スマートキャンパス班

Download Report

Transcript スマートキャンパス班

筑波大学 急がば回れ
~かしこい選択 Walk or Ride ~
スマートキャンパス班
指導教員 : 鈴木 勉先生
TA : 長谷川 大輔
代表 : 田野井 雄吾
副代表 : 海渡 由紀子
資料DB・統計 : 飯村 友理
印刷 : 小菅 伊織
プレゼンテーション・WEB : 柏倉 圭介
書記 : 鈴木 絵里香
渉外 : 田中 名見子
1
なぜスマート“キャンパス”を扱うのか
• 筑波大学は筑波研究学園都市の中心的施設
• あらゆる機能が集約されたキャンパスは筑波
研究学園都市の縮図
まずはエコでスマートなキャンパスを実現させ、
将来的にはつくば地域全体での展開を目指す
背景 目的 調査 考察 理想像の提案 実験 今後の方針
2
スマートキャンパスの先進事例(九州大学)
•クラウド・コンピューティングの導入
•水素エネルギーの実用化
•ICカード・システムの構築
•CO₂削減プロジェクト
http://blogs.yahoo.co.jp/canon_beginner/61114567.html
先進的な技術を開発・導入している
エコ・省資源など時代のニーズに応えようとしている
背景 目的 調査 考察 理想像の提案 実験 今後の方針
3
先進事例(東京大学)
「グリーン東大工学部プロジェクト」(2008年6月9日発足)
スマートグリッドを用いたCO₂削減プロジェクト
• 端末に各研究室の
電力消費量を可視化
(見える化)
http://wbb.forum.impressrd.jp/feature/20100222/782
背景 目的 調査 考察 理想像の提案 実験 今後の方針
4
筑波大での取り組み
見える化でおk
バイオ発電もいいかも
モニターの写真
やってますよーぐらいで。
5
筑波大学の現状
時代の変化や学生の行動に満足に
対応できていない部分が見られる
キャンパスの改善の余地がうかがえる
背景 目的 調査 考察 理想像の提案 実験 今後の方針
6
目的
筑波大学ならではの
スマートキャンパスの理想像を示す
(部分的)スマートキャンパスの実現
背景 目的 調査 考察 理想像の提案 実験 今後の方針
7
調査フロー(仮)
背景
改善案の提案
目的の設定
理想像の策定
調査
文献調査
WEB調査
先行事例調査
東京工業大学見学(予定)
課題の抽出
実験
観点の設定
分析・考察
問題の抽出
今後の提案
背景 目的 調査 考察 理想像の提案 実験 今後の方針
8
筑波大学における
取り組み・問題点
目次も
9
キャンパスリニューアル計画(2002~2014年)
マスタープラン(2011年5月改定)の概要
• 交通環境の整備とキャンパスの骨格形成
→『交通』
• 既存施設の再編とリニューアル
→『施設』
• 環境に優しくサスティナブルなキャンパス
→『エネルギー・資源』
各3枚に分けて詳細に(補足に)
主に『交通』『施設』『エネルギー・資源』の3つの観点
背景 目的 調査 考察 理想像の提案 実験 今後の方針
10
3つの観点
11
①施設
問題の写真
先進事例の写真
複数あげる
写真は一部
リニューアル計画で挙げら
れた課題も挙げる
リニューアル計画での解決
案も入れる?(補足)
背景 目的 調査 考察 理想像の提案 実験 今後の方針
12
②エネルギー・資源利用
文書類の電子化の取り組み
H20-H21では鈍化傾向
筑波大学環境報告書より作成
●スマートなエネルギー利用
Ex. 太陽光発電 電子化 端末室の利用制限 中水利用 スマート
グリッド 見える化・見せる化 便覧にQRコード
背景 目的 調査 考察 理想像の提案 実験 今後の方針
