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科学的方法
1) 実験と観察を重ね多くの事実を知る
2) これらの事実に共通の事柄を記述する→法則
体積と圧力が反比例→ボイルの法則
同じ条件では、同じ結果になる→再現性 科学の大前提
新しい現象が発見されれば、それにあわせて法則も改訂する
必要がある
例 質量保存の法則→エネルギー保存の法則
モデル(模型)=理論や仮説を分かりやすく絵等により説明し
たもの
確立した模型=理論
確立していない模型=仮説
教科書 p.7-11
有効数字
4.43g→4.43±0.005g 有効数字3桁
小数点以下の右端にならぶ0→有効数字
1.000 有効数字4桁
小数点以下の位取りを示す0→有効数字ではない
0.001 有効数字1桁
整数の右端にならぶ0→有効数字ではない
1000 有効数字1桁
有効数字をはっきりさせるために指数表示にする
1.0×103 有効数字2桁
教科書 p.14-16
有効数字と計算
加減:小数点以下の桁数の少ない方にあわせる
1.1+2.22=3.3
乗除:総桁数の少ない方にあわせる
1.1×2.22=2.4
ただし、係数の有効数字は十分大きいとしてよい
12 (g)×2個=24(g)
教科書 p.17-19
係数単位法
ジュース1缶=150円
750円で何缶買えるか?
係数=1缶/150円 → 求めたいほうを分子にする
750円× 1缶/150円=5缶
ジュース100缶でいくらになるか?
係数=150円/1缶
100缶×150円/1缶=15000円
係数を間違えると
750円×150円/1缶=112500円2/1缶???
→無意味 単位が正しいかどうかで判断できる
教科書 p.19-22
身の周り
は物質で
いっぱい
物質の分類
純物質:1種類の物質
例:金、ダイヤモンド、水
均一物質
単一相
物質
均一混合物(溶液な
ど)
:2種類以上の純物
例:空気、原油、海水
質
不均一物質
二つ以上の相
(不均一混合物)
例:みかげ石、モザイク
教科書
p.44-45
空気と海水の成分
純物質と混合物の性質
純物質:物質に固有の性質→変化しない
圧力一定のとき
一
定
沸点(液体の蒸気圧が大気圧になるときの温度)
融点(固体から液体になるときの温度)
密度(単位体積当たりの質量)
例:水
沸点 100 ℃、融点 0 ℃、密度 1g/cm3
混合物:構成する純物質の混合比によって変化
例:塩化ナトリウム(NaCl)水溶液
沸点:100 ℃より高い、融点:0 ℃より低い、密度:大
濃度によって変化
教科書
p.45
問題
次の物質の中で純物質はどれか?
(1) ステンレス
(2) 鉄
(3) はんだ
(4) 氷
(5) 石油
答え
鉄と氷
クロム,鉄,ニッケルの合金
スズと鉛の合金
いろいろな炭化水素の混合物
純物質と混合物
純物質:物理的方法ではその成分には分離できな
い
混合物:物理的方法で純物質に分離することができ
る
☆物理的な分離の例
物理的な分離→混合物の成分は物質として変化なし
ろ過:固体と液体をわける
蒸留:沸点の差で液体をわける
再結晶:溶解度の差を利用
クロマトグラフィー:吸着、イオン交換等
教科書
p.46
ろ過
漏斗台
K3[Fe(C2O4)3]
の再結晶
漏斗
ろ過
ろ紙上に固体
成分が残る
ろ液
蒸留
NaCl水溶液
蒸留
水
沸石
クロマトグラフィー
展開液
黒インクをTLC(薄層
クロマトグラフィー)
でわける。
TLC
黒インク A B
スポットの数
違う
完成
ただいま展開中