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松村直哉
紙・板紙(ダンボール)の生産量は世界3位
国内の需要は飽和状態
原材料(パルプ)の高騰
震災の影響で、工場が被災し特別損失を計上
海外への生産拠点の拡大
→主に東南アジアへの工場新設
紙(古紙)の再生利用の促進
→原材料の価格高騰の影響から
経済との
関わり
リスク
管理
環境
マーケティ
ング
環境
経営
社会的
責任
環境会計
法律
ポーター仮説
「厳格(適切)な環境規制はイノベーションの誘因とな
り、 結果として、自国産業の競争力を増強しうる」
K.ピーティ
「グリーンマーケティングは顧客や社会の要求を、利益を
上げると同時に接続可能な方法で、予測し、満足させる
ことに責任を持つマネジメントのプロセスである」
※グリーンマーケティング
通常のマーケティング要素を拡張して、環境問題
を内包したマーケティングの考え方
しかし、両者の意見には、環境規制を課しすぎると企
業のコスト増加をもたらし、企業競争力低下するの
ではないかという意見も・・・
製品の品質向上を
もたらすような
イノベーションが発生
近年はポーター仮説の問題点を
踏まえつつ、環境経営を成功へ導く
研究が進められる
紙のグリーン購入
古紙を利用した紙を選ぶことで、社会全体の古紙利
用が進み環境への負荷を減らすことができる。
紙をリサイクルすることで循環型社会を推進
環境経営の面を考慮しても、
古紙の再生利用は重要
植林活動の実施
グリーン購入への積極的参加
古紙利用の推進
古紙回収は民間企業(DSD)が主体となって、EU全
体の古紙回収システムを確立し、運営に取り組んで
いる。
また、包装容器業者もEU内各国で独自に活動してお
り、DSDと連携して、業務を遂行している。
• 古紙回収は民間企業が主体となって行なっている。
• この運営方法により、イギリスがリサイクル先進国で
あるドイツの古紙輸出量を上回ったという実績もある。
イギリス・ドイツの古紙輸出推移
(千トン)
5,000
古紙回収システム
の改善の影響と中
国の古紙輸入量
の増加が後押しし
て、イギリスの古
紙輸出量が急増。
4,500
4,000
3,500
3,000
2,500
2,000
1,500
1,000
500
0
1995 1996 1997 1998 1999 2000 2001 2002 2003 2004 2005 2006 2007 (年)
イギリス
ドイツ
中国の板紙生産量・古紙輸入量
千万トン
6000
5000
4000
生産量
3000
古紙輸入量
2000
1000
0
2001
2002
2003
2004
2005
2006
2007
2008
2009
2010 年
古紙回収率は30%に留まっているが、古紙
を利用した板紙生産量は年々上昇している。
日本製紙メーカー各社は、植林活動など目に見える
活動は十分に環境経営に匹敵する活動を行なってい
る。
しかし、古紙回収に関しては自治体及び古紙回収機関
に頼りすぎている面も・・・
そこで、製紙メーカーの新たなる古紙回収システムを
提案する
家庭
商店街
オフィス街
駅
町内会・学校
地方自治体
新聞販売店
古紙問屋
製紙メーカー
デパート、スーパー
印刷・製本工場
出版社、新聞社
ダンボール工場
紙器工場
古紙を利用することでコストの削減。
新興国への古紙輸出をビジネス化。
海外に進出する際環境への配慮は強みになる。
今後は機能紙などの特殊な紙が増えてくるため、
メーカーの回収が重要事項となる。
ご清聴ありがとうございました
販売者
ユーザー
回収
センター
製品
メーカー
保守業者
自家再生機
リサイクル
センター
部品
メーカー
製品再生
センター
部品再生
センター
シュレッダー
業者
材料
メーカー
材料再生
業者
家庭
商店街
オフィス街
駅
町内会・学校
地方自治体
新聞販売店
古紙問屋
製紙メーカー
デパート、スーパー
印刷・製本工場
出版社、新聞社
ダンボール工場
紙器工場