いのっこやまのすがた

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Transcript いのっこやまのすがた

このえは、木のなかです。みずいろのせんは、木をながれる水です。木のな
かには、水がとおるみちがあります。木のねっこでじめんの水をすってはっ
ぱまで水がながれていきます。
あきになると、はっぱまで水がいかなくなるので、はっぱはかれておちて
しまいます。いのっこやまにある木は、らくようじゅといって、ほとんど
はっぱがおちる木です。
ミズキの木にさわって、つめたいとかんじたひともいたみたいだけど、そうな
んです。木をさわっていると、げんきな木とそうでない木とわかるようになる
んですって。さいきんは、びょういんのおいしゃさんみたいに、木のおいしゃ
さんもいて、びょうきの木をなおしてくれるひとたちもいるんだよ。
いのっこやまには、みのなる木がたくさんあります。
だから、とりもたくさんやってきます。とりがたべたきのみはうんちに
にまじって、じめんにおちて、そこからまた、あたらしい木のめがで
てきます。
木にはうろといって、しぜんにできるあながあります。あなは、むしやとり
のすみかになるんだよ。ここで、木のしるをすったり、こどもをうんだりし
ます。
いのっこやまには、やそうもさいています。やそうというのは、むかしから
のや、やまにさいているはなのことで、かだんにさいているチューリップなど
とはちがうはなのことです。だけど、さいきんは、そのやそうがとってもすくな
くなってしまいました。だから、いのっこやまのおはなはぬかないようにしてく
ださいね。
いのっこやまには、むしや、かえる、もぐらなど、いろいろないきものがいます
これからのいのっこやまにひつようなことは、いぜんのように、たくさん、くさ
をはやすことです。くさががないと、むしもすめないし、木のねっこにみずもい
かなくなります。そうなると、たいせつな木がかれてしまいます。
いま、びおとーぷのおかあさんたちは、いぜんのように、くさがはえるにはど
うしたらよいかかんがえて、いろいろためしています。みなさんにもきょうりょ
くしてもらうことがあるとおもいます。そのときは、よろしくね!