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自治を回復し、
まち・むらの課題を、
まち・むらの力で解決するために
- 協働と総働の基礎を再確認する IIHOE[人と組織と地球のための国際研究所]
代表者 川北 秀人
http://blog.canpan.info/iihoe/
IIHOEって?

組織目的: 地球上のすべての生命にとって、
(1994年) 調和的で民主的な発展のために

社会事業家(課題・理想に挑むNPO・企業)の支援
隔月刊誌「NPOマネジメント」発行
 育成・支援のための講座・研修

 地域で活動する団体のマネジメント講座(年100件)
 行政と市民団体がいっしょに協働を学ぶ研修(年60県市)

企業の社会責任(CSR)の戦略デザイン
ビジネスと市民生活を通じた環境問題の解決
2020年の地球への行動計画立案

専従3名+客員1名、東京(新川)、約3500万円


竹森さん・冨田さん・福田さん・浜田さんのお話から
【竹森さん】天空の郷地域福祉フェス
・社協初 民間連携(委員19名+職員)
・「地域資源活用」と「居場所づくり」
・課題:まちづくり・まちおこし→福祉へ
+福祉の定義・枠を拡げる難しさ
(変化への不安も大きい)
・協働の必要性・可能性
+高齢者などの地域参加+廃校活用
※子どもは「地域のかすがい」!
【福田さん】かみじま郷土大楽
・子どもが入学できる大学!
まちがキャンパス、大人が教授!
レモンポークカレー・たこ飯・そうめんづくり
文化財・郷土資料室見学、・・・
・課題:つながり、目的共有、ステップアップ
→来年度:高齢者の参画
再来年度:実地踏査+洗い出し+つくる
※子ども関連他団体との連携+誘いやすさ
【冨田さん】旧・双海町 子育て移住促進 【浜田さん】八幡浜元気プロジェクト(YGP)
・県内最古の木造校舎の小学校を守ろう ・人を元気にするのは、地域活動!
・「子育てしやすい」8割、「相談できる」7割 ・つながり+まち育て:住民参加を促す支援
「困った」:交通、病院、少人数
プロジェクト「提案」→「準」→「認定」
「よかった」:自然、顔見知り、少人数
「準」認定:かまぼこ板で打瀬船、
・思いを口に出す+集まる機会
お手伝いプロジェクト
※和歌山県「きのくに共育コミュニティ」
・成果だけでなく課題も、外の評価も伝える
http://www.pref.wakayama.lg.jp/prefg/※支援者は「付き添う」のではなく、
500600/kinokuni/community-top.html 当事者の一歩先を見て半歩先の提案を
和歌山県教育庁 松下さん・水上さんのお話から
・共育コミュニティ推進:子ども+大人の「市民性」を、
学校・家庭・地域の連携で育てる
市民性:社会に適応する力+ともに社会をつくる力
→校内:ミシン実習、書道、中学生が小学生に指導
地域:郷土芸能伝承、中学生主導の地域清掃
・庁内:横断組織として「推進室」:情報交換
学校:「地域連携担当教員」+コーディネータルーム
地域:共育コーディネーター(補助+ボランティア)
※後継者・協力者をどう増やすか?
・養成研修(07~09)、教員(等)研修(10~12)、
地域ネットワーク会議→「和歌山コーディネーターズ」
・支援=不安払拭+感動共有、教育力=知り合いの数
「若い人」を巻き込むなら
「若い人」の都合も考える!
 早く決める、文句言わずまかせる
子どもの行事と連動する!
スポ少、おけいこ、PTAとの連携
料理好きな女性は活躍する!
伝統料理の勉強会は、
地域の先輩との交流機会!
まちの力は、関係の密度がつくる!
人口密度より人「交」密度!
町(区域)でも街(建物の集まり)
でもなく、「まち」:人と人との関係
「衣食」「住」の次は、「医移職充」
衣食は外から持ち込み配布も可能
住の安心は、建物だけじゃない!
今後の医療は予防がさらに重要!
移動・職業・充実は、関係そのもの
2020年の世界・日本は?
中国のGDPは、日本よりいくら多い?
 原油、鉄、レアメタルなどの価格は?

