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都市計画マスタープラン策定実習
BACK TO THE NATURE
3班
班員:泉野拓児 綾田行 猪瀬直樹 金子洋之
鈴木陽祐 松丸仁
TA:瀬谷創
・背景
・土浦市の概要
・課題
・今後の展開
~発表の流れ~
背景
かつては・・・
茨城県南部の中心都市
現在・・・
つくば市にその座を奪われている。
中心市街地の衰退
土浦の位置
• 土浦市は首都圏から60
キロの位置にある。
• 成田空港、鹿島港と交通
の拠点となる場所から1
時間でアクセスできる距
離にある。
鹿島港
60km
首都圏
1時間以内
成田空港
・背景
・土浦市の概要
・課題
・今後の展開
~発表の流れ~
土浦の概要
人口 143.703人
レンコン生産量
日本一!
日本で2番目に大きな霞ヶ浦
城下町としての歴史
日本一の花火大会
人口
人口
人口という観点から土浦市の現状把握を行うため、過
去40年から現在に至るまでの人口推移とその増加率、
そして人口構成における割合を知るために年少・老年
人口指数等を調べた(国勢調査書より)。
人口
人口推移
人口
160000
140000
120000
人口
100000
80000
60000
40000
20000
0
S45
S50
S55
S60
H2
年次
H7
H12
H17
人口
人口増加率
人口増加率
18
16
14
増加率
12
10
8
6
4
2
0
S45-S50
S55-S55
S55-S60
S60-H2
年次
H2-H7
H7-H12
H12-H17
人口
近年の人口推移
人口
近年の人口
135500
135400
135300
135200
135100
人口
135000
134900
134800
H13 H14 H15 H16 H17
年次
人口 人口集中地区(DID)に
おける人口推移
DID人口
100000
90000
80000
DID人口
70000
60000
50000
40000
30000
20000
10000
0
S45
S50
S55
S60
年次
H2
H7
H12
人口
DID人口増加率
DID人口増加率
45
40
35
増加率
30
25
20
15
10
5
0
S45-S50
S55-S55
S60-H2
S55-S60
年次
H2-H7
H7-H12
人口
昼・夜間人口比
昼間ー夜間人口
160000
140000
120000
人口
100000
昼間人口
夜間人口
80000
60000
40000
20000
0
S55
S60
H2
年次
H7
H12
人口
年少・老年人口指数比
年少-老年人口指数
40
35
人口指数
30
25
年少人口指数
老年人口指数
20
15
10
5
0
S45
S50
S55
S60
年次
H2
H7
H12
人口
土浦市の老年化指数
老年化指数
120
100
老年化指数
80
60
40
20
0
S45
S50
S55
S60
年次
H2
H7
H12
人口
平均年齢
平均年齢
45
40
35
年齢
30
25
20
15
10
5
0
S50
S55
S60
H2
年次
H7
H12
H18
人口
従属人口指数
従属人口指数
60
従属人口指数
50
40
30
20
10
0
S45
S50
S55
S60
年次
H2
H7
H12
人口
結果
現状としては・・・
• 人口は減少傾向にある
• 少子高齢化が進んでいる
交通
問題点
土浦市中心部での道路混雑状況
国道6号の慢性的な混雑
土浦市中心部と国道6号線の
混雑度が高く交通が集中して
いる。
一方で国道6号線と平行している
常磐自動車道の混雑度は低い
国道6号線と常磐自動車道での
交通に偏りが生じている。
図 土浦市中心部の道路混雑度
交通
渋滞が起こる要因①
自動車保有台数;人
90000
2.3
2.2
80000
自動車1台当たり人口
人/台
2.5
2.1
2.1
2.0
2.0
70000
1.9 1.9
1.8
1.8
2.0
自家用車
64.6%
タクシー 0.4%
60000
1.5
50000
1.0
30000
5.9%
バス
自転車
5.2%
徒歩
2.0%
モータリゼーションの進展と
自動車中心の生活
