Transcript 講義資料
教科書 p.138
原子半径・イオン半径
原子半径
イオン半径
教科書 p.139
周期表と原子半径
周
期
族
e-
原子半径小
e-
+1
+7
e原
子
半
径
大
+1
周期が下
→最外殻電子は
核から遠い
→原子半径大
族が右
→核の電荷が大
→核と電子の引力大
→電子が核に強く
引っ張られる
→原子半径小
教科書 p.139
イオン化エネルギー
原子+エネルギー
原子から電子を取り去るのに
必要な最小なエネルギー
陽イオン+電子
イオン化エネルギーが小さいほどイオン化しやすい
周期表とイオン化エネル
ギー
周
期
族
e-
教科書 p.140
イオン化エネルギー大
e-
+1
イ
オ
ン
化
エ
ネ
ル
ギ
ー
小
+7
e-
+1
周期が下
→最外殻電子は
核から遠い
→核の引力弱い
→イオン化
エネルギー小
族が右
→核の電荷が大
→核と電子の引力大
→イオン化
エネルギー大
教科書 p.142
1族元素, 2族元素
→イオン化エネルギー小→電子を放出して陽イオンになりやすい
1族元素は電子を1個放出して
18族元素と同じ電子配置になりやすい
2族元素は電子を2個放出して
18族元素と同じ電子配置になりやすい
例 Na 1s22s22p63s1→M殻の電子1個を放出したNa+イオンは,
Ne 1s22s22p6と同じ電子配置になる
教科書 p.141
電子親和力
原子+電子
原子に電子を取り入れた時
発生するエネルギー
陰イオン+エネルギー
電子親和力が大きいほど,電子をひきつけやすい
周期表と電子親和力(電気陰性
度)
周
期
族
e-
電子親和力大
e-
+1
電
子
親
和
力
小
+7
e-
+1
教科書 p.141
周期が下
→最外殻電子は
核から遠い
→核の引力弱い
→電子親和力小
族が右
→核の電荷が大
→核と電子の引力大
→電子親和力大
16族元素, 17族元素
→電子親和力大→電子を取り込んで陰イオンになりやすい
16族元素は電子を2個獲得して
18族元素と同じ電子配置になりやすい
17族元素は電子を1個獲得して
18族元素と同じ電子配置になりやすい
例 S 1s22s22p63s23p4→M殻に2個電子を獲得したS2-イオンは,
Ar 1s22s22p63s23p6と同じ電子配置になる
電
子
親
和
力
物質量
数が多いもの:その数ではあつかいにくい
集団で考える
例えば:ダース
• 原子:軽い 1個1個あつかいにくい数字
• 原子・分子の場合
12C
教科書 p.165
原子量12
→12 gの中に含まれる原子の数
この中に何個くらいの原子が含まれている?
-24
23
12 g÷19.9265×10
g=6.02×10
アボガドロ数
物質量:
アボガドロ数個の粒子の集団
23
6.02×10
(/mol)
アボガドロ定数
1 mol
粒子の数と物質量の関係
粒子の数
物質量 (mol) =
アボガドロ定数 (/mol)
例題
CO2 1.50 molには二酸化炭素分子が何個含まれている?
23 (/mol)=9.03×1023
1.50
(mol)×6.02×10
式
23
答え 9.03×10 個
物質量と質量
相対質量 12C=12
アボガドロ数個集まる
12 g
1 mol
原子量、分子量、式量 (g) の物質
1 mol
1 molあたりの質量:モル質量 (g/mol)
物質量 (mol)=
質量 (g)
モル質量 (g/mol)
例題 • 水 54 gの物質量は何molか
水の分子式 H2O
水の分子量
1.0×2+16=18
54 g
= 3.0 mol
18 g/mol
気体の体積と物質量
• アボガドロの法則
同温・同圧・同体積の気体は気体の種類に関
係なく同じ個数の分子を含む
1 molの気体
0 ℃、1 atmでは22.4 lの体積を占める
標準状態
物質量のまとめ
物質量 (mol)=
質量 (g)
モル質量 (g/mol)