日本の国民一人当たりGDPは何位?
 日本の高齢者率は?
 国債の残高は?
 既存インフラの補修コストは?





橋:15m以上が15万か所!→20年には25%以上が50年経過!
施設:700㎢以上!→市町村管理が半数以上、30年以上が3割!
下水道:陥没は年5000か所以上!
道路、ダム、住宅、上水道、電力、鉄道、・・・
社会保障(医療・介護)費は、いくら増える?
 消費税は、いくら必要?

延長線上で考えるな!

日本のGDPが世界に占める割合が最大だったのは?

2012年に日本のGDPが世界に占める割合は?

では、2017年には?

同年、中国のGDPは日本の何倍?

同年、ブラジルの1人当たりは、日本のいつと同じ?

それは、韓国のいつと同じ?
八幡浜市も、これまで20年と、これから20年は違う
1990年
計(千人)
0~14歳
2000年
2010年
2020年
2030年
50271 44206 38370 32794 27388
▲28%
▲23%
9246
6346
4324
3114
2268
▲47%
▲53%
15~64歳(A)
32172 26515 21437 16412 13191
(生産人口)
▲33%
65歳~(B)
高齢者率
A÷B
75歳~
▲38%
8849 11305 12609 13268 11929
17.6%
25.6%
32.9%
+42%
40.5%
43.6%
▲5%
3.6人
2.3人
4982
1.7人
6924
1.2人
7329
1.1人
7791
+39%
+5%
+6%
2020年の八幡浜市は?

高齢者率は?→40.5%(全国より30年以上早い)!


75歳以上は?→7千人余(人口の4.5人に1人)!





個人所得税収は?
「現在」と「次」の稼ぎ頭業種を支える人材育成!
既存インフラの補修コストは?


ヘルパーなど、福祉の担い手をどれだけ必要?
社会保障(医療・介護)費は、いくら増える?
高齢者の健康 = 地域の資源 + 資産!
生産人口は? → 23%減(00年比38%減)!


高齢者1人を支える生産人口は、わずか1.2人!
道路、橋、公営住宅、上下水道、庁舎・施設、・・・・
市債残高は、必要な歳入総額は、消費税率は?
伊予市も、これまで20年と、これから20年は違う
1990年
計(千人)
0~14歳
2000年
2010年
2020年
2030年
41516 40505 38017 34575 30818
▲18%
▲8%
7506
6008
4927
3781
3042
▲38%
▲34%
15~64歳(A)
26745 25002 22524 19031 16585
(生産人口)
▲15%
65歳~(B)
高齢者率
A÷B
75歳~
▲26%
7262
9481 10565 11763 11191
17.5%
23.4%
27.8%
+45%
34.0%
36.3%
+5%
3.6人
2.6人
4207
2.1人
5686
1.6人
6140
1.4人
6996
+35%
+8%
+13%
2020年の伊予市は?

高齢者率は?→34.0%(全国平均より15年早い)!


75歳以上は?→6千人余(人口の6人に1人)!





個人所得税収は?
「現在」と「次」の稼ぎ頭業種を支える人材育成!
既存インフラの補修コストは?


ヘルパーなど、福祉の担い手をどれだけ必要?
社会保障(医療・介護)費は、いくら増える?
高齢者の健康 = 地域の資源 + 資産!
生産人口は? → 15%減(00年比23%減)!


高齢者1人を支える生産人口は、わずか1.6人!
道路、橋、公営住宅、上下水道、庁舎・施設、・・・・
市債残高は、必要な歳入総額は、消費税率は?
上島町も、これまで20年と、これから20年は違う
1990年
計(人)
10422
0~14歳
1663
15~64歳(A)
6770
2000年
8605
A÷B
75歳~
7648
2020年
6517
878
602
433
4165
5400
332
▲44%
▲63%
5079
2030年
▲29%
▲26%
(生産人口)
65歳~(B)
高齢者率
2010年
3057
2595
▲37%
▲37%
2109
2648
2881
3027
2473
20.2%
30.8%
37.7%
+36%
46.4%
45.8%
▲14%
3.1人
1.9人
1119
1.4人
1538
1.0人
1675
1.0人
1743
+37%
+8%
+4%
2020年の上島町は?

