グローバル時代の日本経済A -職業選択の視点から-

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Transcript グローバル時代の日本経済A -職業選択の視点から-

□「校種間接続」を考える①-「キャリア教育」の見取り図
学習・自立のためのキーワード
生きる
働く
よりよく「生きる」「学ぶ」「働く」ための3宝
夢・目標
学ぶ
行動
キャリア教育の本質
学習・自立の支援
能力
課題・問題解決思考・行動
=キャリアマネジメント
夢・目標
あるべき姿
自ら学び考える力
文章力
思考力
知
現状
(県教委)3つの基礎・基本
知=自ら学び考える力=確かな学力
徳=夢や希望を持つ豊かな心
体=活力ある生活基盤=健やかな体
基礎基本を徹底するための
①ことばの教育 ⇒思考力・表現力
②キャリア教育 ③食育
体
ことば
徳
豊かな心
健やかな体
人間関係力
技能・技能
専門性 対面コミュニケーション力
平成26年1月 安田女子大学 田中秀利
(参1)安田女子大学の教育目的とキャリア教育
文部科学省大学設置基準のひとつ-社会的・職業的自立(平成22年3月)
社会や企業の期待
-働き方のビジョン/コミュニケーション能力
文部科学省「社会的・職業的自立に関する職業指導等(キャリアガイダンス)」(平成23年度)
「職業を通じて社会とどのように関わっていくのか、明確な課題意識と具体的な目標を持ち、
それを実現するための能力を身につけること」
安田女子大学の教育目的
専門学術の教授研究 知的,道徳的及び応用能力の展開
「幅広い職業人/専門職業人」
教育課程・教育方法の明示
□学科の目的・特色 □学びのステップ □各学科のキャリア教育
共通教育科目/教養科目・基礎科目・キャリア科目
トータ ルなラ イフ・ワークスタ イル
社会的・職業的自立
定年後の生き方
ポスト子育て
出産・母
結婚・妻
職業人
就職
ラ イフサイクルの木
大学時代・学習と 自立・アイデンティティ形成
□キャリアデザインⅠ-シラバス-到達目標(観点別行動目標)
(1)学園訓「柔しく剛く」を胸におき、その感性や生きる力を向ける夢や目標を語ることができる。
(2)職業人としての夢や目標実現のために、具体的な進路や職業についてのイメージを描く。
(3)「コミュニケーション能力(書く・話す-その基礎となる論理的思考力)」を高める。
特に、毎回学習記録を書くことを通して、学び消化したことを自己表現する力をつける。
(4)終了時、「社会的・職業的自立」のビジョンを描き、卒業までの「課題と行動計画」をつくる。
-次代を担う学生のみなさんへ-
2013.3. キャリアセンター長 田中秀利
キャリアを考えることは、生き方・働き方を考えること。「キャリアデザイン」とは、生き方・働き方を考え、
自己を再構成し、表現すること。「社会的・職業的自立」をめざした「キャリアマネジメント」へ。
□「校種間接続」を考える②-シンプルに-「通し柱」の考え方
夢・目標
生きる
行動
初頭教育
能力
中等教育
働く
初頭教育
学ぶ
中等教育
知育
高等教育
社会
教育/人生の通し柱
高等教育
社会
体育
各校の教育目標・教育方針・校訓は
共通の通し柱からなっている。
成熟度に応じた表現方法がある。
初頭教育
徳育
中等教育
高等教育
社会
平成26年1月 安田女子大学 田中秀利
(参2)キャリア教育の本質-教育目標・教育方針・校訓の中にある
広島で学んで良かったと思える日本一の教育県の創造
子どもたちには,すべてのベースとなる学力・体力をはじめ,自立心や主体性,広い視野を身に付
け,グローバル社会を生き,将来の広島県を支える人材に育ってほしいと願っています。
そのためには,子どもたちが「なりたい姿」や「やりたいこと」を自ら描き,実現に向けた目標や方法
も自ら考え,果敢に挑戦していく態度を育てていくことが大切だと考えます。
子どもたちが将来,今,自分があるのは, 「あの学校,あの先生のおかげだ。広島で学んで良
かった。」と思えるよう広島県教育委員会は,全力で挑戦していきます。
M小学校学校教育目標
「自他を尊び、夢を育み、挑み続ける児童の育成」
〔校訓 世のために心とからだを鍛えよう〕
各校の教育目標・教育方針・校訓は
キャリア教育の本質そのもの!