20000 61958 64827 67981 70008 72376 73760 75940 77912 79328 81209 0.5
0
11.5%
バイク 0.7%
40000
10000
鉄道
その他 0.4%
0%
0.0
平成6 7
8
9
10
11
12
13
14
15 年
図 土浦市(新治村を含む)における自動車保有台数と自動車1台当たり人口の推移
資料:東洋経済「地域経済総覧」
10%
20%
30%
40%
図 普段外出する際の交通手段
資料:土浦・つくば公共交通連携方策検討調査
50%
60%
70%
交通
渋滞が起こる要因②
%
一方で全国最低レベルの道路整備率
40.0
34.0
37.9
38.6
39.2
39.2
和歌山県
徳島県
高知県
奈良県
20.0
0.0
茨城県
図 道路整備率ワースト5
出典:H14道路統計年報
特に土浦市中心部では戦災を受けずに昔ながらの道路網が現
存しているため整備が困難であると考えられる。
交通
渋滞が起こる要因③
自動車利用に適した道路よりも自転車や歩行者の安全を重視し
た道路整備が求められている
4.3% 2.1%
8.1%
2.4%
15.4%
39.2%
37.8%
3.1%
15.9%
2.1%
広域的に利用できる幹線道路の
整備など、車利用に便利な道路
網づくり
住まいの周りにある身近な生活
道路の整備など、より安全に安心
して歩くことができる道路整備
道路以外の都市施設の整備
その他
満足
やや満足
やや不満
不満
わからない
図 歩行者、児童、自転車などへの安全性
資料:土浦市マスタープラン「まちづくりアンケート調査」
無回答
69.6%
図 道路整備の優先施策について
資料:土浦市マスタープラン「まちづくりアンケート調査」
無回答
交通
渋滞が起こる要因④
一般道への通過交通の流入
表 土浦市内の一般道の通過交通の状況
国道
交通量
通過交通量
その他の路線(県道など)
通過交通率
交通量
通過交通量
通過交通率
北側断面
23102
12661
54.8
41055
14481
35.3
西側断面
54617
22164
40.6
92678
35347
38.1
南側断面
35667
9589
26.9
119237
64456
54.1
東側断面
13683
4339
31.7
8967
3502
39.1
127069
48753
38.4
261937
117786
45.0
合計
一般道全体で通過交通の混入率が高い
交通
衰退する公共交通①鉄道
土浦市内の3駅全てで乗客数が減少している
人/日
30000
25033
25000
24812
24560
23776
23209
22262
21507
20691
20207
19644
20000
15146
15192
15321 15084
15000
10000
7448
13577
12722
12303
11924
11383
7247
7008
6805
6833
6590
6406
6093
5804
7
8
9
10
11
12
13
14
11084
5824
5000
0
平成6
土浦駅
荒川沖
図 土浦市内各駅の1日平均乗客数
神立駅
15 年
衰退する公共交通②バス
全体的に見て路線バスの乗客数は減少傾向にある
6000
千人 5822
5554
5000
4510
4451
4009
4000
3000
2000
1782
1586
1466
818
1000
164
158
230
平成11
12
13
234
695
205
0
JRバス
関東鉄道
図 路線バス年間乗客人員数
14
関鉄観光バス
15 年
観光
霞ケ浦
–
日本で2番目に大きな湖
–
遊覧船、ハス田、ビオパー
ク、霞ヶ浦総合公園
–
スポーツ(ヨット、ウインド
サーフィン)
霞ヶ浦は全国でも
有数の水の汚さで有名である
観光
*参考 ビオパークとは?
維持管理が簡単
市民参加型
一年中浄化可能
・ ビオパーク(水耕生
物濾過システム)とは
野菜や花を栽培しなが
ら、水中の濁りや栄養
塩を取り出し水をきれ
いにする親水公園
観光
–
–
–
–
歴史ある町並み
城下町の歴史
歴史的街並みを推進
亀城公園、まちかど蔵
土浦全国花火競技大会
建物の老朽化
新旧の混在
観光
観光客数の現況
306,800
2,704,400
およそ9倍
つくば市に完敗!!
