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海図等について
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水路図誌
海図
水路書誌
水路誌
特殊書誌
航路誌
水路図誌目録
潮汐表
灯台表
天測暦
距離表
天測計算表
これらは、海上保安庁が出版している。
使用上で
海図の分類
図法上で
海図の分類（使用上）
●航海用海図
●水路特殊図
●海の基本図
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航海用海図
総図(縮尺４００万分の１以下)
長距離航海における航海計画の立案・検討など
に使用。
航洋図(縮尺１００万分の１以下)
長距離航海において沖合の水深、主要灯台、遠
距離から視認できる自然物標の位置などの確認
に使用。
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航海図(縮尺３０万分の１以下)
陸地を視界内に保って航海する際、陸上物標に
より船位決定できるように表現されている。
海岸図(縮尺５万分の１以下)
沿岸航海に使用する。水深・沿岸地形・目標物な
どが詳しく描かれている。
港泊図(縮尺5万分の1以上)
港湾・泊地・錨地及び水道のような小区域の航
行中に使用。航行・錨泊及び係留に必要な諸施
設などが詳細に示してある。
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水路特殊図
「海流図」、「潮流図」、「磁針偏差図」、
「大圏航法図」、「パイロットチャート」、
「位置記入用図」、「天測位置記入用図」、
「漁具定置箇所一覧図」、「測地系変換図」、
「ろかい船等灯火表示海域一覧図」、
「海図図式」、「日本近海演習区域一覧図」
等がある。
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海の基本図
海の多目的な利用（海洋開発、環境保全、
防災等）に供するためにつくられたもの。
「大陸棚の海の基本図」、「沿岸の海の
基本図」等がある。
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使用上で
海図の分類
図法上で
海図の分類（図法上）
●平面図
●漸長図
●大圏図
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平面図
地球表面の小地域を平面とみなして描い
た海図。
例） 港泊図
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漸長図（メルカトル図）
・ 航程の線、緯度線、経度線が直線
で表される。
・ 緯度線、経度線が直交している。
・ 緯度線の間隔が高緯度ほど大きい
（拡大率が高緯度ほど大きい）。
等の特徴がある。
使用例） 航洋図、航海図
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大圏図（心射図）
地球上の任意の一点で接する平面を考え、
この平面に地球中心から地球表面を投影し
た図。
・ 大圏が直線で表される
・ 航程線が曲線になる
・ 距離の尺度が複雑である
等の特徴がある。
使用例） 大圏航法図
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海図記載情報の基準
略最低低潮面
凡そこれより低くはならないと想定され
る潮位（海面高さ）。
（⇔略最高高潮面）
平均水面
平均的な海水面の高さ。風や波、潮汐
などで変化する
海水面の一定期間の平均値が使われ
ている。
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・水深：基本水準面は略最低低潮面
・干出：基本水準面と略最高高潮面の間
・岸線：略最高高潮面の水陸境界線
・高さ：干出等を除き、平均水面上
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海図の改補
小改正
事象が永続するもの。手記（インク）
による訂正や補正図の貼り付けに
よって改正する。小改正後に海図の
欄外に通報項数を記入しておく。
一時的な改補
事象が一時的なもの。手記（鉛筆）によ
る訂正を行う。