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都市計画実習 スマートキャンパス班 最終発表 WHY JAPANESE PEOPLE? どうして宿舎で交流しないの? 班長 久保田彩加 副班長 川西勇輔 資料DB/統計 中島衣織 印刷 佐藤優希 渉外 野口紗英子 書記 茂木雅春 総務 掛神有希奈 担当教員 鈴木勉 TA 安逹修平 1.背景 どうして留学したくないの ➡「学生寮での国際交流」で解決 1.背景 筑波大学では 構想 国際化の日常化へ向けた宿舎整備 グローバルレジデンス整備事業 現状 国籍を問わず学生が多数入居しているが 留学生と日本人の交流はある…? そもそも日本人同士の交流もある…? 3.目的 三つの目的を設定 1 現在の筑波大学学生宿舎がどのように使われ、どこが使 われていないのか調査する。また、寮や宿舎にはどのよう なあり方があり得るのかを探る。 2 筑波大学学生宿舎の制度と空間構成への意識と要望を 調査し、各フロアでの交流の形を探る。 3 筑波大学学生宿舎は将来どのようなあり方が想定され、 また望ましいのかを議論する。 3.調査 文献調査 筑波大学 グローバルレジデンス整備事業 「国際性の日常化」に向けた宿舎整備 留学生と日本人が 5人1組でシェアハウス 交流施設 インターナショナルハウス コミュニティプラザ ショートステイハウス 3.調査 現地調査 ヒアリング 筑波大学学生宿舎 見学場所 一の矢学生宿舎2,23,38号棟 平砂学生宿舎3,4,7号棟 日時 5月19日(火)15:00~ ソファ リビングキッチン 3.調査 現地調査 ヒアリング 1,2号館 東京外国語大学 国際交流会館 見学場所 東京外国語大学 国際交流会館1,2,3号館 日時 5月29日(金)11:00~ • 留学生・外国人研究 者向け • 交流スペースが多い • 共同調理場の利用 多い 3号館 • 留学生・日本人が混住 • 交流スペースは少ない 3.調査 現地調査 ヒアリング 国際基督教大学 グローバルハウス 見学場所 国際基督教大学 グローバルハウス 日時 5月29日(金)14:30~ ◁ラウンジ ・ソファ ・テーブル ・本棚 ◁居室(4人1組のユニット) ・共有のリビングやキッチン ・4つの個室 ・ユニット内はフローリング (土足禁止) 3.調査 アンケート 調査 筑波大学生(日本人学生・留学生) 350人を対象にアンケート調査 質問概要 • 宿舎の利用履歴 • 宿舎の利用実態 • 共用スペースの使われ方 • 宿舎に関する意見 結果を見る前に… 宿舎タイプを分ける • フロア内の居室数 • 共用スペースの種類 • 棟の形(片廊下型、中廊下型、階段室型) に注目し、11タイプに分類 さらに、回答者が5名以下の4タイプを除いた 7タイプで議論 宿舎7タイプ 宿舎タイプ 特徴 1フロア内の エリア・棟の号数 居室数 タイプ1 共用リビングキッチンあり。 最大10 一の矢1,2,3,4,5,6,7,8号棟 タイプ2 5人または6人で1組になれ 5または6 る。 一の矢20,21,22,23,24号棟 平砂6,7号棟 追越18,19,20,21号棟 タイプ3 二人用または世帯用の居 室。 3 一の矢10,11,12,13,14,15, 16,17,18,19,31,32,33号棟 タイプ4 中廊下型。談話室あり。 29または30 平砂1,4,5号棟 タイプ5 片廊下型。談話室あり。 23または24 平砂3号棟 タイプ7 部屋にユニットバスやバル 13~18 コニーあり。フロアに談話 室または捕食室あり。 一の矢34,35,38号棟(留学 生用) 追越25,26,27号棟 タイプ9 中廊下型だが不規則。 