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本冊子の構成
0. プロジェクトの目的と「最終報告」のスコープ
1. プロジェクト検討モジュールごとの報告
①「オープン化」モジュール
②「デジタル戦略」モジュール
③「統合化」モジュール
2. ネクストステップ
APPENDIX
1
ワールドブランドの「デジタル戦略」課題と転換の方向性(再掲)
ブランドがWEB・ECを主体的かつ戦略的に活用できる構造へ転換
転換の方向性
現状の課題
※()内は運営主管部門
外部モール
(オンラインストアBU)
ワ
ー
ル
ド
ト
ッ
プ
ペ
ー
ジ
(
宣
伝
)
ZOZO magaseek Stylife fashionwalker
ECサイト
(オンラインストアBU)
CRM
(戦略推進)
ブランドサイト
(ブランド)
外部モール
・・・
ZOZO magaseek Stylife fashionwalker
SNS
外部メディア
①
WOS(ワールドオンラインストア)
主管
店舗
ブランドA
ブランドB
ブランドC
オフィシャル
オフィシャル
オフィシャル
サイト
サイト
サイト
・・・
②
ブランドサイト
×
ECサイト
主管
店舗
主管
店舗
主管
店舗
オフィシャルサイト オフィシャルサイト オフィシャルサイト オフィシャルサイト
オフィシャルEC
オフィシャルEC オフィシャルEC オフィシャルEC
・・・
CRM
SNS・外部メディア
(ブランド)
・・・
・・・
リアル店舗
(ブランド)
O2O
リアル店舗
ブランドA
ブランドB
ブランドC
・・・
③
① ブランドが戦略的にECを活用できる構造になっていない
・WOSとしての画一的なEC展開
・オフィシャルサイトがECと連携できていない
・SNS・外部メディアの活用が不十分
② ブランドにとって、WEB・ECに主体的に取り組む動機付けが弱い
・ECはWOSの主管売上
・EC・WEBの担当者が不在
③ 運営主管部門(窓口)が複数の為、連携課題や調整に時間を要する
①ブランドサイトやSNS・外部メディア活用のガイドライン(松竹梅メニュー)
を設定し、ブランドが戦略的に取り組める仕組みを構築
②ブランドのオフィシャルサイトにEC機能を付加し、リアル店舗と同様に、
EC主管店舗として位置づける(EC店長制)
・人材課題については、現状の担当者、および、WOSのBR担当者
からの人選含め、配置検討
③これらを運営・支援していく体制についても機能・組織整理が必要
・併せて、ワールドトップページ、WOSの位置付け・機能・役割を明確化
2
運営体制の再構築(再掲)
「デジタル戦略」の推進におけるあるべき運営体制を構築
これまで
ブランド
ブランドA
ブランドB
これから
ブランドC
・・・
ブランドA
ブランドB
ブランドC
・・・
受委託
健全な
=
(「外部取引」化) 緊張感
運営
体制
ECサイト
オフィシャル
サイト
リアル・ネット
連携
「デジタル戦略」推進の統合機能組織
WOS
宣伝
CRM(WPC)
EC・WEBプラッフォーム機能
クリエイティブ管理・制作機能
EC・WEB
プラッフォーム機能
クオリティ管理
制作・機能
マーケティング・
販促(集客)機能
「窓口」の分散・・・複雑化
EC・ブランド
双方の
継続的
自己革新
マーケティング・販促(集客)機能
統合組織の構築による「窓口」の一元化
3
デジタル戦略の注力ブランド特定(「松竹梅」分類)
デジタル対応の差別化マトリクスに沿って、定量・定性評価を行い、総合的に「松竹梅」BRを検討
(「EC戦略会議(仮称)」)・・・運用においては、ブランド側の意思も確認し選択制を導入
定量評価
定性評価
「松竹梅」BR
パイロットブランド
対象ブランド
月間PV
(千PV)
平均:231
320
300
ブランド側の取組み意欲
takeokikuchi
