者ニーズがある
主
張
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主
張
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主
張
３
債権者ニーズがある
欧州
ベイルイン債の
市場規模は600
億ユーロ超
米国
2014年だけで
490億ドル発行
した
ベイルイン債市場は活発であり
今後も活性化すると予想され
る！！！
主張の確認
主張１
モラルハザードを抑制する
主張２
公的資金注入が財政を逼迫する
主張３
債権者ニーズがある
以上３点より
我々は日本におけるベイルイン導入に賛成します
ご清聴
ありがとうございました。