高齢者率は?→46.4%(全国平均より50年早い)!


75歳以上は?→1675人(人口の4人に1人)!





個人所得税収は?
「現在」と「次」の稼ぎ頭業種を支える人材育成!
既存インフラの補修コストは?


ヘルパーなど、福祉の担い手をどれだけ必要?
社会保障(医療・介護)費は、いくら増える?
高齢者の健康 = 地域の資源 + 資産!
生産人口は? → 26%減(00年比39%減)!


高齢者1人を支える生産人口は、わずか1.0人!
道路、橋、公営住宅、上下水道、庁舎・施設、・・・・
町債残高は、必要な歳入総額は、消費税率は?
久万高原町も、これまで20年と、これから20年は違う
1990年
計(人)
2000年
13313 11887
1848
15~64歳(A)
8028
1412
75歳~
7489
899
5935
4413
2030年
5670
▲41%
505
345
▲61%
▲51%
(生産人口)
A÷B
9644
2020年
▲27%
0~14歳
65歳~(B)
高齢者率
2010年
3205
2233
▲49%
▲45%
3437
4539
4332
3779
3092
25.8%
38.2%
44.9%
+26%
50.5%
54.5%
▲28%
2.3人
1.3人
2040
1.0人
2705
0.8人
2449
0.7人
2053
+32%
▲9%
▲16%
2020年の久万高原町は?

高齢者率は?→50.5%(全国より50年以上早い)!


75歳以上は?→2449人(人口の3人に1人)!





個人所得税収は?
「現在」と「次」の稼ぎ頭業種を支える人材育成!
既存インフラの補修コストは?


ヘルパーなど、福祉の担い手をどれだけ必要?
社会保障(医療・介護)費は、いくら増える?
高齢者の健康 = 地域の資源 + 資産!
生産人口は? → 27%減(00年比46%減)!