280
untitled
260
「デジタル」ブランド力
220
200
opaque
index
the-shoptk-mixpice
minimum
×
theemporium
180
reflect
aquagirl
160
ブランドのとんがり
(業態特性・新規性等)
pink-latte
ozoc
140
120
shoolarue
80
竹
・インデックス
・オゾック
・リフレクト
・クードシャンス
・ハッシュアッシュ
・グローブ
・シューラルー
・ドットクリップ
・TSTK 等
梅
その他のブランド
(卸・コンテンツ系BR、
主管店舗少BR、
廃止BR等)
tk
opaqueclip
dressterior
coup-de-chance
soup
100
cocoshnik
松
②
・ドレステリア
・アクアガール
・アナトリエ
・オペーク
・ワールドベーシックス
grove
anatelier
240
松
①
・アンタイトル
・タケオキクチ
・フリーピープル
・ジンジャーエール
・ピンクラテ
boycott
ag-by-aquagirl
hushush
cocue
anima
smartpink
60
adabat
rugged-factory
album
40
desvisio
esche
hiroko-hayashi
20 airpapel
modify
synchro-crossings
another-side-square
liza
world-basic basestation
espritdor
0
0
50
100
150
200
250
300
350
400
平均:105
indivi
3can4on
経営・戦略方針
sunauna
450
500
550
600
650
700
750
年間EC売上
( 百万円)
1,750 1,800 1,850 1,900
年2回のマネジメントサイクルにて
「松竹梅」対象ブランドを決定
(「EC戦略会議(仮称)」)
4
ワールドブランドの「サイト体系」の変革
「松」・「竹」ブランドはWOS(モール)とは別に、独自のレギュレーションを持つ独立公式
ECサイト(=路面店)として切出し、ブランド公式サイトもECサイト下に移行・一体化
これまで
これから(「松」・「竹」ブランド)
他ブランドとの
買い回り客
オンラインストア
TOP
(ワールド
ブランドモール)
Bブランド
TOPページ
「デジタル戦略」
の
推進
Bブランド
公式EC TOP
ワールド
TOP
Bブランド公式
Aブランド
公式EC TOP
個別ブランド
のファン
Aブランド公式
Bブランド
TOPページ
単なる
リンク
Aブランド
TOPページ
オンラインストア
TOP
(ワールド
ブランドモール)
CブランドTOP
Bブランド公式
Aブランド公式
ワールド
TOP
他ブランドとの
買い回り客
CブランドTOP
個別ブランド
のファン
■とんがりブランドの「路面店」としての「独立公式ECサイト」
-ブランド独自のレギュレーション設定とクリエイティブ
-収支責任の所在をサイト位置付けとしての明確化
-公式ECと公式の一体化…相互リンク対象を公式ECに
-公式EC独自のMD・キャンペーンも
■他方、WOSはモール(=館)としてのブランディングと集客
-館全体の統一感のあるレギュレーションは維持
-ブランド間買回り需要狙い
Aブランド
TOPページ
■「ワールド」ブランドありきのサイト体系
■ウェブ上での「路面店」の否定
-個別ブランドイメージ主導での「店づくり」
の限界
-「館」とブランドの間の業績責任の曖昧さ
(責任のなすり合いの構図)
「館」への出店…
ブランドからすると
出店先の一つ
5
「松竹梅」分類での収益主体と取引条件
「松」・「竹」は、公式ECサイトを設置、ブランド側が収益責任を持つ…「梅」は受託側の全面サ
ポートの下、WOSのみで展開、収益責任は受託側
