資本主義の精神(従属変数)

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第6章 全体像をどうつかむか
―質的方法を求めてー

07210271 小関 陽香
07210277 鈴木 彩夏


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ヴェーバーの方法
宗教的信仰と社会的階級の分布が
強い相関関係にあるのでは?
プロテスタントの信者
カトリック信者

上層階級
下層階級

プロテスタンティズムが
資本主義の発達の重要な原因?


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ヴェーバーの方法

15,16世紀
ヴェニス
アントワープ
資本主義が
起こってい
た!?

17世紀
スイス
カルヴァン

18世紀
イギリス
ピューリタン
資本主義


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プロテスタンティズムの倫理と資本主義の精神

マルクス

ウェーバー

独立変数 経済的要因 宗教的要因

資本主義の精神


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プロテスタンティズムの倫理と資本主義の精神

宗教(独立変数)

プロテスタント

(本






数精
)神





カトリック

×
×


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歴史的事象の場合
前近代社会における経済の発達
(パラメター)
宗教的要因(独立変数)
プロテスタント







属義
変社
数会

)の



西洋

非西洋


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歴史的事象の場合
西洋




同レベルの経済の発達
プロテスタ
ントの倫理




非西洋

資本主義の発達


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勤勉・節約・経済的成功
ロバート・ベラによる日本の前近代社会の
宗教と資本主義の精神の関係
宗教倫理(独立変数)
プロテスタント



従本
属主
変義
数の

)神

非プロテスタント







西洋(日本)

非西洋


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組織的比較例証法
・研究者によって組織的に変数を操作される
・仮説を効果的にするために選び出された実例
対 この対比により組織的比較例証法における議論は発展していく


・反対の意見を持つ人は都合の悪い実例を挙げる
・歴史的事象だけではなく現代の事象にも
この方法は使える!


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アメリカでの論文の形式
数量的研究の論文
理論だけを追うというスタイル

質的研究の論文
伝統的な修辞法を豊富に使用

異なる表現方法であっても、
因果関係を推論する点では、同じ論理


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アメリカとフランスの比較
フランス政
府の中央
集権化
封建的権
威の部分
崩壊

欲求不満
の増大

諸集団の孤
立化と闘争
の激化

過激イデ
オロギー
の発生

フランス
革命

政治参加

穏健でプラ
グマティック
な態度

政治的
安定

ブルジョアと
農民の不完
全な解放

地方分権
の発達

民主主義
の存在

国民の権
利の実現

低い欲求
不満


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因果関係推論の原理
最終的な従属変数に至るための、数個の
独立変数の関係を図で示すという方法

パス解析の影響
利点
数値を使用しない質的研究において、
あいまいになりがちな主要変数を確定し、
因果関係を明確に説明できる


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比較例証法 まとめ
原理を質的方法の分野で実現するための方法

(1) 変数を確定
(2) 因果関係を明確にする
(3) 複数の事例を比較する