工学的な見地での音

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工学的な見地での音
T18E026 永井秀和
T20E002 唐川春樹
T18E018 高橋直也
T18E023 寺脇慎一郎
今回の目的
 音の要素について調べる。
環境と使用器具
室温21℃
中丸研所持アコースティックギター
杉本研所持オシロスコープ、マイクロホン
音の要素
音の要素にはさまざまなものがある
・ 音高
・ 音量
・ 音色
・ リズム
・ 音源の方向
音高
知覚される音の高さ、もしくは基本周波数の
高さのこと
6弦開放弦(E)をフーリエ変換
 6弦の開放弦はおよそ
82.4Hzと言われていますが
スペクトラム的には
1オクターブ高い164Hz
あたりの成分が多く出力
されました。
5弦開放弦(A)をフーリエ変換
 5弦開放弦は110Hzですが、
成分が最も含まれているのは
90Hzあたりでした。
4弦開放弦(D)をフーリエ変換
 4弦開放弦は147Hz
ですが、やはり若干
低い値となりました。
3弦開放弦(G)のフーリエ変換
 3弦開放弦は196Hzです。
これは誤差の範囲内に
収まったのではないの
でしょうか?
2弦開放弦(B)のフーリエ変換
 2弦開放弦は247Hzです。
これも誤差の範囲です。
1弦開放弦(E)をフーリエ変換
 1弦開放弦は330Hzです。
しかしスペクトラム的には
1オクターブ高い660Hz
あたりの成分が多く
出力されました。
知覚される音高の差異
この二つは必ずしも一致しない
な
ぜ
な
ら
・人が感じる音高は音の大きさや音域そして音色による差異
・聴覚の錯覚による差異
音量
 一弦ずつ弾いた場合の音量レベル
音の強さ
 ほぼ同じ強さで弦を弾いているはずなのに、
音量レベルに差が発生する。これは、ギ
ターの胴の部分、共鳴胴によるもので、共
鳴する周波数が限られるため、増幅される
周波数帯も限定される。
 G3~A3まで。
音色
 波形の違いによるさまざまな音の聞こえ方
の違い
 各周波数成分のうち、最も周波数の低いも
のを基音、それ以外を上音と呼ぶ
 上音の構成の違いが、音色の違いである
楽器による音色の違い
ギター
ピアノ
今後の方針
 他の様々な楽器を使い音の成分を調べる
 ミッシングファンダメンタルについて深く実験
してみる。