関東大震災

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2009年10月16日
日本地理
第3課 日本の自然環境
開課班級:四技日語二甲・二乙
任課教師:山藤夏郎
日本の山
日本は国土の
約4分の3
(75%)が山地
日本の地形を確認!!
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有名な山・山脈・山地

富士山(山梨県・静岡県)←日本で最も高い山
(標高3776m)
【Memo】
台湾の最高峰であ
る玉山(ぎょくさ
ん)は標高3952
メートル。日本統
治時代は新高山
(にいたかやま)
と呼ばれて、日本
一標高の高い山と
して言われていた。
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有名な山・山脈・山地

日本アルプス(富山県・岐阜県・長野県)
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有名な山・山脈・山地

阿蘇山(熊本県)
5
有名な山・山脈・山地

御岳桜島(鹿児島県)
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日本の平野

小規模な平野が多い

日本最大の平野…関東平野
日本の川


一般に短く急流
日本最長の川…信濃川
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日本の気候
(1)大部分が温帯
→四季(春夏秋冬)がはっきりしている
(2)季節風の影響…夏は南東風、冬は北西風
太平洋側から
大陸側から
(3)梅雨と台風の影響
…夏から秋にかけて雨が多い
梅雨…6月から7月上旬
台風…7月下旬から9月頃
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(4)各地の気候
①北海道…冷帯で冬の寒さが厳しい
②太平洋側…夏に雨が多い。冬は晴天で乾燥している。
③日本海側…冬に降水量が多い→雪がよく降る
④中央高地…雨が少なく、夏・冬の気温差が大きい
⑤瀬戸内…一年を通じて雨が少ない
⑥南西諸島…亜熱帯気候→冬も温暖
(5)海流…気候に大きな影響
暖流の黒潮・対馬海流
沿岸の気候を温暖・多湿にする
寒流の親潮・リマン海流
沿岸の気候を寒冷・乾燥にする
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日本の自然災害
(1)地震
主な大地震の災害年表
地震名
マグニチュード
年月日
関東地震
(関東大震災)
7.9
1923年9月1日
死者99,331人
家屋全壊128,266戸
6.8
1945年1月13日
死者2,306人
家屋全壊4,535戸
8.0
1946年12月21日
死者1,330人
家屋全壊11,506戸
7.1
1948年6月28日
死者3,769人
家屋全壊36,184戸
7.7
1983年5月26日
死者104人
建物全壊934戸
7.8
1993年7月12日
死者201人
家屋被害多数
兵庫県南部地震
(阪神大震災)
7.3
1995年1月17日
死者6,433人
家屋全壊104,906戸
新潟県中越地震
6.8
2004年10月23日
死者51人
三河地震
南海地震
福井地震
日本海中部地震
北海道南西沖地震
被害
(『なるほど日本知図帳04-05』P62から一部修正)
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関東大震災
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関東大震災
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阪神大震災
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阪神大震災
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阪神大震災
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首都直下型地震
首都直下地震対策 中枢機能「3日間」維持 中央防災会議が大綱を正式決定
◆決済システム迅速回復を
政府の中央防災会議(会長・小泉首相)は27日、首都圏での発生が懸念される大地震対策の基本指針
「首都直下地震対策大綱」を正式決定した。
政府の想定では、東京湾北部を震源とするマグニチュード(M)7級の直下型地震が起きると、広範囲で
震度6以上の揺れに見舞われ、最悪の場合、死者は1万1000人、経済被害は間接的な影響を含めると、
国の一般会計予算を大きく上回る112兆円に達すると見込まれている。
大綱は、維持すべき首都中枢機能として、国会や主要行政機関のほか、日銀や都市銀行などを挙げた。
行政機関は、建物の耐震化や非常用電源、食糧などの備蓄を進め、「地震発生後3日間程度は外部の援
助なしで機能すること」を目標とした。金融機関はデータを支店と重複させるなどして機能を維持し、国際的
な信用不安を避けるため、決済システムは24時間以内に回復させる必要があるとした。
また、地震発生直後に約650万人にのぼると想定されている都心からの帰宅困難者については、一斉に
移動すると混乱も予想されるため、都心部の会社や学校に対し、日ごろから食糧や飲料水などを備蓄し、
震災時は従業員や児童・生徒を一時収容するといった対策を提案している。
政府は大綱に基づき、被害低減の数値目標や、達成のための具体策を盛り込んだ「地震防災戦略」を今
年度中に策定する。
〈首都直下地震〉
関東地方の地下は、3枚のプレート(岩板)が重なり、大地震の原因となる。歴史的にみると、1923年の
関東大震災のようなマグニチュード(M)8級の地震は200~300年に1度。しかし、その間にM7級の地
震が何度か起きている。このM7級の地震が、近い将来の発生が懸念される首都直下地震だ。
[読売新聞 ]
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(2)火山
最近では、有珠山(北海道)・三宅島雄山(東京)が噴火した。
(3)水害
梅雨の大雨や、台風などによって河川が氾濫し、
多大な被害をもたらすことがある。
(4)大雪
北海道・日本海側の気候で大きな被害が出ることが多い。
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【第3課・練習問題】
1【日本の自然災害】次の各問いに答えなさい。
(1)風水害の原因となる気象現象には、梅雨のときの集中豪雨以外に、何があるか。
(
台風
)
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【第3課・練習問題】
2【日本の地形・気候】下の地図を見て、次の各問いに答えなさい。
(1)下の①~③の雨温図は、地図中のア~オのどの都市のものか。一つずつ選べ。
①( ウ
) ②( イ
) ③( オ
)
(2)地図中のBの地域の気候の特色を、次のア~エから一つ選べ。
( イ
)
ア 夏でも涼しく、梅雨がほとんど見られない。
イ 季節風が山地に遮られるため年間の降水量は少なく、冬も温和である。
ウ 冬は雪のために降水量が多くなり、夏はかなり高温となる。
エ 冬の寒さは厳しく、夏との気温差が大きい。年間の降水量は少ない。
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