13
③交通
●スマートな交通システム
Ex. コミュニティサイクル 自転車のリサイクル 動線の最適化
バスロケーションシステム
全体的な話
背景 目的 調査 考察 理想像の提案 実験 今後の方針
14
まとめ
•先進事例と筑波大学を左右で比較
•先進事例を取り入れることでスマートキャンパスの実現を目指す
観点
筑波大
施設
先進事例
Eg。の羅列
エネルギー・資源
交通
背景 目的 調査 考察 理想像の提案 実験 今後の方針
15
自転車に入るくだりが必要
各先進事例を取り入れることで筑波だいがスマートキャンパスに近づ
くことができる
しかし、自転車の問題は筑波大特有であり、独自の解決策が必要で
ある
自転車の問題を掘り下げて考えていく
16
筑波大における自転
車に関わる問題の把
握と解決に向けた実
験
17
調査・実験フロー(仮)
背景
実験
目的の設定
ヒアリング
調査
文献調査
WEB調査
先行事例調査
東京工業大学見学(予定)
実験目的の設定
プレ調査(時間距離)
観点の設定
中間発表
問題の抽出
改善案の提案
アンケート
時間距離MAP
駐輪場MAP
理想像の策定
環境改善
啓発活動
課題の抽出
分析・考察
今後の提案
18
現在までの調査結果
 なぜそこへヒアリングにいくか
施設→管理者
学生課→利用者
 現状把握のためのヒアリング調査
Ⅰ.施設部の自転車問題に関する調査
Ⅱ.学生生活課の自転車問題に関する調査
 移動時間・経路選択に関するプレ調査
背景 目的 調査 考察 理想像の提案 実験 今後の方針
19
Ⅰ.施設部ヒアリング
2011年5月2日(月)
対応者:前島様、吉原様
 ペデの混雑解消のための方策
• ループの走行環境の整備
• ループとペデの間に駐輪場を整備
月曜1限前のペデの写真とか
ペデの歩車分離の写真とか
自転車がループを使うことでペデの混雑が解消
駐輪場の写真とか
しかしあまり利用されていない
ループ利用の促進が必要
背景 目的 調査 考察 理想像の提案 実験 今後の方針
20
Ⅱ.学生生活課ヒアリング
2011年5月11日(水)
対応者:土子様、塚本様
• 『駐輪場を増やしてほしい』『混雑をどうにかしてほしい』
という意見がクラス連絡会で毎年挙がる
• 学群棟から少し離れた駐輪場は空いている
• 学群棟前に駐輪場の増設はできない
• 駐輪マナー向上のための呼びかけも効果薄い
• 違法駐輪するのは授業に遅れそうな学生が多い
離れた駐輪場を使ってもらえるような工夫が必要
背景 目的 調査 考察 理想像の提案 実験 今後の方針
21
ヒアリング調査まとめ
並列でまとめ、
目的を出す
実験をやること、実験目的につながるようなまとめ
なぜじっけんをやるのか
22
実験の目的
ループ利用の促進
駐輪場の利用環境の改善
背景 目的 調査 考察 理想像の提案 実験 今後の方針
23
仮説
◎から・までの移動を考える。その際
仮説1 近い距離なら歩いたほうが早い?
仮説2 混雑している時間帯ならループを??
24
プレ調査の概要
• 日時:5月9日(月) 1限前、1-2限間
• 天候:晴れ
マップで説明、方法はマップで説明
• 方法:出発地点から到着地点までの所要時間
を各自がストップウォッチにて計測
• 目的:ペデストリアンデッキ上が混雑する時間
帯における移動手段別、移動経路別の所要時
間の測定
背景 目的 調査 考察 理想像の提案 実験 今後の方針
25
キャンパスマップ
平砂共用棟
3A204
外国語センター
1学書籍部
キャンパス内移動の主な
出発地点・目的地点となる
4地点を採用
仮説1ここに直接書く
マップで説明、距離もいれる
次スライド
27
プレ調査 徒歩VS自転車
徒歩のほうが
39秒速い!