高齢者1人を支える生産人口は、わずか0.8人!
道路、橋、公営住宅、上下水道、庁舎・施設、・・・・
町債残高は、必要な歳入総額は、消費税率は?
八幡浜市の高齢者・後期高齢者のくらしは?
2000年
人口(人)
高齢者
後期高齢者
世帯数
高齢者単身
2005年
2010年
2015年
2020年
44,206
11,305
4,982
41,264
12,187
6,177
38,370
12,609
6,924
35,502
13,242
7,203
32,794
13,268
7,329
11.3%
15.0%
18.0%
20.3%
22.3%
16,755
1,978
16,273
2,294
15,849
2,462
15,020
2,632
14,045
2,661
348+1630
473+1821
543+1919
598+2034
614+2047
後期高齢者
単身
1,022
1,316
1,547
1,647
1,695
158+864
233+1083
291+1256
318+1328
332+1363
後期単身率
20.5%
21.3%
22.3%
22.9%
23.1%
高齢者夫婦
1,678
372
21.8%
1,857
568
25.5%
1,990
738
28.1%
2,126
820
31.7%
2,148
862
34.2%
後期 夫婦
高齢世帯率
八幡浜市の後期高齢者のくらしは?
全国2000年
12.4%
高齢世帯率
2005年
2010年
17.6
2015年
2020年
22.4
後期高齢者
21.8%
4,982
25.5%
6,177
28.1%
6,924
31.7%
7,203
(人口比)
11.3%
15.0%
18.0%
20.3%
22.3%
男
女
1,690
3,292
1,978
348
1,630
2,132
4,045
2,294
473
1,821
2,453
4,471
2,462
543
1,919
2,594
4,609
2,632
598
2,034
2,656
5,673
2,661
614
2,047
21.3%19.1 22.3%
22.9%
9.3%
26.2%
10.9%
26.8%
11.9%
28.1%
12.3%
28.8%
12.5%
29.2%
372
568
738
820
862
8.3%
11.6%
14.4%
16.4%
単身世帯
男
女
(平均)
15.520.5%
(男)
(女)
後期 夫婦
後期世帯率
4.2
7.6
19.6
10.8
34.2%
7,329
23.1%
18.2%
伊予市の高齢者・後期高齢者のくらしは?
2000年
人口(人)
高齢者
後期高齢者
世帯数
高齢者単身
2005年
2010年
2015年
2020年
40,505
9,481
4,207
39,493
10,185
5,133
38,017
10,565
5,686
36,334
11,481
5,975
34,575
11,763
6,140
10.4%
13.0%
15.0%
16.4%
17.8%
13,312
1,169
13,747
1,409
13,959
1,604
13,717
1,820
13,240
1,905
216+953
256+1153
338+1266
407+1414
437+1468
後期高齢者
単身
592
813
1,008
1,116
1,175
102+490
136+677
180+828
205+911
218+957
後期単身率
14.1%
15.8%
17.7%
18.7%
18.7%
高齢者夫婦
1,210
257
17.9%
1,444
402
20.8%
1,615
570
23.1%
1,819
664
26.5%
1,896
716
28.7%
後期 夫婦
高齢世帯率
伊予市の後期高齢者のくらしは?
全国2000年
12.4%
高齢世帯率
2005年
2010年
17.6
2015年
2020年
22.4
後期高齢者
17.9%
4,207
20.8%
5,133
23.1%
5,686
26.5%
5,975
(人口比)
10.4%
13.0%
15.0%
16.4%
17.8%
男
女
1,502
2,705
1,169
216
953
1,861
3,272
1,409
256
1,153
2,050
3,636
1,604
338
1,266
2,173
3,802
1,820
407
1,414
2,267
3,873
1,905
437
1,468
15.8%19.1 17.7%
18.7%
6.8%
18.1%
7.3%
20.7%
8.8%
22.8%
9.4%
24.0%
9.6%
24.7%
257
402
570
664
716
6.4%
8.8%
11.3%
13.0%
単身世帯
男
女
(平均)
15.514.1%
(男)
(女)
後期 夫婦
後期世帯率
4.2
