自己評価

Download Report

Transcript 自己評価

自覚教育資料
~自己評価~
JISQ9001:2008 ( ISO9001:2008 )
JISQ14001:2004 ( ISO14001:2004 )
1
ISOとは
International Organization for Standardization (国際標準化機構)
「物質及びサービスの国際交換を容易にし、知的、科学的、技術的
及び経済的活動分野における国際間の協力を助長するため、世界
的な標準化及びその関連活動の発展促進を図ること」
ISOで決められている様々なもの
国・地域による違いを無くし(標準化)、様々な活動が
円滑に行えるようにすること
◎各国の略称名
◎磁気カードのサイズ
◎非常口の標識
{ JPN/USA/RUS/KOR・・・・・ }
{ タテ×ヨコ }
◎マネジメントシステム
{ 品質/環境/(労働安全衛生) }
ISO9001
品質マネジメントシステム
品質を保証するための
ISO14001
環境マネジメントシステム
環境への影響を改善するための
(OHSAS18001)
労働安全衛生マネジメントシステム
安全な職場にするための
世界的に認められた(通用する)活動
2
マネジメントシステムとは
3
ISO活動とは
4
規格要求事項の使い方(付き合い方) ①
1.様々な考え方への活用
「規格要求事項はどのような会社でも使えるようにしてある」。これは、
規格要求事項の言葉であるが、更に「規格要求事項はどのような“考
え”の会社でも使えるようにしてある」と発展させて考えるべきである。
2.規格要求事項の幅の理解
第三者の認証を得ているのであれば、規格要求事項を無視したり、明
らかな逸脱は認められない。但し、会社の考え、状況も考慮したいの
も事実である。
重要になってくるのは、その「幅」を見極めることである。「幅」は意外
と広い。
5
規格要求事項の使い方(付き合い方) ②
3.ISOではなく、自分の会社
ISOの規格要求事項は「単なる道具」であり、使うか使わないかは自
由です。それよりも重要なことは「会社のためになっているか」「職場
のためになっているか」です。
6
社員の方に望むこと
管理者
ト
ッ
プ
ダ
ウ
ン
・
●
不 ●
具●指ボ
合順示ト
改守事ム
善の項ア
点評のッ
プ
の価順
提 守
案
最前線の社員の方
1.付加価値の多くは最前線にあります。
2.改善の「ネタ」も最前線にあります。
3.最前線の活性化なくして、会社の活性化はありません。
7
ボトムアップのための自己評価
自己評価項目
共通
ISO9001
ISO14001
1.文書記録の作成と管理
2.改善目標
3.社内のコミュニケーション
4.力量管理
5.是正予防処置
6.設備管理等
7.作業環境
8.購買品の管理
9.製造現場の管理
10.仕事のルールのチェック
11.著しい環境側面
12.法規制等の順守
13.日常の環境管理
14.緊急時の対応
IS09001項番 ISO14001項番
4.2
5.4.1
5.5.3
6.2
8.5.2/8.5.3
6.3
6.4
7.4.2/7.4.3
7.5/7.6/8.2.4
8.2.3
4.4.4/4.4.5
4.3.3/4.5.1
4.4.3
4.4.2
4.5.3
4.3.1
4.3.2
4.4.6
4.4.7
8
1.文書記録の作成と管理①
【自己評価①】
●作成した作業標準書と実際の作業は合っていますか。
⇒ 違いがあれば「どちらかを修正すべき」です。
⇒ 必ずしも作業標準書が正しいとは限りません。
【自己評価②】
●作業標準書は、わかりやすいですか。
⇒ 文書は全て「伝わってなんぼ」です。
⇒ 「表」「図」「写真」などをうまく使用すべきです。
【自己評価③】
●作成した記録は活用して(されて)いますか。
⇒ その記録で「誰に」「何を伝える」のですか。
⇒ 伝えるべきことに不足(漏れ)はありませんか。
9
1.文書記録の作成と管理②
~文書化とは~
文書化
◎顕在化すること
◎頭から出すこと
文書か記録かの議
論は不要
文書
◎ルール
◎変化する
記録
◎証拠
◎不変
文書 = 仕事のルール
だから「知るべき最新のルールがわかる(見れる)ようにする」
【自己評価④】
●古い文書(特に図面、指示書など)を見てしまったことはないですか。
⇒ 古い文書を見てしまうようなことは「絶対ないはず」なのです。ルール
を再確認しましょう。
⇒ すぐに探せない状況も同じです。
10
2.改善目標①
【自己評価①】
●自部門の改善目標と自分の役割を理解していますか。
⇒ 目標を知っているだけではなく「自分がどう関わっていくのか」です。
【自己評価②】
