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knoppix + e-learning、その心は、自立学習
平成20年1月23日
帝塚山学院泉ヶ丘中高等学校
英語科
辻 陽一
http://www.yoichit.com
OSPに応募するまで
対象生徒:
科目・単位数:
高等学校一年生38名
英I
4単位
1 下位生徒のやる気を引き出すには
(1) 英語を英語で教える
(2) e-learningで変化を持たせる
2 ニュートン社のtoeic-bridgeシステムに出会う
→ 5月中旬 – 7月中旬、二ヶ月間の試用
3 音声出力するtoeic-bridge、全員が使えないと判明
→ 軽いOSのknoppixだと使える?
4 苦労してインストールしたJAVAが使えない
→ あきらめかけた時、OSP募集を知る
OSP参加の理由
knoppixで全員がtoeic-bridgeを使えるようになるか
1 結果
windowsより軽いが全員は無理と判明
2 対策
用
toeic-bridgeをやめ、教科書準拠のvocaking利
clientベースのvocakingは無音声、全員利用可
3 サポート企業による回線チェック
三度にわたるチェックで、問題は複合的か
回線速度+ルータに問題がありそう
サポート内容(1)
1 本校のネットワーク環境の点検
2 基本CDのカスタマイズ
JAVA、Squeak、ftpの組込み
音声出力設定
3 メールによるサポート
ストリーミングビデオの取り込みソフト
音声出力の方法
サポート内容(2)

4回にわたる現地サポート





ネットワーク構成図のチェック
授業の再現(e-learning)と回線への負荷
高性能ルーターに切替え
スイッチングハブとe-learningチェック
結論



本校の環境の問題は複合的か
e-learningシステムがknoppixと相性が悪いのか
本事例はknoppixに切替え時に起こりえる問題例か
OSP参加で、できたこと
1 本校のLAN教室で音声e-learningは不可と判明
2 ニュートン社の継続支援
toeic-bridge
同模擬テスト版
clientベースのvocaking
ウェブベースのvocaking
3 e-learningに対する生徒の評価
3分の2がポジティブな評価
e-learningで成績が上がった生徒の例
4 軽いOS、knoppixについての理解
生徒の評価
e- l ear ni ng usef ul ?
非常に
非常に
ver y much so
かなり
ver y
yes
not much
not at al l
まあまあ
7月実施
まあまあ
12月実施
アンケートと成績で見た生徒の例
1 5月の中レベルからトップへ右肩曲線
2 アンケートの回答内容
e-learningを学校&自宅で利用(半数程度)
月額使用料がコインの範囲でならOK (5名)
e-learningは「大変役に立つ」
(2名
)
「英語の学習意欲がわいた」
(1名)
今後e-learningは「おもしろいから」普及(1名)
「面白い」→「意欲」→「成績向上」
あとはe-learning任せの授業
1
plan
do
see
=
=
e-learningシステム
=
生徒
先生
e-learningシステムがたてた計画(plan)
生徒がして(do)
先生は、見ておくだけ(see)!!
今後の課題
1 環境面の整備
knoppix + e-learningの相性チェック
(OS・ブラウザ・プラグイン・アプリ)
2 本校のネットワーク環境の高度化
3 成果を出して校内のコンセンサスを得る