7.6
19.6
10.8
28.7%
6,140
18.7%
14.1%
上島町の高齢者・後期高齢者のくらしは?
2000年
人口(人)
高齢者
後期高齢者
世帯数
高齢者単身
2005年
2010年
2015年
2020年
8,605
2,648
1,119
8,098
2,775
1,368
7,648
2,881
1,538
7,063
3,069
1,615
6,517
3,027
1,675
13.0%
16.9%
20.1%
22.9%
25.7%
3,645
565
3,627
595
3,618
547
3,438
545
3,219
519
117+448
133+462
139+408
149+396
147+372
後期高齢者
単身
304
349
413
445
467
54+250
70+279
76+337
78+366
81+386
後期単身率
27.2%
25.5%
26.9%
27.5%
27.9%
高齢者夫婦
500
114
29.2%
577
192
32.3%
608
231
31.9%
652
251
34.8%
646
264
36.2%
後期 夫婦
高齢世帯率
上島町の後期高齢者のくらしは?
全国2000年
12.4%
高齢世帯率
2005年
2010年
17.6
2015年
2020年
22.4
後期高齢者
29.2%
1,119
32.3%
1,368
31.9%
1,538
34.8%
1,615
(人口比)
13.0%
16.9%
20.1%
22.9%
25.7%
415
704
532
836
573
965
611
1,004
646
1,029
349
413
70
76
279
337
25.5%19.1 26.9%
445
78
366
27.5%
467
81
386
27.9%
★男
女
36.2%
1,675
(平均)
304
54
250
15.5
27.2%
★(男)
(女)
13.0%
35.3%
13.2%
33.4%
13.3%
34.9%
12.8%
36.5%
12.5%
37.5%
114
192
231
251
264
単身世帯
男
女
後期 夫婦
後期世帯率
4.2
11.5%
14.9%
7.6
17.8%
20.2%
19.6
10.8
22.7%
久万高原町の高齢者・後期高齢者のくらしは?
2000年
人口(人)
高齢者
後期高齢者
世帯数
高齢者単身
2005年
2010年
2015年
2020年
11,887
4,539
2,040
10,946
4,678
2,461
9,644
4,332
2,705
8,517
4,060
2,751
7,489
3,779
2,449
17.2%
22.5%
28.0%
32.3%
32.7%
5,146
885
4,891
978
4,468
1,005
4,020
988
3,568
942
205+680
229+749
258+747
263+725
255+687
後期高齢者
単身
519
658
715
723
642
101+418
137+521
147+568
148+575
131+511
後期単身率
25.4%
26.7%
26.4%
26.3%
26.2%
高齢者夫婦
971
237
36.1%
1,040
354
41.3%
957
448
43.9%
894
486
46.8%
831
446
49.7%
後期 夫婦
高齢世帯率
久万高原町の後期高齢者のくらしは?
全国2000年
12.4%
高齢世帯率
2005年
2010年
17.6
2015年
2020年
22.4
後期高齢者
36.1%
2,040
41.3%
2,461
43.9%
2,705
46.8%
2,751
(人口比)
17.2%
22.5%
28.0%
32.3%
32.7%
男
女
782
1,258
519
101
418
947
1,514
658
137
521
1,065
1,640
715
147
568
1,063
1,688
723
148
575
907
1,542
642
131
511
26.7%19.1 26.4%
26.3%
12.9%
33.2%
14.5%
34.4%
13.8%
34.6%
13.9%
34.1%
14.4%
33.1%
237
354
448
486
446
4.2 14.7%
20.7%
26.0%
30.1%
単身世帯
男
女
(平均)
(男)
(女)
後期 夫婦
後期世帯率
15.525.4%
7.6
19.6
10.8
49.7%
2,449
26.2%
30.5%
協働から総働へ
中長期の視点で、
地域を耕す意欲としくみ
協
NPO 働
当事者
事業者
金融機関
専門家
行政
総
働
学校
公共サービスを担う (教員+生徒)
行政
意欲とスキル
NPO
まちの「サバイバル」力を
どう維持するか
 まちの売上高トップ10は、どう変化したか?

