大田原のグリーンツーリズム(資料1/3)

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大田原のグリーンツーリズム
株式会社大田原ツーリズム
藤井 大介
大田原とは?
田園風景
日本の子供たち
社会人・企業
インバウンド
台湾
インバウンド
インド
ベトナム
各種メディア
カンブリア宮殿(H25.5)
ガイアの夜明け(H26.11)
栃木県大田原
那須町
那須塩原市
八溝地区
旧黒羽町
旧大田原市
栃木県白地図 大田
原市を紫色で表示
矢板市
旧湯津上村
さくら市
出典:大田原市HP
那珂川町
大田原市について
歴史
 那須与一
・大田原市は、源平屋島の合戦の英雄で弓名手「那須与一」ゆかりの地であり、室町
時代後期に那須家の家臣、大田原資清が大田原城を築城し、現在の市街地の基礎
がつくられ、江戸時代には大田原氏の城下町として栄えた。また旧奥州街道の宿場町
としても活気にあふれ、大いに賑いを見せた。
余談:ジブリの作品である「平成狸合戦ぽんぽこ」のワンシーンに登場している
(大田原市のマスコットになっている)
那須与一
 松尾芭蕉
・現在の黒羽町に14日間、13泊14日という最長期間、逗留し多くの足跡を残した。黒羽
町の東西に広がる寺社などに句碑として残されている。
(市の四季の祭りには芭蕉の名を冠する事が多い)
(例:芭蕉の里くろばね桜まつり)
 史跡
・湯津上村には多くの古墳が残っている。
湯津上村の土地には土器の破片が多く残っている。
芭蕉の像
芭蕉が
訪れた場所
下侍塚古墳
大田原市について
主な農産品

米
・栃木県内の米生産額で1位であり、黒羽米、なすそだち、八溝米
などが生産されている。

白美人ねぎ
・大田原市で中心に栽培されており、辛みのほとんどない軟らかく
て甘いのが特徴。平成15年に日本農業大賞を受賞した。

唐辛子(栃木三鷹)
・昭和38年ごろは全国生産量NO.1を誇るほどの有数の唐辛子産
地であった。栃木三鷹の特徴としては辛味が強い、色調が良い
などが挙げられ、栽培・流通する上で非常に優れた品種である。

うど
・大田原市は、うどの生産量が日本一で特産品として有名。日本
原産で春の代表的山菜の1つです。強い香気ほろ苦さ、シャキッと
した歯ざわりが特徴である。
唐辛子畑
大田原市について
地域資源
 唐辛子(栃木三鷹)
・日本で作られている一味・七味に使われているのは、ほとんどが大田原発祥の栃木
三鷹である。吉岡源四郎さん(吉岡食品工業の創始者)が、東京で使われるカレー用
香辛料を広大な土地で作りたいという思いから、大田原市で栽培が始まった。
 町興しについて
・大田原市観光協会は、将来的に『唐辛子』を中心とした観光事業として、畑や加工
場の見学、唐辛子料理や七味唐辛子の加工体験等を盛り込んだバスツアーを計画し
ており、県内外に大田原をPRしていく計画がある。現在は、唐辛子の収穫量コンテス
ト、オリジナル唐辛子料理、小学校での苗植え体験などを行っている。
補足:平成18年10月より、新たに「大田原とうがらしの郷づくり推進協議会」
を立ち上げ、より具体的・効果的な事業を展開している
・大田原市内では「とうがらしの郷大田原」として協賛飲食店でオリジナル商品が販
売されてる。写真は市内飲食店、道の駅で販売されている商品。
大田原とうがらしソース
とうがらしジェラート
出典:とうがらしの郷づくり推進協議会HP
唐辛子入り蜂蜜
ラー油
大田原市について
地域資源
 地酒と大田原市の関わり
・6つの酒造の「純米酒」あるいは「純米吟醸酒」を中心に製造販売しています。酒蔵
の数でいえば栃木県内で最も多く、これは、那須連山のおいしい雪解け水が大田原
の優しい味わいの地酒を育んだ故と言えます。現在では、市内の六酒蔵と商工団体、
酒米生産団体及び行政が、地酒を使った町おこしを行うため「地酒とまちおこし研究
会」を発足した。
 地酒の評価
・世界的に活躍するソムリエの木村克己さんによると、「香りは澄んだ森林浴のような
清涼感があります。飲み口は、軟らかな水とお米のふくらみ、淡い旨味が活きてきま
す。辛口なのに優しくなめらかにまとまった味わいです。冷やして、自然の恵みにたっ
ぷりの色々な野菜、豆腐料理、鮎等の川魚にぴったりです。ぬるめのお燗では、高原
でのびのびと育ったポークの料理とよく合います。」と発言している。
左から 池錦酒造(株)、菊の里酒造(株)、天鷹酒造(株)、(株)
平山酒造店、鳳鸞酒造(株)、渡辺酒造(株)
出典:大田原市観光協会HP
大田原市について
地域資源
 黒羽茶の概要
・流通できる量として纏る茶産地としては北限に位置する。黒羽でのお茶栽培には、室町
時代末期からの長い歴史がある。静岡の茶摘みは立春から数えて88日目で行われる
が、気温が低い黒羽では立春から100日目が茶摘みの時期とされている。昭和30年代
まで黒羽の農家は茶を栽培して、お茶屋さんに売って田植え資金を工面していた。
 お茶の特徴
・黒羽茶の多くは農家による一貫生産で、茶葉の形状は小さめで味は爽やか。茎の部分
は「棒ほうじ茶」としても販売している。