区分
収益責任
ブランド
出店サイト
受託側
公式EC
収益配分(ブランド/受託側)
WOS
ブランド
収益配分の考え方
受託側
■案件化し、成功することで
他ブランドの委託に展開
ゝ
ゝ
ゝ
松
75-
80%
20-
25%
(受託側にとっては「投資」
的側面も)
■公式EC売上規模が「松」
と比べて小さいため、
ゝ
ゝ
ゝ
竹
65-
70%
30-
35%
相対的に高い料率で受託
側の収益を確保
■独立公式ECサイトを設置する
には規模が小さく・非効率
ゝ
ゝ
梅
65-
70%
+月額固定
20万円/月
■ブランド側体制も脆弱…
EC業務を全面サポート
6
「松竹梅」メニューにおけるブランド・EC側の役割分担
松竹梅メニューごとに、ディレクションからコンサルに至る一連の業務プロセスの役割
分担を明確化
受託側
分担
ブランド
ディレクション
公式
EC
松
公式
EC
竹
WOS
梅
サイト構築
・制作
ブランド
N/A
商品登録
ブランド
N/A
撮影
原稿
・原稿:ブランド
・撮影:受託側
サイトコンテンツ
制作
メルマガ作成
配信
商品
入出荷
CS対応
コンサル
・ネタ:ブランド
・作成・配信
:受託側
N/A
7
ブランド・受託側のEC収支構造*1(「松」・「竹」ブランドの場合)
「松」・「竹」は、ブランド側に売上を立て、受託側は「受託手数料」をブランドから徴収
ブランド側
受託側
ポイント
売上
ー
原価
ー
ー
一般的な構成比
100%
→売上仕入(在庫リスクはブランド側)
40%
60%
粗利
ー
一般的な構成比
委託手数料 →売上に対してx%(成果報酬)
25-30%
限界利益
30-35%
WEB販促費 →リスティング広告などWEB用販促費
WEB人件費
・・・委託業者が運用
WEB販売利益
*1: 構成比数値は、一般的なものであり今後要精査
5%
α%
委託手数料収入(=売上)
25-30%
変動物流費
8-10%
決済手数料
2-3%
ささげ費
5%
管理費
5%
受託利益
2-10%
(25+α)~
(30+α)%
8
本章の要約
ワールドブランドを「松竹梅で分類し、「松」・「竹」はWOSとは別に独立した公式ECサイトを構築、公式サイトと融
合させてブランドの独自感を発信、EC売上拡大を図る
…提供メニューや役割分担、収益構造をパイロットスタディにて検証
¶ 「松竹梅」別に提供メニューや役割分担、収益負担の考え方を整理
■「松」・「竹」ブランドは独自のレギュレーションを持つ独立ECサイトを設置
■公式サイトを設置する「松」・「竹」は、ブランド側で収益責任を持つ
■「松竹梅」については、年2回、定量・定性評価により対象ブランドを決定(「EC戦略会議(仮称)」)
¶ パイロットスタディを「松」ブランドである以下ブランドで実施し、初期仮説を検証し、詳細設計
①アンタイトル
②タケオキクチ
③アクアガール
④ジンジャーエール
9
役割分担
受託領域
項目
サイト構築
キャンペーンページ制作
オフィシャルサイト
作業/登録代行
サイト構築
オフィシャルEC
その他
スタッフスタイリング
区分
備考
課金条件
UNTITLED
ジンジャエール
TAKEOKIKUCHI
aquagirl
PM業務
FCL
固定
Eプラ(山田)
宣伝(杉山)
宣伝(池田)
宣伝(若桑)
デザイン
BU指定/希望
固定
ダイヤモンドヘッズ
サザランド
クレイテプス
シモーネ
コーディング
BU指定/希望
固定
ダイヤモンドヘッズ
サザランド
クレイテプス
シモーネ
CMS改修
DDS?(今後のサイト構成に
よる)
固定
要否判断
要否判断
要否判断
要否判断
構成
FCLorBU指定?
固定
FCL?
デザイン
FCLorBU指定?
固定
FCL?
コーディング
FCLorBU指定?
固定
FCL?
CMS登録
FCLorBU指定?
固定
FCL?
バナー作成費
FCLorBU指定?