H中・高等学校教育方針
1.「教育基本法」ならびに「学校教育法」が定めているところに従って,国家社会の有為な形成者に
必要な資質を啓培する。
・平和的,民主的,文化的人間を育成する。
・個人的資質を最大限に伸長する。
2.本校の伝統的教育精神である全人教育を基盤にし,知育,美育,体育の調和を図って, 個人
的,社会的特性の向上に努める。
各校の方針・校訓は、
主に、目標に向かう手段・方法論。
H中学校校訓
1.真剣な学習 2.信愛の精神 3.強健な身体
H高等学校
1.創造を旨とし、気魄と情熱に燃えよ 2.一意専心、学道に精励せよ
3.明朗闊達、品位ある学徒たれ
□「校種間接続」を考える③-時間・空間を広げる場面づくり・質問力
どのくらいの時間的
-今日は何をしようか?
ものさしを持っているか?
-明日はどうしようかな?
予定表を持っているか?
-来週は何をする?
-来学期は?
-来年は?○○生になったら?
-卒業したら?
-どう社会とつながる?
教員が生きる
時空間は?
日々の教育場面を生かした、
成熟度に応じた質問!
地域-日本-世界
学校-地域
家庭-学校
どのくらいの空間的広がりに生きているか。
空間的広がり(家庭-学校-広島-中国地方-日本-世界)
キャリア思考/課題・問題解決思考を育む質問
“あなたは、誰?どういう人間?”
“あなたは、どうなりたいの?どこへ行こうとしているの?
“どうしたら実現できるの?どうすればそこへ行けるの?”
米国における Career Education
“ Who are you? ”
“ Where are you going? ”
5 ”
“ How can you go there?
平成26年1月 安田女子大学 田中秀利
(参3)題材例:「瀬戸田レモン大使になろう-レモン検定」
時間や空間を拡大しながら、最後は各自の気づきに結びつける。
図工・美術
レモンを描く
レモン園を描く
個人
国語
レモン発表会
理科・生物
「レモンと私」物語
小説の中のレモン
レモンを植える・育てる
レモンを調べる・観察する ⇒語れるテーマを持つ
レモンの機能を活かす
レモンの体験
いい香り・リラックス感 レモンの一生・人間の一生
爽快感・いい気持ち
お茶
クエン酸-すっぱさ
パン・菓子の材料
保健・体育
レモン風呂
家庭
芳香
学ぶために・・
・地域密着型
・徹底して達成感を
社会
レモン喫茶開店
レモン園見学・生産体験
世界のレモン経済
レモンと歴史
(参4)「キャリア教育」について-広島県教育委員会
「夢をはぐくみ、在り方生き方を考えさせるキャリア教育の推進
-幼児児童生徒一人一人の自己実現をめざして-」 -広島県教委の冊子より
キャリア教育・・・
「幼児児童生徒一人一人がその発達課題の達成を通して、将来、社会人・職業人として
自立していくために必要な意欲・態度や能力を身につけることをねらいとして行われる
教育活動の総体」
キャリア教育のねらい・・・
-幼児児童生徒一人一人のキャリア発達を支援する
-「働くこと」への関心・意欲を高め、学習意欲の向上を図る
-職業人・社会人としての必要な資質や能力を高める
-働くことの意義を理解させ、自立意識をはぐくみ、豊かな人間性を育成する
キャリア教育の進め方・・・
-組織的・計画的に
教育課程・諸活動・学校教育活動全体
-系統的・発展的に
発達段階・到達目標
-個に応じて
一人一人のキャリア発達・個人差
-連携・協力して
家庭・地域社会・企業・関係機関等の資源活用
-実践的・体験的な活動を通して 多面的展開・現実的理解
(参5)キャリア教育/キャリア支援の俯瞰(発言のベースにあること)
平成26年1月 安田女子大学キャリアセンター 田中秀利作成
(注)図表の年度は平成
平成11~18
所属
広島大学
主要業務
19
20
21
22
23
24
25
26
安田女子大学キャリアセンター
キャリア科目運営/キャリア支援統括
06社会と大学の接続(生き方支援)
関心
大学と小・中・高校との接続
県教委(小・中・高等学校におけるキャリア教育)
女子学生のキャリア支援
主体的進路・職業の選択、
生き甲斐・自己実現の支援
平成06(50歳) 11(55歳) 18(63歳)
25(70歳)