出典:栃木アルキメデスHP、関口園 味の色々
大田原市について
地域資源
 竹細工と大田原市の関係
・大田原が「竹の産地」と広く知られるようになったのは、1972年、日中友好の証しと
して中国から贈られた2頭のパンダの主食に大田原の良質な竹が選ばれたのがきっ
かけであった。以前から大田原は、この豊富な「竹」を活かした竹芸品づくりが盛んで、
全国工芸展などで輝かしい成績を収めている作家がたくさんいた。
 有名な竹細工師
・戦後間もない頃、大田原市内の竹工芸家・八木澤啓造さんは数人の仲間と「那須
竹工」という小さな竹細工会社を設立した。集まったのは竹には縁のない素人ばかり
であったが、復員したばかりの職人を講師に「ざる」や「かご」の日用品を作り、地道
に活動を続けた。人間国宝となる若き日の勝城蒼鳳さんもその一人である。
2005年、大田原市、野沢の勝城さんは、栃木県で4人目の「人間国宝」に認定された。
ブローチ
女性用バック
出典:栃木県HP 伝統工芸
花瓶などの受け皿
小物入れ
電球の傘
有名な観光地①
事例紹介
管理団体
所在地
事業開始年度
事業内容
なかがわ水遊園
財団法人栃木県農業振興公社
栃木県大田原市佐良土 2686
平成13年7月
日本だけでなく世界の川の生き物に特化した水族館
・なかがわ水遊園は栃木県水産試験場に併設された淡水
魚水族館及び関連する公園のことを指す。
・市の中央を流れる那珂川のほとりにあり、市の南部に
位置している。アクセスは不便であり駅からバスで最低40分
かかる。
水槽を立体的に見せワクワク感を高めている
・「見るだけでつまらない」という考えから、
亀やザリガニ、ヒトデなどに触れる水槽を
用意している。実際に触ってみる事を大
切にしている。
出典:なかがわ水遊園HP
触れる水槽
有名な観光地②
事例紹介
正式名
東山雲巌寺
所在地
栃木県大田原市雲巌寺27
創建年
1126年~1131年
文化財指定


雲巌寺
仏国国師像(重文)仏応禅師像(重文)
雲巌寺の概要
・筑前の聖福寺、越前の永平寺、紀州の興国寺と並
んで、禅宗の日本四大道場と呼ばれ、山門の正面
にある朱塗りの反り橋を渡って石段を登ると、正面
に釈迦堂、獅子王殿が一直線に並ぶ代表的な伽藍
配置となっている。
俳人や観光客からの評価
・松尾芭蕉は、この地で「木啄も 庵は破らず 夏木
立」の句を残している。これは、静けさ・時の流れが
作る情緒を意味していると考える。
・観光客のブログを見ると四季折々の変化が美しく
春の新緑・秋の紅葉・冬の雪景色は見事だと感じた。
出典:大田原市観光協会HP
入口から見た四季の移ろい
有名な観光地③
事例紹介
正式名
大田原市ふれあいの丘
所在地
栃木県大田原市福原1411-22
強み
事業内容


ふれあいの丘
大田原市は環境省の「星空継続観察」で過去に4回も1位となる
自然・伝統工芸などの体験事業、天体観測、宿泊施設を手掛けている
自然を感じる施設造り
・大田原市の豊かな自然を感じてもらうために昆虫の視覚体験や立体標本、雑木林を再
現したジオラマがあり、子供たちに人気がある。
大人と子供の星空観察
・望遠鏡の他に学習室があり、プラネタリウムによる学習が可能である。この2つのサービ
スにより星空に興味を持ってもらい実際に見て楽しむことが強みとなっている。
 宿泊施設によって一日中楽しんでもらう
・宿泊施設を造ることで大人から子供まで満足できる施設造りをしている。昼間は自然を
知り、夜は星空を見ることができる。一日かけて楽しめる複合施設となっている。
天体望遠鏡
出典:ふれあいの丘HP
学習室
プラネタリウム
大田原市の道の駅について
道の駅那須与一の郷
名前
所在地
事業開始年度
那須与一の郷
栃木県大田原市南金丸1584番地6
平成16年4月
事業内容
市の情報館、特産品直売、レストランとしての機能を持っています。ま
た、那須与一ゆかりの地として資料を展示しています。
・ここでは、地元の農産品を使ったジェラートを強くアピー
ルしている(ブルーベリー、大豆、黒豆)。
・第4回栃木県元気な農業コンクール生き生き農村部門
において表彰された。
・当施設の直売所に卸している渡辺保行さんが栃木県き
のこ展示品評会で農林水産大臣賞を受賞した。
・大田原市の特産品である竹細工のギャラリー
を併設している。
人の集まる一つの拠点として成り立っている。
出典:道の駅那須与一の郷HP
施設外観
見取り図
観光客に人気のある食事処
店名
ジャンル
場所
営業時間
黒羽観光やな
郷土料理(その他)
栃木県大田原市黒羽向町1639
5月、6月、10月【10:00~17:00】7月、8月、9月 【10:00~18:00】
漁獲高日本一の川の観光やなレストラン
・家族連れで観光やなを訪れ、生きた魚をつかみ取りする事が出来る。取ったものを食べるこ
とはできないが、新鮮な鮎を食べる事が出来る。
魅力
・その場でしか食べれないものが存在する。都心の子供は「やな」の仕組みを見た事がないと
予想されるため、インパクトが大きい。
観光やな
その場でしか食べられない料理