Transcript 自然言語から見たプログラミング言語の論理

北陸先端科学技術大学院大学
情報科学研究科
Information Science, JAIST
東条研究室
Tojo Laboratory
一口に人工知能と言っても
So many branches in AI
 ゲームの理論 Game Theory
 エキスパートシステム Expert System
 ロボット制御 Robot Controll
 機械学習 Machine Learning
 ニューラルネットワーク Neural Network
 遺伝アルゴリズム Genetic Algorithm
 論理プログラミング Logic Programming
 自然言語理解 Natural Language
 マルチエージェント Multiple Agents
知能≒計算？
Intelligence≒Computation
言語≒論理？
Language≒Logic
自然言語の文法理論
自然言語の意味論
論理学
Grammar Theory of
Natural Language
Semantics of
Natural Language
Mathematical
Logic
法律文の論理表現
楽譜の解析
Law Analysis by
Logic
Grammatical
Analysis of Music
論理
Logic
エージェント・コミュニケーション
言語の獲得
文法
Grammar
Grammar
Acquisition/Evolution
Agent Communication in
Logic
エージェント
Agent
研究分野
My Specialité
1.
法律文の論理構造
Logical Analysis of Law
2.
エージェント・コミュニケーションと信念修正
Belief Revision by Agent Communication
3.
言語の獲得，進化，変化
Language Acquisition/ Evolution
4.
楽譜の文法
Grammatical Analysis of Music
1. 法律文の論理構造
Logical Analysis of Law
…
追加
 法律の整合性検証
Verification of Law
…
 「ならば」の解析
Analysis of Implication
…
 構文構造解析
Syntactic Analysis
削除
法律
修正
 時間解析
Temporal Structure
検証
法律家
これで一文？！
厚生労働大臣は、連続する三保険年度中の各保険年度において次の各号のいずれか
に該当する事業であって当該連続する三保険年度中の最後の保険年度に属する三月
三十一日（以下この項において「基準日」という。）において労災保険に係る保険
関係が成立した後三年以上経過したものについての当該連続する三保険年度の間に
おける労災保険法の規定による業務災害に関する保険給付（労災保険法第十六条の
六第一項第二号の場合に支給される遺族補償一時金、特定の業務に長期間従事する
ことにより発生する疾病であって厚生労働省令で定めるものにかかった者（厚生労
働省令で定める事業の種類ごとに、当該事業における就労期間等を考慮して厚生労
働省令で定めるものに限る。）に係る保険給付（以下この項及び第二十条第一項に
おいて「特定疾病にかかったものに係る保険給付」という。）及び労災保険法第三
十六条第一項の規定により保険給付を受けることができることとされた者（以下
「第三種特別加入者」という。）に係る保険給付を除く。）の額（年金たる保険給
付その他厚生労働省令で定める保険給付については、その額は、厚生労働省令で定
めるところにより算定するものとする。第二十条第一項において同じ。）に労災保
険法第二十九条第一項第二号に掲げる事業として支給が行われた給付金のうち業務
災害に係るもので厚生労働省令で定めるものの額（一時金として支給された給付金
以外のものについては、その額は、厚生労働省令で定めるところにより算定するも
のとする。）を加えた額と一般保険料の額（第一項第一号の事業については、前項
の規定による労災保険率（その率がこの項の規定により引き上げまたは引き下げら
れたときは、その引き上げまたは引き下げられた率）に応ずる部分の額）から非業
務災害率（労災保険法の適用を受けるすべての事業の過去三年間の通勤災害に係る
災害率及び二次健康診断等給付に要した費用の額その他の事情を考慮して厚生労働
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大臣の定める率をいう。（労働保険の保険料の徴収等に関する法律12条3項）
Legal Document Analysis
((A or B) or their C) of (D or E)
販売の──┐
用に──┐
供し、若しくは<P>─┐
営業上──┐
│
使用する<P>─PARA──┐
器具若しくは<P>─┤
容器──┐
│
包装若しくは<P>─┤
これらの──┐
│
原材料に<P>─PARA──┐
つき──┐
規格を──┤
定め、又は<P>─┤
8
公園内は車両禁止⇔うば車？
Vehicles are Prohibited ⇔ Baby car?
馬も入ってはいけない．
No Horse.
expansion
うば車は入ってもよい．
Baby cars admitted.
restriction
乗り物は公園に入ってはいけない．
No Vehicles in the Park.
similarity
limitation
人間は入ってもよい．
Humans are admitted.
鹿も入ってはいけない．
No Deer.
2. Agent Communication
φ
￢ψ，φ→ψ
Inform(φ)
ψ，φ
𝐾𝑎𝑡 𝜑
𝐾𝑎𝑡+1 (𝐾𝑏𝑡+1 𝜑)
𝐾𝑏𝑡+1 𝜑
𝐾𝑏𝑡+1 (𝐾𝑎𝑡 𝜑)
Inform(φ)
𝐾𝑐𝑡+2 𝜑
Who Knows What at Which Time?
 推理小説の知識モデル
Analysis of Detective Story
 コミュニケーション・チャネル
Communication Channel
 フェイスブック・ロジック
Facebook Logic
 動的告知論理
Dynamic Epistemic Logic
 公開告知と私的告知による信念更新
Belief Revision by Public/Private Announcement
3. 言語の獲得・進化
Language Acquisition/Evolution
学
習
学
習
発
話
発
話
学
習
発
話
時間
©橋本敬
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Mary eats an apple.
John eats an apple.
John swims.
John walks.
X eats an apple.
John Y.
X={Mary, John}
Y={eats an apple,
swims, walks}
S→X Y
Chunk & Merge
 S/read(john, book) → jonreezabuk
 S/read(mary, book) → marireezabuk
↓chunk
 S/read(x, book) → N/x reezabuk
 N/john → jon
 N/mary → mari
 N/john → jon
 B/john → jon
↓merge
 N/john → jon
 文法圧縮の効率化アルゴリズム
Efficient Algorithm for Compositional Grammar
 認知バイアスの導入
Cognitive Bias
 意味の伝達
Meanings Transfer
4. 音楽の文法解析
Grammtical Analysis of Music
W. A. Mozart: Piano Sonata No.11 in A major, K.331
 音楽の生成理論
Grammar of Music
 和声進行規則解析
Analysis of Chord Progression in TPS
 ラティス上のメロディの演算
Algebra of Music; meet and join in lattice
 レンダリング
Rendering from Tree to Audible Music
Wanted !
1.
マイル・ストーンを立てよ．
Set up Your Mile Stone.
2.
数式を愛でよ．
Love Mathematical Formulas.
3.
急がば読め！
Read if you are in a hurry.
4.
記号は正しく．
Orthography
5.
英語！
English !