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OVO 4年 木塲 亮太 contents ● OVOとは? ● OVOの現在の状況 ● future work OVOとは? OVOとは、単一鏡観測で得られたデータをデータベースにしたも のであり、天体情報(天体名、座標など)や観測結果(スペクトル、 ライトカーブなど)をWeb上で公開し、誰でもどこにいても必要な 情報を取り出せるようにすることを目的として作られたもの。 サーバーとURL OS : Vine LinuxWeb Server : milkyway URL : http://milkyway.sci.kagoshima-u.ac.jp/~ovo/ 使用言語 HTML, Perl, CGI, Bash, awk 機能 格納しているデータ ● fits ● 解析済みtxtファイルのダウンロード ● ファイルを天体毎に格納 ● 天体名 、座標、速度 公開しているデータ ● fits ● 解析済みtxtファイルのダウンロード ● 天体名、天体一覧 ● 参照電波源の表示 ● スペクトル ● ライトカーブの表示 現在のOVO 天体のデータ 現在の状況 観測した天体のアップデートを不定期(約1カ月に1 度程度)で行っている。現在、アップデートは以下の ことをターミナルに打ち込むことで全て手動で行って いる。 1.シングル計算機から観測天体のデータを自分のPCへ入手 2.データの名前の変更を行う。(name2IRS.plで変更) 3.変更を行ったものをmilkywayサーバーに持っていき、 update.plでアップデートする。 name2IRS.pl 名前の変更・振り分けを行う。 allrename.txtにかかれた名前と一致するものがあれ ば、名前の変更を行いinputboxへ移動。 一致するものがなければ、nonhitというディレクト リに移動させる。 updateH2O.pl 新しいデータのアップデート(最新の観測結果を反映)を行 う。 ● 解析済みtxtファイルから観測日・ピーク速度・r.m.sを出力 ↓ gnuplotでライトカーブを作成・更新 ● 解析済みtxtファイルから、スペクトル情報を出力 ↓ gnuplotでスペクトル図を作成・更新 ● 最新の観測結果を反映した天体リストを作成・更新 future work (メインで行うこと) 1.アップデートの自動化 1日毎に自動でアップデートするようにすれば、観 測結果をすぐに確認することができる。 (extra) 2.検索機能の改善 1.自動化について (1) アップロードの方法 ● ● milkyway計算機でアップロードの手順を行い、シェルスクリ プトに書き込むことで自分のPCを経由せずにアップロードでき るようにする。 cronで自動的にシェルスクリプトを実行する(1日毎に自動で アップロードするように設定するなど。) (2)未登録の天体についての対応 現在、名前が未登録のデータは一度nonhitの中に移動し、 create_all_list.plをはしらせることにより名前を変更している。しかし、 これでは変更できない名前もありそれはsimbadなどで検索して載せてい る。(自動化に向けてここは要検討) 2.検索機能について ● ● 現在は見たいデータの名前を全て打ち込まなけ れば検索にかからない。途中まででも入力すれば 一覧が出るような形にする。 deg.の機能も使いにくい。deg.を範囲で表し一覧 がでるようにできれば見やすいのでは。 将来のイメージ fin