追越13,14,15,16,17号棟 11または12 結果と考察1 同じフロアの気軽に話せる人の人数 0% 宿舎タイプ1 宿舎タイプ2 20% 9 40% 14 13 27 宿舎タイプ5 宿舎タイプ7 宿舎タイプ9 7 11 2 0人 5,6人 1人 7人以上 9 タイプ2 平均友人数=約2.75人 5 1 2 1 1 57 2 48 フロア収容人数に対する友人の割合=25% 1 3 3 12 1 24 3 総回答数 フロア収容人数に対する友人の割合= 23% 5 12 60 7 10 100% 平均友人数= 約2.3人 80% 29 3 宿舎タイプ3 宿舎タイプ4 60% タイプ1 6 1 1 1 2 6 平均友人数= 約2.3人 9 タイプ4 2~4人 フロア収容人数に対する友人の割合=8% 不明 ➡フロア内の人数が多い≠より多くの人と友人になれる フロア内人数を減らすことで話しやすくなるのでは? 結果と考察2 同フロアの人と仲良くなるきっかけ(複数回答可) 0% 20% 宿舎タイプ1 40% 28 宿舎タイプ2 26 宿舎タイプ5 2 入居時 4 19 4 宿舎タイプ4 1 13 総回答数 1 5 3 90 7 71 2 3 1 1 1 7 6 6 2 3 4 1 シャワー待ち 100% 27 36 宿舎タイプ7 80% 26 宿舎タイプ3 宿舎タイプ9 60% 4 2 1 3 調理中 共用棟 54 10 4 その他 きっかけなし タイプ1:「シャワー待ち」・「調理中」に仲良くなることが多い ➡タイプ1のリビングキッチン(シャワー隣接)の効果では? 結果と考察3 同フロアの人と会話をする主な場所(複数回答可) 0% 20% 宿舎タイプ1 40% 26 3 宿舎タイプ4 1 29 宿舎タイプ5 4 1 1 4 2 4 2 75 3 11 66 5 57 7 5 1 8 廊下 2 2 1 宿舎タイプ9 6 23 14 2 100% 総回答数 2 33 宿舎タイプ3 トイレ 80% 35 宿舎タイプ2 1 宿舎タイプ7 60% 1 1 5 3 調理場 談話スペース 共用棟 11 その他 タイプ1:タイプ2や4に比べ「調理場」の割合が高い ➡リビングキッチンでの会話が多い 会話なし 結果と考察4 同フロアの人との間で起きたトラブル(複数回答可) 0% 宿舎タイプ1 宿舎タイプ2 20% 3 6 40% 13 7 6 60% 11 5 43 1 10 宿舎タイプ5 1 1 宿舎タイプ9 金銭の貸し借り 衛生面 トラブルなし 5 5 2 9 2 32 54 4 1 2 1 5 6 2 騒音 人間関係 総回答数 60 9 宿舎タイプ4 100% 67 41 宿舎タイプ3 宿舎タイプ7 80% 10 4 9 共有スペースの私物 その他 タイプ4:タイプ1や2に比べ「騒音トラブル」が多い ➡タイプ4が中廊下型で廊下が一続きであるのが原因では? 結果と考察5 共用スペースの使用方法(複数回答可) 0% 20% 宿舎タイプ1 宿舎タイプ2 60% 36 5 9 宿舎タイプ3 2 宿舎タイプ4 13 宿舎タイプ5 1 宿舎タイプ7 12 8 3 1 4 9 10 7 2 1 10 1 1 その他 8 1 75 11 65 5 9 4 3 物置 総回答数 65 3 10 2 100% 16 1 13 洗濯物干し 4 2 14 5 団らん 80% 13 4 宿舎タイプ9 飲食 40% 使用されてない 8 共用スペースなし タイプ2,4:タイプ1よりも「洗濯物干し」、「物置」として使用され やすい ➡もっとよい共用スペースの使い方ができるのでは? 4.提案 タイプ1 「もっとコミュニケーション」プラン リビングキッチン さらなる改善で、 より活用される場へ 4.提案 タイプ2 「ユニット化で仲良し」プラン 共有スペース 「物置」、「洗濯物干し」 「シャワー待ち」、「食事スペース」 4.提案 タイプ4 壁の設置 「静かになって円満」プラン ①騒音の減少 ②フロア人数の減少➡話しやすい空間 4.提案 入居の仕組みを変える 制度改革 • 交流したい人・したくない人で分けて募集(学年を 問わず) • 短期留学も関係なしに割り振り • 未改修に留学生が多い傾向を改善。改修し、旧未 改修を留学生との混住へ。 4.提案 まとめ 制度改革 • ハード面で入居者全体(日本人留学生区別 なく)の交流を促進 • 制度面で日本人留学生の交流を促進