公開ゼミナールのパワーポイント

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Transcript 公開ゼミナールのパワーポイント

現代の学食事情
学生の星!学食の未来は・・・
05w001 青木志帆
05w212 原田麻由
•学食は大きく変化している。
•このように学食が変化した背景は何があるのだろうか?
•学食の変化は経済にどのような影響があるのだろうか?
1.メニュー
神戸学院大学
ジョリポーランチ
|\600
綺麗な景色を眺めながら、おいしい料理を頂
き、優雅な時間を過ごすことができる。
パフェ \350
大阪大学
インド人が調理する本格カレーが楽しめる!!
教育ばかりを意識してきた大学の意識が変わり、
自由な発想ができるようになってきた。
追手門学院大学
南欧をイメージした4階建て!
デンマークのデザイナーがデザイン
1脚4万円~5万円の椅子が
1200脚も並べられている。
同志社大学
アマーク・ド・パラディ 寒梅館
内装・外装共に有名デザイナーに依頼したカフェレストラン!
「街中のカフェに来てるみたい」と学生にも好評。
神戸学院大学
さんちか食堂
地下の薄暗いイメージを拭い去るような暖かい配慮がされている。
昔ながらの落ち着く雰囲気をウリにする食堂。
このような変化が起こった背景
企業側にある背景
このように学食が変化した背景には企業の参入が考えられる
現在、学食に参入している主な企業
ファーストフード
マクドナルド
全国で23校、関西では桃山学院大学 等
ファーストキッチン
全国で1校、大阪産業大学
サブウェイ
全国に2校、東京大学、慶應大学
フレッシュネスバーガー
全国に1校、神戸松陰女子学院大学
牛丼屋
吉野家
全国で2校、拓殖大学、東京工科大学
松屋
全国で1校、早稲田大学
コーヒー
ドトールコーヒー
全国に1校、立正大学
学内に店舗を持つ企業は少なく、大学の付近に店舗を持つことが多い。
なぜ企業は参入したのか?
出展費用の安さ
•
学食なので、出展費用が安い
出展費用は、通常の20分の1というケースもある。
•
撤退が可能である
撤退時に他の企業に委託できる
宣伝活動のため
学生に向けて、企業をアピールできる
大学周辺の地域の人々へもアピールできる
早期の顧客づくりができる
第三章
このような変化が起こった背景
大学側にある背景
少子化による影響
生徒数の減少により、生徒獲得のため。
学食を特色とした学校作りをしようとし、
企業の知名度を利用しようとし、企業の参入が多くなった。
企業との関係を作りのため
企業と大学間の関係を作るため
企業との繋がりから生徒の就職をあっせんしようとしたため
第三章
このような変化が起こった背景
大学側にある背景
~神戸学院大学の例~
大学内に神戸ポートピアホテルのレストランがある。
ただ大学内にホテルのレストランを作っただけではなく、
大学・企業(ホテル)は多く利点を狙い、レストランを作った。
企業側の狙い
ホテルにはなかなか来る機会のない若い客に向け、
ホテルのブライダルや宿泊などの宣伝ができる
普段ホテルを使うことの多い教授や職員を、ホテルに紹介してもらえる
地元に根付いた企業であることをアピールすることができる
第三章
このような変化が起こった背景
大学側にある背景
~神戸学院大学の例~
大学側の狙い
学食を一般に開放し、普段大学に訪れる機会のない一般の住民が来るようにした
これからの大学経営において重要な「地元に密着した大学」を実践
食を目当てに多くの人が訪れることで、学食は「観光地」となる
多くの観光客が大学に訪れることで、大学の知名度をあげることができる
観光客が増え、地域経済の発展につながる
第三章
このような変化が起こった背景
大学側にある背景
~神戸学院大学の例~
大学側の狙い
神戸学院大学は新たに学食を作るにあたり、「共生」ということをテーマとした
大学
地域
観光地となり、大学の知名度が上がる
住民・企業との関係が良好となる
学食で安くホテルの
料理を楽しめる
企業、地域にもメリットがあるという、まさに「
企業
ホテルの宣伝活動
イメージアップ
」を実現化した
第四章
このような変化が起こった背景
生徒側にある背景
学食の多様化にある背景
変化が起こった要因として、生徒の学食に対する要望が大きく変化しているからだ
高級化にある背景
学生の価値観の変化
豪華になった理由「高くても良いもの」をという品質重視の価値観の変化
考えられる要因
少子化の影響が考えられる。
少子化によって、両親が子供1人にかける金額が増加している。
それによって、子供(学生)自身の持つお金が増え、
1食にかける食費も増え豪華になったのだろう。
学食が豪華になったのはこのような理由であろう
第四章
このような変化が起こった背景
生徒側にある背景
学食の多様化にある背景
多様化にある背景
学生の食に対する考えの変化が考えられる。学食、食事にかける金額も減少している。
第四章
このような変化が起こった背景
生徒側にある背景
学食の多様化にある背景
多様化にある背景
家庭からの仕送りが減少したが、学生の収入は増加している。
これは、収入の中で「奨学金」の割合が増加しているからだ。
平成8年度
その他
1%
奨学金
6%
平成16年度
アルバイト
16%
その他
4%
アルバイト
18%
家庭からの
給付
75%
奨学金
14%
家庭からの給
付
66%
家庭からの仕送りは小さな減少であるが、奨学金の割合が増加している
奨学金に依存している傾向にあるといえる
第四章
このような変化が起こった背景
生徒側にある背景
学食の多様化にある背景
多様化にある背景
支出の割合をみると、生活費の占める割合は年々減少しているが、
収支差が大きく増加している。
第四章
このような変化が起こった背景
生徒側にある背景
学食の多様化にある背景
多様化にある背景
収入差が多くある
学生はあまりお金を使わない傾向にある
食事に支払うはずの金額を趣味に回すという傾向が強くなっているのだろう
食事等に支払う金額も惜しむようになり
食事をするということは、ただ空腹を満たすだけのものになっているようである
学食は高級志向・節約志向の二極化にある
この学生の様々なニーズから、学食は多様化したのではないだろうか?
食生活が不規則になりがちなひ
とり暮らしの学生のために。
営業時間の拡大
⇒学生の食生活の充実
セルフサービス形式から
フルサービス形式へ。
⇒食堂内の混雑の防止
コンビニや駅など様々な場面
で利用されている電子マネー
の導入。
⇒スムーズな流れを確保。
コンビニやファーストフードなど
で済ましてしまう若者のために
栄養バランスを考えた食事の提供。
⇒より幅広い層の顧客を獲得
おわりに
学食はさらに私たちの想像をはるかに超えるもの
へと進化し続けるだろう。
経済は、高級と低価格の二極化にあり、食事もそ
の影響を受けている。
どちらにしても、人それぞれの考えによって選ばれ
ていくものであり
その需要にこたえる中で、学食はとても重要な位置
にある。
学食をうまく活用することで、外食産業はますます
発展するだろう。