などでの活用 自立した社会人になるには

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Transcript などでの活用 自立した社会人になるには

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1.ローン・クレジットの仕組み
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2. .ライフプランとローン・クレジットの活用
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3.多重債務問題とその対策
スライド11~16
4.まとめ
スライド17~18
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1.ローン・クレジットの仕組み
①ローン・クレジットと
収入・支出の関係
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②ローンの仕組みと役割
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③クレジットとは
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④クレジットカードの
仕組みと機能
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スライド 3
1-①ローン・クレジットと収入・支出の関係
給与などの収入や
貯蓄でも足りない
場合には、ローンや
クレジットなどの
借入れで対応する
ことができる。
⇒貯蓄もローン・クレジットも現在と将来の収支のバランスを
調整する役割を果たす。
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1-②ローンの仕組みと役割
ローン・・・銀行などからお金を借りて、後から少しずつ
返済する約束のこと。
●将来の収入から返済していく。
●金利(利息・利子)がかかるため、
借りたお金よりも多く返済する。
<主なローンの種類>
使いみちを限定したローン
自動車ローン、教育ローン、住宅ローン
使いみちが自由なローン
カードローン(キャッシング)
●住宅などの高額なものを購入するときに、貯めたお金を頭金にして
ローンを利用して購入することで、全額貯めてから買うよりも早く家を
手に入れることができる。
●子どもの成長に合わせて必要な時期が決まる教育費用は、思いどおり
に貯められるとは限らないが、ローンを利用することで対応できる。
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1-③クレジットとは
クレジット・・・先に商品を買ったり、サービスを受けたり
して、その代金を後で支払う約束のこと。
●クレジットの利用代金は、クレジット会社が立て替えてお店に支払う。
●利用者は、支払いを後にすることができる。
●分割払いやリボルビング払いには、ふつう手数料がかかる。
クレジットカード
利用限度額の範囲内ならいつでも何回でも
利用できる方式
個別方式
利用するたびに契約書を取り交わす方式
(自動車の購入など)
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1-④クレジットカードの仕組みと機能
<クレジットカードの仕組み>
三者間契約
クレジットは、購入者、加盟店、
クレジット会社の三者による契約。
購入者は、加盟店にはサインをし、
クレジット会社にお金を支払う。
<クレジットカードの機能>
●支払機能
●借入機能
●ID機能
●その他の機能
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2.ライフプランにおけるローン・クレジットの活用
①多額の資金が必要なとき
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②ライフプランと資金計画
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③家計管理のポイント
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2-①多額の資金が必要なとき
人生において多額な資金が必要な
ライフイベント(人生の途中に訪れるさまざまなできごと)の例
●起業
●結婚
●子どもの誕生や進学
●老後の生活
●高額な買い物(住宅、車など)
●計画的な貯蓄や借入の検討が必要。
●必要な資金が足りないときは、ローンやクレジットなどの
借入れで対応することが考えられる。
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2-②ライフプランと資金計画
■多くの人に共通する「人生の三大資金」
●住宅資金・・・家を買う、借りる場合の資金。買う場合は、お金を貯めてから買う、
お金を借りて買ってから返すという方法がある。
●教育資金・・・子どもの学校などの教育費。
子どもの人数や進学先が公立か私立かなどによって必要な金額は異なる。
●老後資金・・・退職後は、年金などが収入の中心になるが、
年金だけでは不足する場合に備えた、事前の準備が大切。
⇒ライフプランには、三大資金を組み入れて考えよう。
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2-③家計管理のポイント
●長期的なライフプランをもとに日々の家計管理を行う。
●家計は収入と支出で成り立っている。
●収入から税金や社会保険料などの非消費支出を差し引いたものを
可処分所得(手取り収入)という。
●実際に使うことができる可処分所得の範囲で支出と貯蓄を計画する。
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3.多重債務問題とその対策
①ローン・クレジットの利用
の際の留意点
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②多重債務
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③総量規制
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④債務整理と自己破産
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⑤多重債務に陥らないため
の心構え
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3-①ローン・クレジット利用の際の留意点
ローンやクレジットを利用するときは、
●本当に必要かどうかをよく考え、
借り過ぎや使い過ぎのないようにする。
●無理のない返済計画を立てる。
● 「借金返済のための借金」は絶対にしない。
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3-②多重債務
借金を借金で返済すると、もとの元金よりも利息分
多く借りることになるため、返済総額が膨らんでいく。
借金を借金で返済すると・・・
借入金額が多くなっていくと、
「信用」が低下し、高い金利で
少しの金額しか借りられなく
なっていき、複数の業者から
借りざるを得なくなる。
多重債務
複数の業者からお金を借り、返済が困難になっている状況
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3-③総量規制
平成22年6月 改正貸金業法 全面施行
⇒返済能力を超える過剰な借入を防ぎ、消費者を守る。
● 借り手の借入金額が1社から50万円、または他社からも含む
借入残高の合計が100万円を超える貸付になる場合には、
貸金業者は借り手の年収等を書類で確認する義務がある。
● 住宅ローン等を除く借入残高が年収の1/3を超えるなどの
貸付を行うことは禁止されている。
● 個人向けの貸付情報は、原則として、指定信用情報機関に
登録される。貸金業者は、指定信用情報機関に情報を確認し、
必要に応じて返済能力を調査する義務がある。
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3-④債務整理と自己破産
多重債務のように、どのように努力しても返済できない状況に
なったら、何らかの形で借入金(債務)を整理する必要がある。
債務整理の種類
●任意整理
●特定調停
●個人再生手続き
●自己破産
自己破産後は
●一定の就業・資格に制限(証券会社の外務員・生命保険の募集人など)
●ローンやクレジットカードの利用が困難になる。
借金の返済が困難になったら、まずは専門機関に相談する。
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3-⑤多重債務に陥らないための心構え
●返済のための借入はしない。
●借入は、自分の収入・生活にあった無理のない返済計画で行う。
●返済が困難になったら、まずは専門機関に相談する。
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4.まとめ
①社会人にとっての「信用」
の大切さ
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スライド 18
4-①社会人にとっての「信用」の大切さ
自立した生活には、収入に応じた家計管理が重要。
ローンやクレジットの利用が必要になることもある。
ローン・クレジットの利用の申し込みがあると、
銀行やクレジット会社は、個人信用情報機関を通じて、
申込者の信用状態(借入れや返済の状況)を調査する。
ローンやクレジットの利用には「信用」が必要。