農業
常陸の国は、国広く、山も遥かに、
田畑は肥え、広野の拓けた良き国である。
『常陸風土記』
ナシ
カキ
農業生産額内訳
その他
果実 10%
8%
野菜
米
花卉
アルストロメリア
花卉
10%
野菜
45%
花卉
豚
12%
果実
米
15%
レンコン
豚
その他
農業
農業人口と耕地面積の推移
農家総戸数と専業農家戸数
農 家 数 (戸 )
14,000
農業人口(人)
経営耕地面積(a)
専 業 農 家 (戸 )
3 ,0 0 0
12,000
2 ,5 0 0
2,500
10,000
2005*
2005
2000
0
1998
0
1995
2,000
1990
500
1988
4,000
1986
1 ,0 0 0
1985
(
人 6,000
)
1,500
1,000
500
0
1985 1986 1988 1990 1995 1998 2000 2005
年次
年次
農業人口(世帯)、耕地面積ともに減少傾向にある
ただし専業農家個数はほぼ横ばいである
面
積
)
戸 1 ,5 0 0
2,000
(
2 ,0 0 0
人
口 8,000
3,000
h
a
農業
大型農家の推移
3,000
140
2,500
120
100 大
型
80 農
60 家
戸
40 数
農 2,000
家
総 1,500
戸
数 1,000
500
農家数(戸)
300a以上
0
1985
1990
1995
1998
年次
2000
20
0
2005
農家戸数全体が減少する中で、大型農家が増加しており、
農業の集約・大型化が進んでいる。
後継者不足
市場競争力強化
⇒ 農業経営体の安定化が求められている
⇒ 先端技術を投入しやすくする
企画名柄の統一によるブランド定着
優良な農地の確保 ⇒ 優良な生産用地を確保し、開発を防ぐ
工業
土浦市の最近5年間の工業推移
従業者数増加
250
11,200
11,000
10,800
10,600
200
10,400
150
10,200
10,000
100
50
9,800
事業所数減少
0
平成11年 平成12年 平成13年 平成14年 平成15年 平成16年
9,600
9,400
9,200
9,000事業所数
従業者数
工業
従業者規模別の推移
全体は増加
平成11年(旧土浦市)
人数
事業所数
従業者数
平成16年(旧土浦市)
出荷額等
事業所数
増減
従業者数
増減
出荷額等
総数
195
10,503
51,401,060
150
▲ 45
11,074
571
57,338,005
4~9
100
607
516,988
66
▲ 34
392
▲ 215
374,807
10~
34
464
670,290
35
1
508
44
592,159
20~
22
548
814,554
14
▲8
350
▲ 198
473,301
30~
10
398
1,074,251
8
▲2
292
▲ 106
501,188
50~
9
672
3,639,720
6
▲3
408
▲ 264
3,082,618
100~199
7
1,054
7,954,949
10
3
1,450
396
7,961,529
200~299
6
1,428
6,004,881
1
▲5
300~499
4
1,724
6,108,672
5
1
500~999
1
958
3
2
減
増
245
▲ 1183
1,902
178
6,217,816
1,997
1039
8,035,355
工業の大型化が進んでいる
1,000~
2
2,650
2
0
3,530
880
商業
大型商業施設の進出
土浦駅ビル ウイング
再開発ビル「URALA」
土浦市の大型店が小売業全体に占める割合(平成14年)
土浦市の全小売業
大型店
大型店の占める割合(%)
商店数(店)
1,560
30
1.9
売場面積(m2)
202,730
117,846
58.1
(土浦市HPより)
商業
駅周辺地域の荒廃、空洞化
西友、小網屋、丸井の倒産・撤退
2007年3月には京成ホテルも閉店予定
モール505や中心商店街でも
空き店舗が目立つ
商業
駅周辺の土地利用