●その改善目標は自部門(自工程)にとって意味がありますか。
⇒ 「やる価値」「やる必要性」があるかどうかの認識は重要です。
⇒ 「ISOのための目標」「やらされ仕事」になっていませんか。
⇒ 他にやるべきことの認識はありませんか。
【自己評価③】
●目標の進み具合がどうなっているか認識していますか。
⇒ 管理者から報告、周知されるべきものです。
⇒ 自分自身のやるべきことの進み具合も認識しましょう。
11
2.改善目標②
【品質改善=環境改善】
顧客クレーム
・対応によるエネルギーの消費
・再納入による資源の消費
・人的対応によるエネルギーの消費
過剰在庫
・保管場所のエネルギーの消費
・保管管理上のエネルギーの消費
・保管のための包装資源の消費
仕事をしないことが一番の環境貢献
不要な仕事をしない
12
3.社内のコミュニケーション
【自己評価①】
●必要な情報の「滞り」はないですか。
⇒ 知るべき情報を伝達されない。(遅れて伝達される。)
⇒ 報告(提案)すべきことを報告していない。
【自己評価②】
●参加しているコミュニケーションは、結果を出していますか。
⇒ 例えば、会議、ミーティングは、何かを決めるために行うのです。
⇒ 決まらない、曖昧などの結果しか出ないものは意味がありません。
方法、メンバー、タイミングを再検討しましょう。
13
4.力量管理①
【自己評価①】
●作業者の力量に関連する不適合などは発生していませんか。
⇒ 習熟していれば防げた不適合。
⇒ 教育訓練中に発生した不適合。
⇒ 作業者からの度重なる作業に関する質問。
【自己評価②】
●自部門(自工程)の作業に必要な力量は適切ですか。
⇒ 必要な力量を認識していますか。
⇒ それ以外の力量(特に経験年数、言葉では表せない力量)の存在
(必要性)を感じていませんか。
【自己評価③】
●自部門(自工程)の新人に対し、スムーズな教育訓練ができますか。
⇒ 「何を教えるか」「何がポイントか」の認識は重要です。
14
4.力量管理②
【目的は力量管理】
必要な力量の保有 = 目的
教育 = 手段
教育することが目的にならないこと
必要な力量
の決定
力量不足
(向上の必要性)
の発生
教育訓練など
の実施
15
5.是正予防処置①
【自己評価①】
●どのような時に是正処置を、どのような時に予防処置を、それぞれ行うか
認識していますか。
⇒ 的を得た処置を行うべきです。(過剰な手間/貧弱な処置)
⇒ 不適合発生時の報告のルールを認識していますか。(どの程度の
不適合かが重要。)
【自己評価②】
●原因の究明をできる限り深く行っていますか。(行えますか。)
⇒ 再発不適合があるということは、原因究明がされていないことです。
【自己評価③】
●対策後の標準化(定着化)に不備はありませんか。
⇒ 「尻切れトンボ化」を無くしましょう。
⇒ 文書化の必要性も大事です。(文書化の方法、寿命は適切に。)
16
5.是正予防処置②
17
5.是正予防処置③
できる限りの掘下げ
決
め
を
ら
と
れ
った
て
設
い
備
な
点
い
検
。記
録
記録様式が使いにくいから。
設備を知らない人が承認したから。
点検項目、頻度が非現実的だから。
設備を知らない人が承認したから。
指示が曖昧だったから。
文書(様式)制定時の伝達ルールが無
いから。
点検結果を活用していないから。
異常の基準が厳しすぎるから。
18
6.設備管理等
【自己評価①】
●使用している生産設備等の稼働状況は充分ですか。
⇒ 不十分な場合、やるべき管理策はありませんか。
⇒ 設備の稼働率向上が最終目的ではありません。「顧客満足」「生産
効率」が最終目的です。
【自己評価②】
●点検内容は適切ですか。
⇒ ○の情報入りません。×の情報が欲しいのです。
⇒ ×の時の対応は決まっていますか。(処置/報告/記録・・・)
⇒ 「項目」「頻度」は最適ですか。
【自己評価③】
●対象とするもの(設備等)に不足はありませんか。
19
7.作業環境
【自己評価①】
●自部門(自工程)で管理すべき作業環境を認識していますか。
⇒ 作業者の安全衛生環境なども積極的に管理すべきです。
【自己評価②】
●作業レイアウトなども環境の一つです。
⇒ 非効率的なレイアウト。
⇒ 危険な作業(行動)をとらざるを得ないレイアウト。
20
8.購買品の管理
【自己評価①】
●発注時の伝達情報に曖昧さはないですか。
⇒ 「何を」「何個」「いつまでに」「その他の情報」
⇒ 発注のタイミングに問題はないですか。(口頭発注後の事後発注な
ど)
【自己評価②】
●受入検証(検査)は適切ですか。
⇒ 「方法」「頻度」「抜取数」「記録」などは現実的ですか。(結果、起こ
り得るリスクとの吊り合い。)