10年前、現在、10年後のトップ10は同じか?
 まちの競争力は、どう維持・向上するのか?

まちの競争力は、誰が支えるのか?
 地場産業は、まちの競争力を高める力となるか?
 変化の中で、資源を活かせる産業は何か?
 子どもに、どんな仕事を「本気で就業体験」させるか?
まちの競争力を支えるために、行政は何をすべきか?
 まちの競争力を支えるために、企業は何をすべきか?

くわしくは「NPOマネジメント」第29号「まちのマーケティング」参照
まちづくりは、誰のため? 何のため?
あいさつできる関係づくりのため
子どもたちの世代が誇りを持って
暮らし、働くため
 20年で人口が半減した町で、小中学生が
農畜漁林業の生産・販売を体験し、町長
に提言する年50時間以上の町おこし授業
(北海道・浦幌町、「NPOマネジメント」第63号参照)
災害時などの安心のため
 障碍者・高齢者のための「避難支援」と
「避難所の課題確認」訓練(別府市)
元気な地域は、人数ではなく姿勢が違う
 自分が住み続ける地域の未来の
ために、本当に大切なことを
実現できるように、全力を尽くす。
出し惜しみしない
できないフリしない
あきらめない
「誰かがどうにかしてくれる」なんて
甘えない
自治会・町内会は、
行事を半減して、事業=福祉+経済を!
【現在】
親睦も安全も福祉も行事の連続。。
→地域の住民が気軽に付き合い、
日常生活に必要な情報交換や
安全確保などを行なうとともに、
地域生活をより快適にするため、
自主的・自発的に共同活動しな
がら、まちづくりを進める。
問題解決 (交通安全、防火・防災、
防犯・非行防止、資源回収)
生活充実 (福祉、青少年育成、
健康増進、祭礼・盆踊り、
運動会、文化祭など)
環境・設備維持 (清掃・整備、
集会所管理など)
広報・調整
【今後】
「小規模多機能」自治!
→行政機能の集約化を補い、
住民減少・高齢化などに伴い
必要性が高まる安全・安心の
確保のための「適地適作(策)」
型の地域づくりを進める。
共通の「基本機能」と
独自の「魅力づくり」
・最小限の安全・安心の維持
・文化・伝統の継承
・経済的な競争力の維持・向上
雲南市の地域自主組織のすごさ
・「公民館」から「地域交流センター」へ
 共益的な生涯学習施設から、自治の拠点へ
・「小規模多機能」自治
 合併による「行政機能の集中・効率化」を補う
「適地適作(策)」型の地域づくり
 幼稚園放課後の預かり保育(海潮)
 閉店された農協跡で産直市&100円喫茶(中野)
 共通の「基本機能」と独自の「魅力づくり」
 最小限の安全・安心をどう維持するか?
 文化・伝統をどう残すか?
 経済的な循環・競争力をどう維持するか?
真地(まーじ)団地自治会(那覇市)
・1981年開設の市営住宅、400世帯
・車両部で買物支援
「移動も寄り道も生きがい」、今後は役所にも!
・2011年度に「地域福祉部」新設!
「第1次福祉計画」(11-13年度):
見守り、活性化、運行、資金造成
・見守り:同棟の支援者、新聞・宅配も協力
・木曜:「ふれあいデイサービス」(14-16時)
・金曜:「百金食堂」(100円昼食会)
・土曜:カラオケ!
60人のお年寄りのために
77歳の看板娘が営むコンビニ「ノーソン」
(大分県中津市 旧・耶馬渓町)
・03年農協閉店、05年合併:「役場も店も遠くなる」
・農協から店舗を買い取り、日用品販売&お茶飲み
・調味料、菓子、種苗など300品目、年商400万円
・住民がつくった野菜・果物を市街地大型店に出荷
→ 年商400万!→耕作放棄地が相次いで畑に!
・中島さん「田舎には、仕事を探しに来る人じゃなく、
仕事をつくれる人に来てもらいたい」
独居高齢者のための
厳冬期限定共同住宅「のくとい館」
(岐阜県高山市)
・全14室、各室に台所・浴室完備、月額2万2千円
朝夕食は食堂で
・旧・教職員住宅を活用(08年12月)
・市社協の提案+国交省「新たな公」補助金で実現!
・「まちなかに暮らす息子と同居しても、
知り合いがいないけど、ここだと一日が早い」
分散が支えられず、孤立の急増
集落内
周辺・近隣
通院
買物
買物 移動
販売
病院・
介護
商業
施設
商店
補助
利用
公民館
集落外(中心部)
直営
行政
孤から共(協)へ、待・受から動・助へ
集落内
周辺・近隣
通院
買物
集落外(中心部)
病院・
介護
商業
施設
商店
運営
配達
往診・
&
ミニデイ
利用
移動 地域
指定管理
センター
販売
行政
横浜型地域貢献企業支援事業(07年~)
地域と企業を信頼とネットワークで結ぶ!
地域や社会を意識し、
地域貢献の視点を持って社会的事業に
取り組み、
地域とともに成長・発展をめざす。
地元ブランド販売
4.雇用:女性活躍促進(よこはまグッド
バランス賞)、出産育児 ・介護支援、
高齢者・障害者
5.環境:認証取得、地域活動、リサイクル
6.品質:認証取得、高齢者対応・健康配慮
・「最上位」「上位」「標準」の3段階
・公共工事におけるインセンティブ発注 【一般】
(認定企業であることが入札参加条件) 7.財務・業績:黒字、出納・帳簿作成分離
会計参与設置
・低利融資資格認定+保証料3/4助成!
(金利2.1%以内、最長7年、2億円まで) 8.労働安全衛生:認証取得(OHSAS等)、
健康・労務相談窓口設置
CSRマネジメントシステム(PDCA)評価 9.消費者・顧客対応:顧客対応窓口設置
+地域性評価((1)項目+(2)地域性基準) 顧客対応教育・訓練制度
10.情報セキュリティ:PC・文書管理、
(1)取り組み項目評価
Pマーク、顧客情報管理
【必須】
1.コンプライアンス:法令遵守宣誓書、 (2)地域性基準評価(下記のいずれか)
1.地域志向性:特性・文化を重視した取組
納税証明書、許認可
2.地域限定性:在住・所在限定の取組
【重要】
2.地域社会貢献:ボランティア、文化事業、3.地域性比率:対象者中在住者5割以上
地域への寄附
すでに200社以上!
3.地元活用・志向:業者選定(地元優先)、→「横浜スタンダード推進協議会」
かのさと体験観光協会(岡山県新見市)仲田芳人さん

