障害児教育の実際

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特別支援教育
• 障害のある幼児児童生徒の自立や社会参
加に向けた主体的な取組を支援するという
視点に立ち,児童生徒一人一人の教育的二
一ズを把握し,その持てる力を高め,生活や
学習上の困難を改善又は克服するため,適
切な指導や必要な支援を行うものである。
(「特別支援教育を推進するための制度の在り
方について」平成17年12月8日 中央教育審
議会)
特殊教育
・盲,聾,養護学校
・特殊学級
・障害の種類や程度に応じて
特別支援教育
・特別支援学校
・特別支援学級
・特別支援教室
・通常学級
・教育的ニーズに応じて
すべての障害のある生徒へ
・障害の多様化,重度,重複化
・特別のニーズのある子どもについて適切に対応
・LD(学習障害),
ADHD(注意欠陥/多動性障害),
高機能自閉症等の児童生徒への対応
特別支援教育
○ すべての障害のある生徒へ支援
○ 通常学級に在籍して特別支援教室に通級を
○ 「個別の教育支援計画」をもとに,
児童生徒の教育的ニーズに応じて
生活支援や学習支援を
○ 特別支援教室
○ 特別支援教育コーディネーター
○ 校内委員会
これまでの経緯
① 障害者基本計画(平成14年12月24日閣議決定)
特別のニーズのある子どもについて適切に対応
② 重点施策実施5か年計画(同上)
相談支援体制の整備 ,個別の支援計画
③ 今後の特別支援教育の在り方について(平成15年3月28日特別支援教育の在り方に関
する調査研究協力者会議)
障害の多様化,重度・重複化,LD/ADHD等への対応,特別支援教育,個別の教育支
援計画,特別支援教育コーディネーター ,盲・聾・養護学校から特別支援学校へ ,特殊学
級から特別支援教室へ,専門性の強化
④ 小・中学校におけるLD(学習障害),ADHD(注意欠陥/多動性障害),高機能自閉症
の児童生徒への教育支援体制の整備のためのガイドライン (平成16年1月30日,文部科
学省)
⑤ 特別支援教育を推進するための制度の在り方について(平成16年12月1日中央教育審
議会中間報告)
盲・聾・養護学校制度の見直し,小・中学校における制度的見直し
⑥ 発達障害者支援法(平成17年4月1日施行)
学校教育における発達障害者への支援,発達障害者支援センター
⑦ 特別支援教育を推進するための制度の在り方について(平成17年12月8日中央教育審
議会最終報告)
制度的見直しの検討,特別支援教室の3つのタイプ
⑧ 学校教育法等の一部を改正する法律(平成18年6月21日公布)
特別支援学校,特別支援教育
特別支援教育の本質にかかわるキーワード
□一人一人に応じて
一人一人の教育的ニーズに応じた支援が特別支援教育の
核となるものであり,そのための手だての一つとして作成
するものが個別の指導計画である。
□自立と社会参加
それぞれの将来の自立し社会参加した姿を念頭に,支援
を行うことが大切である。
□適切な指導及び必要な支援
一人一人の教育的ニーズにあった指導と支援がなされて
いるかが重要である。
□実態把握
一人一人の障害,適性,状態像等の実態をきちんと把握
し,それを個別の指導計画や単元・題材の設定,支援等に
生かすことが大切である。
一見困った行動にも,必ず意味がある
○ 生徒理解 → 支援
○ 生徒理解の方法
・行動観察
・障害の特徴及び特性から
・諸検査
(例 WISC-Ⅲ)