⇒ 判断基準に曖昧さはないですか。
21
9.製造現場の管理①
【自己評価①】
●現場の管理(計画/指示/道具の使用/検査)に不備はないですか。
認識 ・ 力量 ・ 段取り
設備 ・ 作業手順 ・ 識別
保存
製造指示
タイミング
わかりやすさ
製造
梱包仕様
出荷の許可
検査
出荷
いつ ・ 頻度 ・ 項目
基準 ・ 測定器
22
9.製造現場の管理②
【自己評価②】
●「不良の発生 = 現場の管理に問題があるはず」という意識を持ちま
しょう。
⇒ 不良の要因は他(製造現場以外)にある可能性もありますが、それ
らの要因を発見できなかったことも含め、現場の管理体制を自問
自答することは重要です。
⇒ 問題をすべて解決できるとは限りませんが、問題が存在することを
認識するだけでも解決の一歩です。
潜在化
予測(注意)できない。
対応時の混乱(ロス)。
顕在化
予測(注意)できる。
計画された対応。
23
9.製造現場の管理③
【自己評価③】
●測定機器の管理は適切ですか。
⇒ 測定機器の不備による不適合は発生していませんか。
⇒ 校正を含めた管理の「方法」「頻度」「手間」は適切ですか。(結果、
起こり得るリスクとの吊り合い。)
【自己評価④】
●「ポカヨケ機能」の工程への盛り込みを意識していますか。
⇒ この機能の充実が「品質の作り込み」の重要な一つです。
⇒ 是正処置の検討時には、欠かせない要素の一つです。
【自己評価⑤】
●「製造時の目標」は明確ですか。(できる限り)
⇒ 「工数」「歩留まり」「稼働率」・・・・・
24
10.仕事のルールのチェック
【自己評価①】
●決めた仕事(作業)のやり方(ルール)がいつまでも100点満点とは限り
ません。今のやり方は最適ですか。
⇒ 結果が伴っていますか。(不適合の発生防止/作業効率/わかり
やすさ)
⇒ 振り返る場と意識を設けていますか。(改善提案の延長)
【自己評価②】
●チェックするためには、見えなくては(理解しなくては)いけません。文書
化などの対応は充分ですか。
⇒ 文書化(顕在化)すると100点ではない部分が見えてくることがあり
ます。
25
11.著しい環境側面
【自己評価①】
●「著しい環境側面」と自部門(自工程)の作業の関連性を認識していま
すか。(特定業務など)
⇒ 関連性の薄さ、特定漏れなどはありませんか。
⇒ その作業との環境影響の因果関係は充分ですか。
【自己評価②】
●「品質問題 = 環境影響」の観点から、環境側面の漏れなどはないで
すか。
【自己評価③】
●自部門(自工程)で起こり得る環境事故は、緊急時の環境側面に特定さ
れていますか。
26
12.法規制等の順守
【自己評価①】
●自部門(自工程)の作業にどんな法規制が関連しているかを認識していま
すか。(法規制一覧表など)
⇒ 具体的な対応事項は明確ですか。
⇒ 「どの作業(設備)」「いつ」「何をする」
【自己評価②】
●順守ができない(不徹底/できにくい環境)ことがないですか。
⇒ 不徹底の場合 : 事業リスク回避上の目的を理解しましょう。
⇒ できにくい場合 : 方法論、環境改善の計画を検討しましょう。
【自己評価③】
●法規制を超えた現場からの要求はないですか。
⇒ 特に安全衛生上の観点から。(ヒヤリハット情報の抽出などは重要)
⇒ 考え方は「ヒヤリハット = 事故(災害)」です。
27
13.日常の環境管理
【自己評価①】
●著しい環境側面に関連する日常の管理項目(ルール)を認識しています
か。(著しい環境側面運用管理表など)
⇒ 周知は充分ですか。(文書化の程度、方法)
⇒ 管理項目の過剰、不足はないですか。(何が一番その環境側面に
影響を与えるのか)
【自己評価②】
●運用基準に曖昧さは無いですか。
⇒ 「定量化」 : 温度設定/廃棄物分別基準/設備立上げ時刻・・・。
⇒ 「非定量化」 : 責任者の判断/力量による判断/一般常識・・・。
28
14.緊急時の対応①
【自己評価①】
●自部門(自工程)で起こり得る緊急事態を特定(認識)していますか。
⇒ 「どこで」「どんな作業時に」「どんなことが起こる」
⇒ 関係者(遭遇する可能性のある人)に漏れはありませんか。
【自己評価②】
●予防と緩和(被害の抑制)の考え方と手順を認識していますか。
⇒ 予防の手順 : 「管理手順書」など。
⇒ 緩和の手順 : 「緊急対応手順書」「緊急連絡網」「対応部材」など。
「予防」
発生させない運用管理。
「緩和」
発生時の被害の
抑制。
29
14.緊急時の対応②
【自己評価③】
●緊急対応のための訓練は行っていますか。結果はどうですか。
⇒ 今の「手順」「道具」で本当に緩和できますか。
⇒ 連絡体制は現実的ですか。(夜間、休日も想定していますか。)
30