Transcript 老舗に見る理念の共有
老舗に見る持続的発展
出見世ゼミナール
五期生
売上規模と理念の関係性
売上規模別
30億 円 以 上
10億 ~ 30億 円
2. 5億 ~ 10億 円
2. 5億 円 未 満
0%
ある
ない
20%
40%
60%
80%
100%
無回答
出典:「理念が独自性を生む」(ダイヤモンド社刊)
経常利益と理念の関係性
経常利益額別
3億円以上
1億~3億円
3000万円~1億円
3000万円未満
20%
0%
ある
ない
40%
60%
80%
無回答
出典:「理念が独自性を生む」(ダイヤモンド社刊)
100%
コンプライアンス違反企業の倒産動向調査
発生件数/月 4
5
6
7
8
9
2 0 0 3 年度 5
3
6
1
2
1
2 0 0 4 年度 7
2
7
4
2
3
2 0 0 5 企業を取り巻く環境の変化
年度 4
4
6
10
6
8
合計
16
9 企業
19
15
10
12
により、存続が困難
11 12
1
2
2
7
5
3
になってきている
4
2
5
2
5
7
4
5
11 16 14
10
3
3
6
11
20
10
5
2
4
11
合計
43
46
74
163
出典:株式会社帝国データバンク
コンプライアンス違反企業の倒産動向調査
類型
件数
経営者
横領経営理念の有無と実践
談合 粉飾
偽装 業法違反 不正受給 雇用
41
24
24
19
9
7
7
経営理念の実践・浸透が不徹底
持続的発展が困難になる
企業不祥事の一要因
脱税 過剰営業 産廃 公職選挙 贈収賄 その他 合計
7
5
4
3
3
10
163
理念の共有
従業員
出典:帝国データバンク
老舗の持続的発展の要因
Ⅰ.理念の共有
①経営理念の
有無と実践
②従業員による
理念の共有
Ⅱ.革新と“暖簾”
①革新に基づく
伝統
②“暖簾”の
形成
仮説
暖簾
常
に
経
営
理
念
を
意
識
従業員
関連
会社
消費者
老舗
地域
株主
暖簾
社会
革
新
の
連
鎖
老舗の持続的発展の要因
Ⅰ.理念の共有
①経営理念の
有無と実践
②従業員による
理念の共有
Ⅱ.革新と“暖簾”
①革新に基づく
伝統
②“暖簾”の
形成
(仮説)
一般に企業においても、老舗の
ビジネスモデルを応用することで、
持続的発展を可能とすることができる
Ⅰ.経営理念の共有
①虎屋、三越の経営理念
②事例検証
③まとめ
老舗について
創業:1520年代
創業:1673年
• 老舗の定義
(約490年前)
「先祖代々の業を守り継ぐことで (333年前)
顧客の信用を得ている企業
」
従業員数:796名
従業員:6,924名
直営店舗:10店舗
• 事例検証
株式会社 虎屋
直営店舗:104店舗
株式会社 三越
(旧三井越後屋)
①虎屋、三越の経営理念
三越
「社会貢献と企業の繁栄
伝統を超える革新性
まごころと創意工夫」
いかにして社内共有を図るか
虎屋
「おいしい和菓子を喜んで
召し上がっていただく」
②事例検証
株式会社 三越
株式会社 虎屋
MITSUKOSHI
理念
理念
理念
雇用形態の複雑化
正社員
契約社員 アルバイト
と ら や
理念
虎玄
虎屋
求心力
欲求の充足
契約社員
正社員
契約社員
正社員
経営理念の共有:まとめ
• いかに経営理念を落とし込むか・・・
(問題点)
価値観の多様化
雇用形態の複雑化
求心力の欠如
etc
浸
理念
透
社内制度
従業員
Ⅱ.革新と暖簾
①伝統に基づく革新
②虎屋、三越の取り組み
③暖簾の形成
④まとめ
伝統に基づく革新
~革新とは伝統から生まれる~
常
に
経
営
理
念
を
意
識
従業員
老舗
伝
統
顧客
革
新
②虎屋、三越の取り組み
従業員
三越:営業日の見直し
虎屋:成果主義の導入と修正
顧客
三越:原点回帰
虎屋:和菓子の伝統と革新
③暖簾の形成
常
に
経
営
理
念
を
意
識
暖簾
従業員
伝
統
老
舗
顧客
暖簾
革
新
④まとめ
• 伝統が革新を生む
(問題点)
価値観の多様化
産業構造の変化
etc
速くなってきている!
柔軟性
社会の変化
伝統と革新
結論
ブランド
常
に
経
営
理
念
を
意
識
従業員
関連
消費者
会社
企業
企業
地域
株主
ブランド
社会
革
新
の
連
鎖