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学習院大学
消費者購買意欲と環境問題の向上
三條班
李家、江里、五十嵐、吉沢、三條
1
目次
研究目的
 環境問題と消費者心理の現状分析
 問題の解決策分析
 購買意欲の向上手段の分析
 新提案の提唱
 アンケート分析
 未来論

2
研究目的
環
境
問
題
消
購費
買者
意の
欲
日本活性化
3
大気汚染
環境問題の現状分析
水質汚濁
地球温暖化
酸性雨
4
環境問題に対する意識調査
三井不動産レジデンシャル
 調査期間:21年7月17日~8月17日
 方法:WEBアンケート
 人数:796名
 URL:
http://www.mitsuifudosan.co.jp/corporate/new
s/2009/1014/index.html

5
・環境問題への関心度
・関心があるテーマ
6
球温暖化で何が起こるか/スティーヴン・シュナイダー、地球環境論/住明正他による
太陽光発電
リサイクル
経済的なエコ活動は??
エコ活動
エコポイント
省エネ
エコバック
8
エコポイント制度
環境省・経済産業省・総務省が所管する経済対策
ポイントは1ポイントを1円に換算で景品交換
エアコン、冷蔵庫、テレビを対象製品
「家庭規模の効率のよいエネルギー消費」を考えている
合計1500~2000万台買い換えると、10年で二酸化炭素の排出を約4000万トン削減できる
9
エコポイントの現状分析




12月から、もらえるポイント数が現在の約半分になる予
定
また来年1月からは買い替えリサイクルのみに対象を限定
し、大幅に制度が縮小される見込み
エコポイント対象製品を最
近購入しましたか?
薄型テレビのみが
販売を大きく伸ばしている(右図)
テレビ
購入し
取得したポイントは、753もの事業者が
43票
ていな
い 5
4票
提供する商品に交換できる
冷蔵庫
10票
エアコ
ン 12
票
10
エコポイントの仮説




申請書が難しいので申請しない人が多い。
その知名度を利用して新しい製品への注目を促すこ
とができる。
対象製品の需要を先食いしている
地デジ政策としては成果を上げたが長期的な経済政
策としては効果が限定的である。
11
仮説検証
アンケートによる裏付けとデータ分析
 対象
不特定多数
・人数
109人
・方法
ウェブアンケートを使用
・期間
2010年10月1日~10月22日まで

12
消費者の意識調査
エコポイントが購入の決め手になった
か?
エコポイントの申請をしましたか?
いいえ
23%
いいえ
35%
はい
65%
はい
77%
13
エコポイント制度を知っていますか
申請
しなかった理由は?
知らない
2%
交換商品
に魅力を
感じない
15%
申請方法
がわから
ない35%
面倒だか
ら
50%
知ってる
98%
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対象製品の売り上げ比較
経済産業省(HTTP://WWW.METI.GO.JP/)
エコポイント導入前と導入後の製品別売上比較
1400000
1267721
導入前の
1年間
1200000
1000000
導入後の
1年間
972771
800000
600000
400000
287506
309510
305621 275418
0
(百万円)
冷蔵庫
2,000,000
1,800,000
1,600,000
1,400,000
1,200,000
1,000,000
800,000
600,000
400,000
200,000
0
(百万円)
200000
テレビ
エコポイント導入前と導入後の年間売上比較
エアコン
1,852,649
1,565,898
導入前の1年間
導入後の1年間
成熟産業では消費行
動に移りづらい!!
成長産業に注目
16
エコポイントの結論
制度の簡略化
サービスの向上
プロモーション、販売場所などを明確に定めること
社会的な面から考えても、これから普及するであろう成長産業の
製品を選定
消費者が製品を購入した後もエコ活動に貢献できる、貢献してい
ると実感できる製品にエコポイントを付与すること
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新エコポイントのモデル
申請書の簡略化
対象製品
生ごみ処理機
新モデル提案
生ゴミを捨てるのではなく堆肥として活用
目に見えるエコ活動
ゴミの量が減らせる
→運搬のためのCO2削減
ゴミ袋代節約
制度の効率化
18
研究目的
環
境
問
題
消
購費
買者
意の
欲
日本活性化
19
消費者心理の現状分析
20
消費者心理の現状分析
現代の消費者が、求めるものは、多方向に拡
大してきている。
 物質から情報へ
 モノからサービスへ
 私的消費から社会的消費へ
 伝統的消費から他文化影響を受けた消費へと
想像を超えたスピードと広がりを見せてきて
いる。

