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株式会社ナムコ 御中
ナムコの新市場開拓の事業戦略
藤永コンサルティング会社
2004,9/25
はじめに
ー貴社の現状分析ー

事業全体における収益性が低く、競合であるコナミ株式会社
に比べ、企業全体の売上高営業利益率が低い。
→アミューズメントパーク事業における、売上高営業利益率
の改善
→アミューズメントパーク以外の事業内容の見直し

ナムコブランディングの確立
→貴社独自の定番人気ゲームソフトの研究開発

国内ゲーム市場が飽和状態がある可能性
→新たな市場、ターゲット層の把握
目標:売上高営業利益率12%!
2
目次
1.売上高営業利益高を上げるには・・・
2.新規アミューズメント事業の企画
3.女性をターゲットにする理由
4.4Pの視点からの本事業目標売上高
5.アミューズメントカフェ事業計画案
6.今後5年間の収支予測
3
売上高営業利益率を上げるには…
売上高営業利益率=営業利益/売上高
=(売上高-製品原価-販管費)/売上高
営業利益を
上げるには…
解決策
①製品原価・販管費の削減
②より低費用で運用のできる
アミューズメント施設を考える。
4
既存資産の転用と、
新しい企画!
①既存のアミューズメント
施設の、販売費及び一般
管理費を、どうやって下げ
るか。
②既存のアミューズメント
施設より低価格で運用の
できるアミューズメント施設
を、新企画として考える。
・不採算のゲームセンターの閉鎖
・飲食事業からの撤退
余った固定資産は…
既存の固定資産の転用
5
新企画
アミューズメント・カフェ
カフェとは?
6
既存の技術と、
他社とのネットワークとを利用する。
LANを用いた新しいタ namcoの新企画
イプのゲームセンター “レッドゾーン”
新企画
アミューズメント・カフェ
namcoのフードパーク
の工事発注を請け負
うグループ会社
映画会社
“日活”
女性が気軽に入れる、
カフェ的な”ゲーセン”の創設が可能!!!
7
なぜ女性なのか?
8
女性のゲームへの潜在ニーズ
女性のゲームに対する年齢ごとの意識調査
主婦ほか
フルタイム労働者
学生
積極的に楽しんで生きたい
60歳以上
50-59歳
自分にとって面白いソフトがあれば
やってみたい
あまりやってみようとはおもわない
40-49歳
30-39歳
23-29歳
全くやるつもりはない
19-22歳
無回答
16-18歳
13-15歳
6-12歳
全体
0%
20%
40%
60%
9
80%
100%
女性ウケのよいゲームとは
女性非ゲームユーザーがゲームをやらない理由(複数可)
仕事が忙しくゲームをする時間がない
家事・育児が忙しくゲームをやる時間がな
い
ゲームの面白さが理解できない。
ゲームの操作がわかりにくい・複雑そう。
目が疲れる・視力が悪くなりそう
0
10
20
%
30
40
→健康に配慮した、操作のわかりやすいゲームが女性にウケる!
10
4Pの視点からの本事業目標
Product
コーヒー、ゆっくりいられる空間
Price
カフェだけ来てゲームはしない可能性があるので基本料金にゲー
ム代込みすると、ゲームをしてくれる確率が上がる。基本料金300
円で、30分当たりの追加料金100円、ドリンク200から300円
Place
女子高生は代替品が多いのでターゲットは20代の女性。
場所は主に名古屋、福岡など。日本全国の若者の町
立地はナムコの持っている飲食店なのでコスト削減、かつ原価率が低い
Promotion
女性誌、トウキョウウォーカー等ターゲットが読むような雑誌
11
競合との差別化戦略
競合
アミューズメントカフェ
・カラオケ
中・高校生中心
20代女性中心
・カフェ
新鮮味が足りない。
コーヒーを飲み
くつろぐだけ。
女性向けの雰囲気の中で、
いままでとは違ったかわいく、
親しみやすいゲームを楽しめる。
ほとんどが男性客。
女性客には入りにくい
雰囲気。
20代女性を中心とした
おしゃれなゲームカフェ
・マンガ喫茶
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アミューズメントカフェ事業計画案
オリジナルドリンク・・・550円
食事・・・900円
ゲームできる席・・・A席
ゲームできない普通の席・・・B席
実験的に1年目10店
定休日なし 営業時間12時間
ドリンクのみ頼む人(主にB席)は、客単価550円(300+250)
食事もとる人(主にA席)は、客単価は1,450円(300+100×4+250×3)
A席が20席、B席が25席あったとしたら、
以下のような見積もり売上高計算式がたてられる。
(1,450円×4人×20台×365日+550円×12人×25席×365日)×150店舗
=153.8495億円
≒ 154億
13
アミューズメントカフェ事業計画案
出店店舗数:
2年目に20店舗、3年目に50店舗、4年目に100店舗、5年目に150店舗を目指す。
H16
店舗数合計
H17
10
H15
10.37
H16
H19
H20
20
50
100
150
10
30
50
50
20.74
51.85
103.7
155.49
店舗増加数
売上高(億円)
H18
H17
H18
H19
H20
営業利益
68.96
74.69
80.67
86.87
93.31
100.06
売上高
798.9
829.9
860.9
891.9
922.9
954.39
営業利益率
8.63%
9.00%
9.37%
9.74%
10.11%
10.48%
14
事業戦略の全体像
企業全体の
売上高営業利益率
の向上!!
定番ソフト
の制作
(ex.太鼓の達人6)
“ナムコブランド”
の構築
アミューズメント
カフェの
設立
固定資産の
再利用
飲食事業の
撤退
不採算
ゲームセンター
の撤退
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事業内容の
見直し
事業別売上高の変化予測
2003年度の事業別、売上高営業利益率実績値
売上高
営業利益
売上高
営業
利益率
業務用
機器販売
家庭用
ゲーム
機器販売
アミューズメント施設
飲食
映画・映像
その他
269.9
447.6
798.9
44.3
105.8
59.2
66.9
70.2
68.9
1
1.9
-6.2
24.79%
15.68%
8.62%
2.26%
1.80%
-10.47%
消去
合計
1725.7
-48.55
154.15
8.93%
2008年度の事業別、見積もり売上高営業利益率
売上高
営業利益
売上高営業
利益率
業務用機器
販売
家庭用ゲーム
機器販売
アミューズメント施設
映画・映像
その他
269.9
542.6
954.39
105.8
59.2
66.9
122.2
100.06
1.9
-6.2
24.79%
22.52%
10.48%
1.80%
-10.47%
消去
合計
1931.89
-50
234.86
12.16%
16
→目標値の売上高営業利益率12%を達成することができる!
将来5年間の収支予測
H15年度
営業利益
売上高
営業利益率
H16年度
H17年度
H18年度
H19年度
H20年度
154.3
170.4
186.5
202.6
218.7
234.86
1725.9
1778.7
1824.9
1863.8
1900.1
1931.9
8.94%
9.58%
10.22%
10.87%
11.51%
12.16%
目標達成のできる、
実現可能な且つ現実的なプランである!
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連絡先
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上土井 裕人
鈴木 謙太郎
田中 亮資
南 智恵子
森岡 多門
渡部 貴之
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