投運動経験者と投運動非経験者の比較

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Transcript 投運動経験者と投運動非経験者の比較

女子ラクロスにおけるスローイングについて
―経験者と初心者、投運動経験者と投運動非経験者の比較―
学校教育課程 保健体育専攻
指導教官 横山直也
0451196 松田奈美子
ラクロスの楽しさを広めたい!
↓
スローイングに注目、
初心者への指導へ生かしたい!
1.研究目的
 ラクロス経験者と初心者
→どのような違いがあるのか?
 投運動経験者と非経験者
→どのように影響しているのか?
スローイングの動作を比較・検討
↓
初心者に対し、より的確な指導を!
2.研究方法
被験者:
横浜国立大学女子ラクロス部6名
(投運動経験者3名、非経験者3名)
横浜国立大学女子大学生6名
(投運動経験者3名、非経験者3名)
場所:横浜国立大学多目的グラウンド
試技の様子:
スローイング目標位置
8m
被験者
スケール
90cm
90cm
矢状面
基準線
VTRカメラ
VTRカメラ
測定項目:
1
9
身体19点
クロス2点
ボール1点
4
8
3
7
13
18
2
6
1
5
9
計22点
1
0
1
6
22
2
21
1
7
12
11
20
14
15
各測定部位の模式図
1:右手中心 2:右手首 3:右肘 4:右肩
5:左手中心 6:左手首 7:左肘 8:左肩
9:右足先端 10:右足末端 11:右足首 12:右膝 13:右大転子
14:左足先端 15:左足末端 16:左足首 17:左膝 18:左大転子
19:頭 20:クロスの柄の先端 21:クロスの柄の末端 22:ボール
図 2.2.1 測定項目
3.結果と考察
【ラクロス経験者と初心者】
①水平方向の速度変化
②フォームの比較
ムチ動作
A1-1
図1 ラクロス経験者
B1-3
図2 ラクロス初心者
クレードルとは・・・
クロスを振って
遠心力を生み、
ボールを安定
させる動作
【ラクロス経験者における投運動経験者・非経験者】
①水平方向の速度変化
投運動経験者
より明確なズレ
体幹<末端部 ピーク値 大
②ボールの最大速度
投運動非経験者<投運動経験者
【ラクロス経験者における投運動経験者・非経験者】
③ボールの軌跡
図1 投運動経験者
図2 投運動非経験者
【ラクロス経験者における投運動経験者・非経験者】
④リリース時の手首の角速度
投運動経験者<投運動非経験者
有意な差
てこの原理
作用点
支点
力点
【ラクロス経験者における投運動経験者・非経験者】
⑤ラクロス歴
投運動経験者
2.0±1.0年
投運動非経験者 2.7±0.6年
ムチ動作
てこの原理
ラクロス経験<投運動経験
4.まとめ
初心者への指導として・・・
・クレードル
・初心者の投運動能力に合わせた指導
特に投運動非経験者
→投げること自体に慣れさせる
ご清聴ありがとうございました
詳しくはポスターセッションにて・・・