21
社会的消費
サービス
情報
現代の消費者
他文化影響を受けた
消費
従来の消費
22
社会的消費とは
環境問題に対する影響などを意識した消費行
動のこと
研究テーマの「地球温暖化」に対する消費行
動のきっかけになるものは、CO2削減!!
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補助金制度の
活用
環境税・
課徴金の創設
直接規制
デポジット
制度の創設
CO2削減
企業・個人の
自主的
取り組み
排出権取引
CDMによる
森林植生
新エネルギー
の開発
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CO2削減
(1)直接規制(排出量や方法などを法令などで直接規制
する)
(2)補助金制度の活用(CO2排出削減を補助金で助成、
促進する)
(3)環境税・課徴金の創設(CO2の排出量に応じた税金
などを課す)
(4)デポジット制度の創設(リサイクルシステムを構築
する為不可欠)
(5)排出権取引
(6)CDMによる森林植生(CO2吸収源の増加)
(7)新エネルギーの開発(風力・太陽熱など)
(8)企業・個人の自主的取り組み
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現状分析

環境省「一般廃棄物排出及び処理状況等(平成18年)」
一般廃棄物の処理割合
事業系ゴミ
31%
家庭系ゴミ
69%

家庭ゴミを減らすことに注目した!
生ゴミ処理機に注目
27
生ゴミ処理機に注目した理由
地球温暖化対策としてCO2削減
ゴミ全体の69%を占める家庭ゴミを減らす事で
CO2削減を目指す
乾燥式生ごみ処理機の普及
28
生ごみ処理機でCO2削減!!
処理後の生ごみが
肥料になる
生ゴミが減ること
でゴミ収集車、ゴ
ミ袋の量が減る
CO2削減になり、消費者へエコ活動への
認識を高めることができる!!
29
生ゴミ処理機の現状分析
30
4P
価格
43000円~55000円
製品性能
生ゴミの減量化・堆肥化
プロモーション
インターネットでのサイト
販売チャネル
家電量販店、インターネット通販
31
市場規模
32
33
生ごみ処理機の累計台数
34
性能
35
処理機が壊れた場合、再度購入
しますか?
どのくらいの頻度で利
用しているか?
既存の生ごみ処
理機は新規開拓
の余地があ
る!!
ナショナル MS-N47を使っています。とにかく、キッチンが清潔で嬉しいです。
予約タイマーが付いているので、深夜電力で使えます。良いことずくめで、ケチ
が付けられません。(女性・30代・乾燥式)
夏場、閉め切ることが多く臭いがこもり放題だし、外に出してごみ出し日まで
待つとしてもそれまでの間の臭いは耐えられない。その点、その都度短時間で
処理できるし、ごみの量も減るし堆肥にもなるし、何より臭いに悩まなくて
よくなるから。(女性・40代・乾燥式)
36
生ごみ処理機が
自治体のごみ
10%普及する
処理量は2%
と・・・
削減される
日本電機工業会より
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
5204万トン/年=東京ドー
ム140杯分
⇒5100万トン=東
京ドーム3杯分減らせ
る!
38
使用しているのは
全体の5%のみ!
生ごみ処理機はどの
その中では高齢者
ような方に使われて
いると思いますか?
が多く使用してい
る
引用:東京電力WEB
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生ゴミ処理機の問題点
問題点
解決策
製品への理解度が低い
普及率が5%
新エコポイントの利用
値段も割高なため、少し魅力を感
じるくらいでは購入されない
ターゲットの設定
潜在的なニーズはある為に、
消費者に対するプロモーションの
価値がある
40
主婦(主夫)層
決定権を握る女性にターゲッ
トを絞ることで、
生ごみ処理機のシェア拡大を
図れる。
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主婦層にターゲットにした理由
購買決定権の7割が女性
生ゴミ処理機が使われる場所が台所
「マーケティング&口コミュニティ」による
http://www.herstory.co.jp/press/research/200811/decisio
n_maker.html
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シュミレート
約3461万世帯×5万円=約1兆7305億円(総
額)
約1兆7305億円×10%=約1730億5千万円
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研究目的
現状分析
新規提案
未来論
未来論
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ごみ処理の現状
一般廃棄物の排出量
Reduce:減量
Reuse:再利用
Recycle:リサイクル
根本的な改善策が必要
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様々な利点
•ごみが減らせる
消費者•キッチンが清潔に
•埋立地が長持ち
環境
•堆肥で植物が育つ
•CO2の削減
社会•自治体の負担軽減
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生ゴミ処理機を買うと・・・
生ゴミの処理
エコ活動
持続的なエコ活動が可能になる
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