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The 30 Years with HBR
90年代
組織学習とビジネスモデルの時代
P.60
「学習し続ける組織」を目指して

90年代のマネジメント研究
『学習』にまつわるものが主流
続き・・・
90年代 Peter M. Senge
「最強組織の法則」がベストセラーに・・・

『学習する組織』というコンセプトが注目される。
学習する組織
単に学ぶという意味だけではなく・・
継続的な能力開発
自己変革を促す
組織学習

Chris Argeris
組織行動学の先駆的な研究者。94年『学習する組織のブレークス
ルー』を発表し、マッキンゼー賞を受賞

『Loop Learning in Organizations』
シングル・ループ学習(モデルⅠ)
ダブル・ループ学習(モデルⅡ)
シングル・ループ学習の傾向

保身

自己変革への拒否

個人の目標を設定する
可能な限り自制する
否定的な感情はその心中にしまっておく
コンセンサスを重視するがゆえ、学習が
限定的となる。
ダブル・ループ学習の傾向


自由闊達な議論を奨励する
変化を歓迎する
他者に学ぶ
対人関係力
コミュニケーション能力
内省的にフィードバック
自己防衛メカニズムの働き
P.61 RBVの台頭


ストラテジック・インテント(89年)
コア競争力の発見と開発(90年)
Gary Hamel & C.K. Prahalad
『コア・コンピタンス経営』の著者

内部資源を有効活用する
コア・インピタンス

他社には模倣が難しい自社固有の価値を
顧客に提供しうる中核的な組織能力
90年代の経営者はいかに企業を成長させ
るかで評価される
評価の三要素


『コア・コンピタンスを実現する経営資源再評価』
(95年) David J. Collis & Cynthia A. Montgomery著
企業間の経営力の差異



希少性
専有可能性
顧客ニーズの充足性
P.62 顧客を再発見する
90年代 『顧客回帰の時代』

消費者の4つの権利
(ジョン・F・ケネディ大統領が提唱)




安全である権利
知る権利
選択する権利
意見が反映される権利
コンシューマーリズム
(消費者主義)の台頭
良循環ループ
サービス・プロフィット・チェーン
従業員満足度を
高める
ロイヤルティ
リピートオーダーの
生産性の引き上げ
反復的な高まり
顧客サービスの質 UP
ロイヤルティの獲得
ハイテク・ハイタッチ
ハイテク
→顧客情報のデータベース化
 ハイタッチ
→顧客接点を預かる社員による質の高い
サービス

顧客データこそサービス向上のカギ
P.64 ITの衝撃
92年 Charles Handy
『3つのI』
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

Information(情報)
Intelligence(知性)
Idea(アイディア)
どのように生かすかがマネジメントの重要
な役割となる
ITの衝撃 つづき・・
『ナビゲーションを制する者がeコマースを制す』
99年 Philip Evans
ITによって・・・





取引コストが激減
外部プレーヤーと結びつくことも可能
より効果的な再設計が可能
水平分業
バーチャル・コーポレーション
情報(リッチネス)とその範囲(リース)のトレード・オフを解消
ITの衝撃
続き・・
内部化された企業組織
1.
顧客リレーションシップ業務
2.
イノベーション業務
3.
インフラ管理業務
内部化する必要がなくなる。
ITの衝撃 続き・・・
取引コスト低下
が目的の
内部組織化
ITによって
外部化が
実現
コア機能に
特化
専門性の高い
企業と
バーチャル連
携できる
競争力のある
ビジネスモデル構築
ができる