フットサルにおける ペナルティキックの動作分析

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フットサルにおける
ペナルティキックの動作分析
~インステップキックに着目して~
指導教員 伊藤信之
0451095 笹川一也
フットサルとは
ボールが
ボールを蹴る
小さくて重い
コートが狭く、シュート
ボールを止める
が狙いやすい
しかし・・・
基本的な技術はサッカーと共通している
ペナルティキックの
距離が2種類
研究目的
フットサルボールを使用したインステップキックでの
精度が良いキックと悪いキックの違い
距離によるキックの違い
を明らかにする
<実験図>
10m(2回目)
6m(1回目)
ボール
ボール
G
O
A
L
3m
30m
30m
80cm
2m
固定カメラ
目
標
<分析局面>
バックスウィング
フォワードスウィング
インパクト
結果と考察①
開始時
終了時
距離が長いキックでは
バックスウィング
バックスウィングで上体を起こして股関節角度を大きくする
(deg)
-16
バックスウィング中上体角変位
6m
(deg)
225
蹴り脚股関節角度
10m
-17
224
-18
223
-19
222
股関節の可動域を獲得
-20
10m
-21
成功
221
失敗
220
6m
成功
失敗
結果と考察②
1.50
バックスウィング開始時
右
左
CG
力R
力L
ma-R
ma-L
トルク
JF/JAF
1.00
0.50
(deg)
0.00
0.00
0.50
支持脚膝関節角度
106
104
-0.50
1.00
10m
4.00
10m
71
70
100
96
2.50
3.00
3.50
支持脚足関節角度
72
102
98
1.50(deg) 2.00
69
6m
6m
この時点での支持脚の関節角度が
キックに重要な影響を与えている。
68
成功
失敗
67
成功
失敗
成功試技では距離による違いは小さい
失敗試技ではバラつきが大きい
6m試技では失敗試技で角度が減少 10m試技では失敗試技で角度が増加
<まとめ>
・距離が遠いキックではバックスウィング
で上体を起こして、蹴り脚の股関節角度
を大きくし、可動域を多く獲得する。
・精度を高めるためにはバックスウィングで
の支持脚の関節角度が重要である。
2.50
2.50
2.00
それぞれの比較において
違いがバックスウィングに集中していた
2.00
1.50
1.50
1.00
1.00
0.50
0.50
0.00
1.00 0.00
-0.50
1.50 0.50
0.00
0.00
0.50
1.00
1.50
2.00
2.00 1.00
2.50 1.50
3.00 2.00
3.50 2.50
4.00 3.00
右
左
CG
力R
力L
ma-R
ma-L
トルク
JF/JA
右
左
CG
力R
力L
ma-R
ma-L
トルク
JF/JAF
右
左
CG
力R
力L
ma-R
ma-L
トルク
JF/JAF
3.50
2.50
4.00
3.00
3.50
-0.50
バックスウィングの動作が
キックに大きな影響を及ぼす
4.00
ご清聴ありがとうございました。
詳しくはポスターセッションにて
お待ちしております。