1 - まちづくり横浜の総合化と田村明

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Transcript 1 - まちづくり横浜の総合化と田村明

『まちづくり』って何?
君はどうしていく?
自己紹介
• 田口俊夫 60歳 工学博士+中高教員免許
• 埼玉県浦和生まれで与野在住だった
• 早稲田大学建築学科からマンチェスター大学大学院
アーバンデザインコース、早稲田大学院都市計画
• 横浜市企画調整局に昭和53年4月に入庁し都市デ
ザイン担当から区役所勤務を経て新本牧開発室・み
なとみらい株式会社出向等まちづくり現場を経験
• 田村明さんに「横浜市まちづくり研究会」顧問をお願い
して60年近くお付き合い
• 38歳で清水建設に転職し教育コンサルタントとなる
• 54歳で横浜の私立学校の国際コース担当教頭
• 今はその学校が中央大学に合併して大学職員
まちづくり
「まちづくり」とは何か?
まちづくりの主体は誰か?
地方自治体からみたまちづくり手法は
1.プロジェクト
2.コントロール
3.アーバンデザイン
でも、どうやって動かすか?
人事(適材適所、働く人、当面働かない人)が重要
財源は知恵で工夫できる
〈港北ニュータウン計画図〉
乱開発防止・選択換地による土地区
画整理事業・都市農業の確立・横浜
市から住宅公団が事業受託・港北
ニュータウン開発対策協議会の設置
港北ニュータウン開発前の地形図
〈港北ニュータウン計画地と周辺地区の
開発状況〉
東急田園都市線の沿線開発が先行・
1974(昭和49)年土地区画整理事業認
可と造成開始
斜面録地の保全
山林一山の保全
農道の保全
遺跡の保全
港北ニュータウンのまちづくりは旧地形や旧道を
寺社と庭園の保全
生かし、山林や斜面緑地を保全し公園・緑地化し
ている。幹線道路や地下鉄など大規模交通施設は
築造しなければならないが、ニュータウン内の随
所に自然を生かした工夫がなされている。
上記元図は、三千分の一地形図『勝田(部分)
』横浜市作成昭和 29 年空中写真測量、ただし当該画面上での縮尺は異なる
横浜市 HP より転載
山林全体の総合公園化
斜面録地の保全
幹線道路と地下鉄の建設
道の歴史を生かす
新駅前広場
遺跡公園化
地域に公開された寺の庭園
上記元図は、一万分の一地形図『都筑区(部分)』横浜市作成平成 18 年、ただし当該画面上での縮尺は異なる
港北ニュータウンの計画手法
旧来の地形と歴史を継承
港北ニュータウン現状・農業緑地歴史と住宅
業務が共存
まちづくりへの問いかけ
「まちづくり」とは何か?
まちづくりの主体は誰か?
住民・市民・投資家と企業・公益機関・国・県・市
地方自治体の役割と工夫
↓
そして君は何をしていくか?
専門家・役人・企業人そして学者
又は傍観者