3A204⇒ 1学書籍部
(約320m*)
5月9日(月)1-2限間
10時スタート
※サンプル数は共に1
1学書籍部
3A204
*距離はキョリ測(http://www.mapion.co.jp/route/)を使用
28
仮定2
29
プレ調査 ペデVSループ ①
3A204⇒ 外国語センター
5月9日(月)1-2限間 10時スタート
6分28秒
外国語センター
3A204
6分26秒
距離*
経路(サンプル数)
ペデ(2)
約700m
ループ(2)
約800m
*距離はキョリ測(http://www.mapion.co.jp/route/)を使用
30
プレ調査 ペデVSループ ②
平砂共用棟前⇒ 3A204
5月9日(月)1限前 8時25分スタート
平砂共用棟
8分20秒
8分40秒
3A204
距離*
経路(サンプル数)
ペデ(3)
約1520m
ループ(1)
約1600m
*距離はキョリ測(http://www.mapion.co.jp/route/)を使用
31
プレ調査のまとめ(補足)
• 自転車を出す・駐輪するのに時間がかかる
• 大学会館付近のループの橋の路面環境が悪い
• ペデ上の交通ルールが守られていない
• 自転車が無造作に駐輪されている
• 知らない場所に駐輪場がある
背景 目的 調査 考察 理想像の提案 実験 今後の方針
32
プレ調査の考察①
 歩行者
• 短い距離であれば自転車より速い
• 徒歩なら駐輪する煩わしさがない
どこまでなら徒歩を選択すべきか
=徒歩を選択するインセンティブがある?
 ループ
• ループは道幅が広く走りやすい
• ループ側の駐輪場は空きがある
ペデとループどちらを選択すべきか
=ループへ流れるインセンティブがある?
移動手段・経路選択の最適化
33
プレ調査の考察②
 駐輪場
• 少し離れると空きがある
• 認知されていない駐輪場がある
=こうした駐輪場を利用させる?
どこに駐輪場があるのか
中央図書館下
総合研究棟B前
『停める場所』の最適化
芸専下
※撮影日時:5月6日(金)14時半頃
34
今後の方針
 移動手段・経路選択の最適化
• 時間距離MAPの作成
• 啓発活動
• アンケート
 『停める場所』の最適化
• 駐輪場MAPの作成
• 啓発活動
• アンケート
背景 目的 調査 考察 理想像の提案 実験 今後の方針
35
参考文献
• 九州大学
(http://www06.ibm.com/ibm/jp/provision/no64/pdf/64
_interview1.pdf)
• 筑波大学の施設・環境計画
(http://www.sakura.cc.tsukuba.ac.jp/~sisetubu/tuv/00
.html)
• 筑波大学キャンパスリニューアル計画
(http://www.sakura.cc.tsukuba.ac.jp/~shisetsu/05cr.h
tml)
• つくばスチューデンツ 2010安全特集・冬号
36
ご清聴、ありがとうございました。
37
補足資料
以下補足資料
38
学生生活課ヒアリング
•
•
•
•
•
•
•
•
•
•
•
•
•
•
2011年5月11日(水)午前9時~ 駐輪環境に関する現状と取り組みを伺った
ピーク時の自転車に対して駐輪場が足りていない
学群棟から遠いところに駐輪場を作っても利用されない
朝、声かけをするがマナーが悪いのは遅れてくる学生
盗難件数は駅周辺が一番多く三分の一を占める、次にアルス、宿舎の順
自転車事故は学内のどこでも起きている(対策されているところも)
盗難被害の半分は鍵をかけている自転車
駐輪場ではないところに止めている自転車が盗まれやすい
宿舎地区では去年の3月から青色ライトと防犯カメラを設置→効果ありか
フレセミで注意喚起→全学類
盗難予防→名前を書く、ステッカーを貼る、二重ロック、ペイント?
もともと学群棟の前には駐輪させたくない
タイヤロックの駐輪場は学祭時にじゃまになる
学生数の増加が原因か、20年前は駐車場が足りなかった
39
フィールド調査
<大学会館付近ループ>
・陸橋の歩道の幅が狭い
・陸橋がガタガタしている
<三学付近駐輪場>
・駐輪スペース外に自転車が乱雑している
・ループ側の駐輪場への道がわかりにくい
・点字ブロック上に自転車が止まっている
<一学付近ペデストリアン>
・人とぶつかりそうになった
・ペデストリアンにはみだすところに駐輪していた
・自転車の出し入れ時に走行中の自転車とぶつかりそうになった
・広がって歩いている人が自転車の邪魔になった
<その他>
・ループと車道が交差するところが危ない
・自転車専用道がわかりにくい
40
<体芸棟付近ペデストリアン>
•ペデ沿いに駐輪場があるのが邪魔
<体芸棟付近ループ>
•原付がループに出てくる
<天久保池付近ペデストリアン>
•前をゆっくり並走されてスピードダウン
•対向自転車が並列運転していて、走るスペース無い
<天久保池付近ループ>
•歩道拡張工事中で、幅が狭くなる
<外国語センター付近ループ>
•バス待ちの人が広まって並んでいる
<大学会館付近ペデストリアン>
•下り坂による加速、上り坂きつい
•横断したい歩行者が渡れない、危険
41
プレ調査-自転車と徒歩の比較3A204→1学書籍部
5月6日(金)
5月9日(月)
13:30 3A204をスタート
10:00 3A204をスタート
徒歩
5′24″
5′31″
5′42″
平均 5′32″
自転車
4′20″
4′58″
4′50″
平均 4′42″
自転車が50秒速い
徒歩
4′24″
自転車
5′03″
徒歩が39秒速い
月曜1-2限間は
総合科目あり!!