まず、寄り添う

(個人でなく)集落でやるなら、ルールが必要




ちゃぶ台返しも日常→議事録の確認から!
受容の心:「来年はいい年になるじゃろう」→最大の売り!
「事件は現場で起きている!」

交流で残るのは、ゴミと疲れだけ→続けるために「経済」を!



正論を言っても、あとでボロカス。。。
異動しても、年度が変わっても、残るものとは?
地域の課題・目標が共有できていない+工程表・役割がない!
 課題も強みも見つけられるのは、集落内での信頼関係!
かのさと流(2002年設立)


「達成したら解散!型」事業を支えまとめる地域コーディネータ
グリツーは「地域を挙げた商い」「福祉=経済+健康+生きがい」


喜びの共受、「よう来てくれたなぁ」「10年若返った」
都市部の理解者・ファン(=リピーター、サポーター)づくり
仲田さんへの質問とご回答
始めるきっかけと、続ける工夫?
軌道に乗るまでの期間?
 人間関係+「自分がしたいこと」を語る  まだまだ、でも4年目から「いける」!


「夜川」体験も、集落だと大変。。。
説得してくれる人も出てくる!

次は「受容する心」で包んだ物販!
 備中白小豆の栽培開始!
予約制の農家レストランも!
「地域みんなが大家族みたい」

 動き出すと、乗ってくる、誇りを持てる  リストは劣化する→追加!!
 手当は、わずかでも赤字でも払う
危機感がないところから、どう促す?
 始めてしまう(小・集・短)+発信する! (変化を望んでいないとき?)
手当の財源?(補助金に頼らない?)
 必要なら、気付いてもらうしかけ
 日帰り4千円、宿泊付1万円、650人  変化と動向に気付かせる!
 DM15万/年、事務委託@3万/月
 利・情・義・理と、好き・嫌い
 自立運営したい→最初から補助なし インストラクタの初動・継続のポイント?
 ゼロになった時から逆算・想定する!  最初は1つだけ!
 棚田保全の濁り酒→6千円で継続!  プログラム設計の統括(=品質責任)


酒販店での販売も、おまんじゅうも!
集落内の若者は?
 「演奏したい」→若い子が来た!
 市内:県内:県外は(ほぼ)同率
は仲田さん
 参加者の感想から、良い点・改善点
仲田さんの生業は?
 地元で一般紙発行→境目なし!
地域の人口構成を年齢別に把握する
男
●●●●●●●
●●●●●●●
●●●●●●●●
●●●●●●
●●●●●●
●●●●●
●●●●●
●●●●●●
●●●●●●●
●●●●●●●
90~
80代
70代
60代
50代
40代
30代
20代
10代
~10
女
●●●●●●●●
●●●●●
●●●●●●
●●●●●●
●●●●●●
●●●●●●
●●●●●
●●●●
●●●●●
●●●●●●
もう一歩踏み込んで考えるために
 当たり前ですが、5年経つと、周囲も、自分も
5歳ずつ年を取る
 できない・難しい・時間がかかることが増える
 時間は同じな(減る)のに、優先順位が違う
 対応力が落ちるのに、突発事項は増える
「残す・減らす・増やす・始める」は冷静に!
 予防・緩和できることは、始めておく!
 「団体ごとに行事」ではなく、「地域のための
機能・役割」
 「自主防災組織」より「合同災害対応訓練」
「若い人」を巻き込むなら
「若い人」の都合も考える!
 早く決める、文句言わずまかせる
子どもの行事と連動する!
スポ少、おけいこ、PTAとの連携
料理好きな女性は活躍する!
伝統料理の勉強会は、
地域の先輩との交流機会!