マウスは手足が使えない肢体不自由者向けに作られた頭で操作する

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前半のまとめ
2SK 情報機器工学
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課題1「ファイルサーバでひとつの電子ファイル
を共有した場合に起こる問題点」
セキュリティの低下
 ディスク容量の問題
 アクセス集中による利便性の低下
 ウィルス対策
 OSの違い
 著作権侵害
 二重更新の可能性
 管理者設置等にかかるコスト
 障害発生時のリスク

2
課題2「プロトコルとは何か」
データ通信において、通信するデータの種類、
手順、方法を取り決めた規約
 階層構造
 TCP/IP、HTTPなど具体的なプロトコル
 人間同士の意思疎通の例(日本語、英語)

3
プロトコルの必要性
プロトコルが異なると通信できない
 ネットワーク上にはOSやメーカーが異なる多
種多様なコンピュータが接続されているため、
それらが通信を行うための共通な約束事“プ
ロトコル”を定める必要がある。ネットワークに
接続する全てのコンピュータがそれに従うこと
でOSやメーカーに依存しないで通信が可能
になる。

4
回線交換型の利点と欠点

利点
 常に一定の帯域幅を確保するため、通信が安定
する(通信速度が速い→間違い)
 信頼性が高い、通信が保障される

欠点
 通信を確立するための手順が必要
 回線の利用効率が低い、コストが高い
5
パケット交換型の利点と欠点

利点
 通信の多重化が可能、回線利用効率が高い
 受信時にデータが一旦蓄積されるので速度の異
なる端末同士の通信が容易
 複数の通信路を利用でき、障害に強い

欠点
 データの紛失、重複、遅延が発生することがある
 ネットワークの輻輳により通信が中断することが
ある
6
輻輳とは

輻輳とは多数のコンピュータによる同時接続などで
大量のトラフィック(データ通信量)が発生し、全体と
して有効的な通信が困難になること
 EthernetによるLANなどでは、一つのネットワークに多数
のコンピュータが接続されると、通信回線に様々なデータ
(通信データや同期データ)が流れ、データの衝突確率が
高くなり、送受信が困難になる。
 変調方式を工夫して多重化したとしても、一つの帯域で
は同時に一つのデータしか伝送できないため、基本的に
は帯域数により同時送信可能なデータ数は限られる。
7
ブリッジとルーターではどちらが安全
なLANを構成できるか

ブリッジ派
 ブリッジは通信機器固有の値(MACアドレス)を
利用して通信をするため部外者を特定できる

ルーター派
 ルーターは通常ブリッジより高機能(ファイア
ウォール機能などがある)ためルータがよい
8
講義で説明しなかった入力機器

トラックボール(マウス)、ゲーム用コントロー
ラ、ダイヤル(アナログボリューム)、スタイラ
ス(タッチパネル)、タブレット(タッチパネル)、
マイク、Webカメラ(ビデオカメラ)、モーション
キャプチャ、顔認証システム(カメラ+ソフト
ウェア)、バーコードリーダー、ICカード、RAI
D10(出力機器)
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フローティングタッチディスプレイ
開発したフローティングタッチ
ディスプレイは、平面に配置し
たNICT開発の光学素子に
よって素子下部に配置した液
晶ディスプレイ(LCD)の画面
を空中に映像として浮かせつ
つ、ガラスなし赤外線タッチパ
ネルによって、空中映像を触る
指先位置を検出しています。こ
れによって、空中に完全静止
した空中映像表示を可能とす
るとともに、その空中映像に指
で触れて操作することができる
ようになりました。触覚はあり
ませんが、その実在感は非常
に高いものとなりました。
http://www2.nict.go.jp/pub/whatsnew/press/h21/090415/090415-3.html
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力覚感覚提示インタフェイス
インターフェイスに組み込まれた
複数の回転体を制御し、任意の
大きさ、任意の方向に、力および
回転力を発生することで、バー
チャル物体の存在や衝突の衝
撃力を提示する方法を考案した。
ジャイロ キューブ センサスは、
手のひらに乗るサイズで、人間
の感覚特性を巧みに利用するこ
とで、前後に微小変位の振動運
動を繰り返すだけなのに、感覚
的には前方向の一方向にのみ
力を感じさせることができる。こ
の結果、手のひら上でジャイロ
キューブ センサスが重くなったり、
軽くなったり、ついには、浮き上
がって感じられる力覚感覚を体
感することが可能となった。 11
マウスtoマウス
マウスtoマウスは手足が使えない肢体不自由者
向けに作られた頭で操作するマウスです。頭で操
作することで首から下を動かすことが出来ない方
でも代替マウスとして使える。センサーで頭の傾
度を認識し、傾いた方向にポインタを動かす。
クリック方法には呼吸スイッチを採用し、息を吐く
と左クリック、息を吸うと右クリックとすることで完
全ハンズフリーを実現した
「マウスtoマウス」を進化させたマウスとキーボードをひと
つのセンサーで操作する肢体不自由者向け入力デバイス。
新開発の加速度センサーモジュールを内蔵したマウントセ
ンサーを「傾ける」「止める」の動作をするだけで、【マウス
ポインタ移動】 【クリック】 【文字入力】 【マウス←→キー
ボード切替】 の操作が行える。
キーボードはスクリーンキーボードによる画面領域の圧迫
を避けるため、キー内部にLEDを内蔵。
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