背景 目的 調査 考察 理想像の提案 実験 今後の方針
42
ペデとループの比較①
3A204→外国語センター
5月6日(金)
5月9日(月)
15:15 3A204をスタート
10:00 3A204をスタート
ペデ
5′45″
5′50″
平均 5′47″
ループ
6′46″
6′55″
平均 6′50″
ペデが63秒速い
ペデ
6′14″
6′38″
平均 6′26″
ループ
6′38″
6′17″
平均 6′28″
ペデが2秒速い
43
ペデとループの比較②
3A204→平砂共用棟前
5月6日(金)
15:15 3A204をスタート
ペデ
7′58″
9′16″
平均 8′17″
ループ
9′07″
9′34″
平均 9′20″
ペデが63秒速い
44
ペデとループの比較③
平砂共用棟前→3A204
5月9日(月)
8:25 平砂共用棟前をスタート
ペデ
8′15″
8′05″
9′41″
平均 8′40″
ループ
8′20″
ループが20秒速い
45
⑤教育制度
•出席管理
•学期制
●スマートな教育制度
Ex. ICによる出席管理 シラバスのweb化
サマー(ウィンター)タイム制度
背景 目的 調査 考察 理想像の提案 実験 今後の方針
46
先進事例(九州大学)
•最先端技術を活用したキャンパスづくりを推進
1.クラウド・コンピューティングの導入
→社会情報インフラとしての新しい情報システムの在り方を探るため
取り組みとして注目を集めている
日本IBMのサポート
学生も実地教育の一環として参加
2.エネルギー研究(水素エネルギーの研究)
3.新しいICカードの研究
→1枚のICカードを身分証、カードキー、図書館利用、電子マネーなど
、多目的に活用
4.CO2の排出状況の見える化→13~15%のCO2削減可能性
背景 目的 調査 考察 理想像の提案 実験 今後の方針
47
道路・歩道構成図
補足資料。
改訂リニューアルキャンパス
土地利用計画の「道路・歩道構成図」を載せる。
48
先進事例(シクロシティとやま)
会員制の自転車共同利用システム
• 24時間利用可能
• 15カ所のステーションと150台の自転車
• ICを利用した貸し出し
• ステーションは駅や公共施設
の近くに設置
• 使用後はどのステーションに
返却してもよい
http://greenz.jp/2010/02/24/cyclocity_toyam/
背景 目的 調査 考察 理想像の提案 実験 今後の方針
49
先進事例(大阪教育大学)
• 国立大学でトップレベルの規模と発電電力の
太陽光発電システム
• 太陽光電池容量は約200kW、年間発電電力
量は約21.5万kWh
• キャンパスの1年間の電力
量の3.3%を占める
• 二酸化炭素(CO2)削減効
果が年間約6.8万㎏、森林
面積換算だと約19万㎡
(http://osaka-kyoiku.ac.jp/university/kikaku/topics/2010_04_06/201004_01.html)
(環境報告書2010http://osaka-kyoiku.ac.jp/_file/kikaku/houteikokai/h22kankyo.pdf)
50
④安心・安全
自転車盗難のうち約半数は
•筑波大学生が被害にあった窃盗事件
(H.22)
鍵のかけ忘れによるもの!
1
25 15
自転車盗
28
オートバイ盗
車上狙い
30
53
239
非侵入盗
侵入盗
自動車盗
その他
(学生生活課のヒアリングより)
●スマートな防犯・安全対策
Ex. IC駐輪場 セキュリティキーのICカード化
街灯にセンサー機能搭載 自転車利用登録義務化
背景 目的 調査 考察 理想像の提案 実験 今後の方針
51