近年ではマンションの建設ラッシュ
↓
過剰供給が懸念される
土地の低未利用、小規模小売店の衰退
商業
商業統計からの考察
つくば市
土浦市
700,000
2,000
500,000
1,500
400,000
300,000
1,000
200,000
商店数
年間販売額(100万円)
500
0
100,000
0
平成6
平成9
平成11
平成14
平成16
700,000
600,000
2,000
商店数
600,000
800,000
2,500
年間販売額(100万円)
2,500
商店数
3,000
800,000
500,000
1,500
400,000
300,000
1,000
200,000
商店数
年間販売額(100万円)
500
0
年間販売額(100万円)
3,000
100,000
0
平成6
表:商店数と年間販売額
商店の大規模化や商店街の衰退による商店数の減少
土浦市では年間販売額の減り幅が大きい
平成9
平成11
平成14
平成16
(商業統計調査より作成)
つくばの開発も影響
商業
土浦市
11.00%
10.00%
つくば市
11.00%
商店数
従業者数
年間販売額
売場面積
10.00%
割合減少↓
割合増加↑
9.00%
占有率(%)
9.00%
占有率(%)
商店数
従業者数
年間販売額
売場面積
8.00%
7.00%
8.00%
7.00%
6.00%
6.00%
5.00%
5.00%
4.00%
4.00%
平成6
平成9
平成11
平成14
平成16
平成6
平成9
表:各商業指標における県内シェア
平成11
平成14
平成16
(商業統計調査より作成)
商業の中心地としての土浦の役割は
変わりつつある!!
課題と現在の対策
商業
●商店の大型化と既存商店街の衰退
中心市街地の空洞化
●人口流出
●マンションの供給過剰
土浦市の取り組み
•
『SOHOつちうら』
中心市街地空き店舗活用、SOHO事業者の拠点となる施設環境整備
•
『まちづくり活性化バスキララちゃん』
駅周辺と郊外をつなぎ集客力を高める、公共交通機関の利用促進
•
『キッズマートの開催』
総合的な学習の一環として、小中学校、地元商店街、商業関係団体等の連携を図る
•
『食のまちづくり事業』
土浦の「食」の歴史的背景や「食」の資源や特性を活かし、地域経済の活性化をねらう
•
『都市景観整備事業』
歴史的商家建築物改修事業、商店街の電線地中化
現在の建物や資源を活用することが求められている
問題点の抽出
・車社会に追いつかない道路整備
・霞ヶ浦の水質問題
・産業の大型化と郊外化
・中心市街地の衰退・空洞化
・背景
・土浦市の概要
・課題と提案
・今後の展開
~発表の流れ~
問題点の抽出
土浦
現状
城下町としての歴史
霞ヶ浦の存在
茨城県南の中心都市
城下町として生かされない
水質悪化
現在はつくば市
土浦のよさが生かされていない!
つくば市と土浦市
つくば
研究機関
大型商業施設
土浦
城下町としての歴史
昔の建築物の存在
・・・・
それぞれのよさを生かし発展すれば
二つあわせて最強都市出現!
霞ヶ浦浄化
城下町
• 土浦のよさを活かした街づくり
• 今も生かした街づくり
歩く社会
商業の振興
BACK TO THE NATURE
~帰ってきた土浦~
・背景
・土浦市の概要
・課題
・今後の展開
~発表の流れ~
今後の展開
・つくば市と土浦市の比較
・CUET、JICAによる、将来予測
・歴史を生かした都市の成功例の調査
・水質浄化に関する調査
・今後の方針、意向の決定
参考文献
・「平成17年度 土浦市総合交通体系調査 報告書」
土浦市より
・土浦市観光協会ホームページ
http://tutiura.727.net/
・土浦市役所ホームページ
http://www.city.tsuchiura.ibaraki.jp/index.shtml
・いばらき統計情報ネットワーク
http://www.pref.ibaraki.jp/tokei/index.htm
予備
環境
霞ケ浦の汚れの原因
下水道整備
の遅れ
農業用水??
霞ヶ浦の汚れの原因は主に
面源系と生活系によるもの