Transcript 体位変換
看護技術各論Ⅱ Positioning 体位変換 目的 長時間臥床や座位により発生する障害の… 「圧迫管理」 「緊張緩和」 「不良肢位の回避」 1.クライエントの身体機能・能力を引き 出す ①説明と協力・アセスメント 病状・治療の許す範囲でクライエントの協 力を得る ②正常な運動パタ-ンの再現 ②正常な運動パタ-ンの再現 立ち上がり動作 頭部の軌跡 立ち上がり 足の動き 筋力低下時の立ち上がり 2.看護師、クライエントの負担を軽減する ための基本動作 ①看護師のボディメカニクス 看護師は基底面を広くして立ち、対象に 近づく 重心を低くした安定した姿勢 クライエントの移動は持ち上げないで水 平移動する 正常作業域内で看護行為を行う 2.看護師、クライエントの負担を軽減する ための基本動作 ①看護師のボディメカニクス 物体の持ち上げ1 物体の持ち上げ2 作業時の距離を近くにする 重心を低くする 基底面積を広くする 手を深く挿入する (水平移動) 2.看護師、クライエントの負担を軽減する ための基本動作 ②クライエント 摩擦を少なくする ベッドの接触面積を小さくする 腕を組む 足を重ねる 膝を曲げる 2.看護師、クライエントの負担を軽減する ための基本動作 ②クライエント クライエントのうでを組む クライエントのベッドへの接触 面積を小さくする 3.動作を効率良く行うために てこの原理の利用 膝の高さ(低) 一連の動き 膝の高さ(高) てこの支点 てこの支点 3.動作を効率良く行うために 作用・反作用の法則の利用 水平移動 4.適切な器具や道具を使う ベッドの柵の利用 ベッドに紐を取り付ける 布やバスタオルの利用 5.障害によるクライエントの残存機 能を活用する 麻痺のある場合