Transcript 身体活動
身体活動領域 3 身体活動 身体活動領域の代表目標項目(6) 成人等に関する代表目標項目(4) ・ 県民の一日の平均歩数の増加 ・ 運動習慣者の割合の増加 ・ 成人の肥満者の割合の減少 <再掲> ・ メタボリックシンドロームを認知している県民の割合の増加 <再掲> 高齢者に関する代表目標項目(1) ・ 高齢者の日常生活における歩数の増加 児童・生徒等に関する代表目標項目(1) ・ 児童・生徒の肥満児の割合の減少 <再掲> 身体活動領域 今後の取り組むべき課題と施策 ① 県民一人ひとりにあった運動習慣の定着促進 ② 健診後の事後指導の充実 ③ 地域における運動環境の整備-民間活力の導入- ④ 職域保健における運動領域の取組強化 ⑤ 教育委員会等と連携した運動の推進 身体活動領域 運動の効果 ・ 体脂肪の減少(肥満の改善) ・ 生活習慣病のリスク低下 ・ 身体機能の維持向上 (心肺機能、筋力、平衡感覚、基礎代謝、関節可動域など) ・ 成長ホルモン分泌の刺激 ・ 精神的ストレスの軽減 ・ 睡眠の質の改善 ・ 記憶力、認知力の維持 など 身体活動領域 身体活動・運動・生活活動 ① 「身体活動」=安静にしている状態より多くのエネルギー を消費するすべての動きのこと ② 「運動」=身体活動のうち、体力の維持・向上を目的とし て計画的・意図的に実施するもの ③ 「生活活動」=身体活動のうち、運動以外のもの エクササイズガイド2006 身体活動領域 「メッツ」と「エクササイズ」 「メッツ」 <強さの単位> 身体活動の強さを安静時の何倍に相当するかで表す単位 座って安静にしている状態=1メッツ 普通歩行=3メッツ 「エクササイズ(Ex)」(=メッツ・時) <量の単位> 身体活動の量を表す単位 身体活動の強度(メッツ)に身体活動時間(時)をかけたもの 6メッツの身体活動を30分行った場合: 6メッツ×1/2時間=3エクササイズ(メッツ・時) エクササイズガイド2006 身体活動領域 健康づくりのための身体活動量の基準値 ① 身体活動 : 23エクササイズ/週(メッツ・時/週) 強度が3メッツ以上の活動で1日あたり約60分。歩行中心の 活動であれば1日あたり、およそ8,000~10,000歩に相当。 ② 運動量 : 4エクササイズ/週(メッツ・時/週) 例えば、速歩で約60分。ジョギングやテニスで約35分。 [基本となる目標] 週23エクササイズ(メッツ・時)の活発な身体活動(運動・ 生活活動)! そのうち4エクササイズは活発な運動を! [内臓脂肪を確実に減らすための目標] 週10エクササイズ(メッツ・時)以上の運動を! 健康づくりのための運動基準2006、エクササイズガイド2006 身体活動領域 1エクササイズに相当する活発な身体活動 エクササイズガイド2006 身体活動領域 身体活動のエクササイズ数表 一部抜粋 「3メッツ」以上の運動(身体活動量の目標の計算に含むも の) メッツ 活動内容 1エクササイズ に相当する時間 3.5 体操(家で、軽・中等度) ゴルフ(カートを使って、待ち時間を除 く) 18分 3.8 やや速歩(平地、やや早めに=94m/分) 16分 4.0 速歩(平地、95~100m/分程度)、 水中運動、水中で柔軟体操、卓球 太極拳、アクアビクス、水中体操 15分 7.0 ジョギング、サッカー、テニス 水泳:背泳、スケート、スキー 9分 8.0 サイクリング(約20km/時) ランニング:134m/分 水泳:クロール、ゆっくり(約45m/分) 8分 エクササイズガイド2006 身体活動領域 運動を継続するために ● 無理なく継続すること 始めから無理な目標 はたてないこと! そのためには、自分にあった運動の種類、強さ、持続時 間、頻度、実施時間などを決める。 ● 継続するための工夫 例えば、通勤時間を利用する。(自家用車を自転車に切り 替える。エレベーターに乗らないで、階段を歩く。) ● その他の注意点 運動で健康を害しないようにすること。 場合によっては、フィジカルチェックや メディカルチェックを受けましょう! 身体活動領域 県民の皆さんに心がけて欲しいこと 自分に適した運動の定期 的な実践と身体活動量の 増加 ☆ 歩行数 まず1,000歩増から始めましょう! ☆ 1日30分以上の運動 週2日以上を習慣に!