固定
ディレクション費
FCL
ニュース作成
WBS
固定
WBS
FCL?
WBS
画像加工
WBS
固定
WBS
FCL?
WBS
メルマガ設定
WBS
固定
WBS
FCL?
WBS
承認代行
WBS
固定
WBS
FCL?
WBS
PM業務
FCL
固定
Eプラ(山田)
FCL
Eプラ(山田)
FCL
デザイン
BU指定/希望
固定
ダイヤモンドヘッズ
オフィシャル流用?
オフィシャル流用
オフィシャル流用?
コーディング
BU指定/希望
固定
WOS
WOS
WOS
WOS
登録代行
WBS
固定
WBS
バーズネスト(仮)
固定
<基本情報>
ブランド登録を徹底する
受託なし
-
-
-
<EC情報>
商品名・カラー名・サイ
ズ名・レコメンド文章
固定or売上歩率
BR
BR
BR
<タグ・キーワード>
選択不可項目
固定or売上歩率
BR
BR
BR
<納品前検品撮影>
店舗展開5日前納品
固定or売上歩率
VI
-
VI
<通常納品撮影>
物流センター納品
固定or売上歩率
-
FCL
-
<モデル指定追加>
固定or売上歩率
VI
-
-
<置き撮り追加>
固定or売上歩率
VI
-
-
選択不可項目
固定or売上歩率
VI(加工指図書課題) FCL
VI
管理画面での承認
固定or売上歩率
BR
BR
BR
VI
VI
VI
VI
VI
VI
VI
VI
VI
VI
VI
VI
撮影(外部)
商品マスタ登録
撮影
採寸
EC機能
最終チェック
在庫
舞浜統合
在庫、場所一元化
客注在庫設定+自動補充
在庫一元化
客注在庫ロット補充
在庫一元化
ブランドDB補充
旧来方式
FCL?
売上歩率(選
択)
売上歩率(選
択)
売上歩率(選
択)
売上歩率(選
択)
WBS
顧客出荷作業一式
選択不可項目
売上歩率
VI
VI
VI
コールセンター一式
選択不可項目
売上歩率
VI
VI
VI
WOS
WOS
WOS
WOS
WOS
ブランドランク割増
竹
売上歩率
梅
売上歩率
計
自動連携システム一式
外部EC連携
ブランドランク割増
選択不可項目
外部EC売上歩率
竹
外部EC売上歩率
梅
外部EC売上歩率
計
人員補助
WEBディレクター
固定
EC店長
固定
検討中
担当
固定
検討中
固定
WOS
基本
集客
オプション
選択不可項目
個別見積もり
FCLにてオフィシャルECを作成・運営する場合
オフィシャルECに正式にデザイナーを使った場合
FCLでECささげ業務をする場合
※WOS予算でカバー可能か?
VIでオプション撮影を行う場合
人員補助
※WOSからの派遣でまかなえるか?
FCL?
15%
既存予算外案件
56下期の対応
57期からの「受託手数料」取引導入に向け、56下期は「松:パイロット」対象ブランド
において経費負担整理や、擬似会計を行う。
BR予算
「オフィシャルサイト運営費」
サイト改修費
追加作業人件費
WOS予算
「WOS運営費」
ブランド関連特集費
ブランド付EC担当者
次期受託体制にむけ
課金方式を検討
オフィシャルEC構築費用
追加撮影費用
FCLを含めた機能
(クリエイティブ品質向上費用) 整備と整理
DPF方針
「オフィシャルEC対応・松竹対応」
DPF方針による必要以上の追加コスト発生は容認せず、受託側視点で
コスト調整やコンサルテーションが必要
56下期の動き(案)
【オフィシャルサイト】
【オフィシャルEC】
追加要望への対応
→追加コストの請求
・ササゲ
・特集
EC強化のコンサルテーション
【WOS】
旧来通りの運営
×
※特集流用はOK