Transcript パワーポイント - 都市計画DocumentSV

2007/2/23
都市計画マスタープラン策定実習４班
最終発表
人もうけ、人づくり、まちづ
くり
TA
市橋 尭行
班長 田上 哲寛
班員 木村 雄介
宇野 寛子
島田 裕美子
宮城 卓也
2007/02/23
都市計画マスタープラン策定実習 4班 最終発表
土
浦
市
の
特
徴
2007/02/23
土
浦
市
の
抱
え
る
問
題
基
本
構
想
重
点
整
備
計
画
都市計画マスタープラン策定実習 4班 最終発表
ま
と
め
参
考
文
献
土浦市と周辺の現状
郊外の商業施設に押され、中心市街地の衰退
人口減少と少子高齢化の進展
新たな交通計画
百里飛行場
圏央道開通
354バイパス開通 など
つくばエクスプレスの開通（平成17年8月）
土浦市と新治村との合併（平成18年2月）
2007/02/23
都市計画マスタープラン策定実習 4班 最終発表
土浦市の良さ①
中心市街地
 昼間人口が多い・・・就業者人口が多い
 立地条件の良さ・・・都心から60キロ圏内
（常磐道60分、常磐線70分）
歴史ある街
 江戸時代から栄えてきた城下町、水運
豊かな自然
 霞ヶ浦、筑波山（新治）、里山
2007/02/23
都市計画マスタープラン策定実習 4班 最終発表
土浦市の良さ②
住環境の整備
 荒川沖駅西口再開発によるマンション、おおつ野ヒルズ
農畜産業
 他県への一大供給地！！（レンコン・きのこ・養豚など）
工業
 神立、新治などに工業団地
このように“土浦の良さ”は多方面にわたる
しかし!!
土浦は多くの良さを持っている
にもかかわらず、多く問題を抱えている
2007/02/23
都市計画マスタープラン策定実習 4班 最終発表
土
浦
市
の
特
徴
2007/02/23
土
浦
市
の
抱
え
る
問
題
基
本
構
想
重
点
整
備
計
画
都市計画マスタープラン策定実習 4班 最終発表
ま
と
め
参
考
文
献
土浦市が抱える問題①
中心市街地の衰退
大型店舗の撤退、郊外商業施設の増加
つくば市の発展によって県南一の都市ではなくなった
農業の衰退と後継者不足
土浦市の良さのPR不足
これでは土浦市の良さを感じづらい
2007/02/23
都市計画マスタープラン策定実習 4班 最終発表
土浦市が抱える問題②
なぜ土浦にはこんなに良さがあるのに
生かしきれていないのか？
土浦市の住み心地（まちづくりアンケートより）
地域住民の
平成18年
15.9
25.3
38.9
11.5
4.7 2.4
1.3
●地域住民が土浦の良さに気づいていない
まちづくりに対する意識を
●中心市街地の衰退などによって、新しい試みが
困難となっている
改善しなくてはいけない
●地域住民のまちづくりにかける想いが欠けている
住みよいと答えた人の割合が減少
住みよい
どちらかといえば住みよい
16.7
平成11年
0%
2007/02/23
普通
住みにくい
無回答
25.9
20%
40
40%
都市計画マスタープラン策定実習
60%
12.5
80%
4.60.3
0
100%
どちらかといえば住みにくい
よくわからない
4班 最終発表
土
浦
市
の
特
徴
2007/02/23
土
浦
市
の
抱
え
る
問
題
基
本
構
想
重
点
整
備
計
画
都市計画マスタープラン策定実習 4班 最終発表
ま
と
め
参
考
文
献
問題解決の方法
地域住民が土浦の持つ良さに気づいていない
良さを気づかせるためには・・・
もとからある土浦の良さ
来訪者（新住民、観光客など）との
交流
土浦市
改めて気付いた良さに磨きをかけ
新しい魅力の創出＝人づくり
2007/02/23
都市計画マスタープラン策定実習 4班 最終発表
人が集まる
＝人もうけ
人づくり 人もうけ の定義
人づくり
人もうけ
土浦の良さに気づき、
施策をきっかけとして
それを活かしていこうとする
土浦に人が集まり、
市民が増えること
市全体が活性化すること
2007/02/23
都市計画マスタープラン策定実習 4班 最終発表
基本構想
土浦の良さを実感できるまちと人づくり
工業
自然
農畜産業
教育
歴史
土浦市の良さ
住環境
重点計画
立地
交
通
ネ
ッ
ト
ワ
ー
ク
市街地
中
心
市
街
地
活
性
化
ク
ラ
イ
ン
ガ
ル
テ
ン
住民と来訪者の交流
2007/02/23
人づくり
人もうけ
都市計画マスタープラン策定実習 4班 最終発表
マスタープランの流れ
外部からの市民の意識向上をうながす施策で
神立地区
クラインガルテン
百里飛行場
新治地区
空き店舗活用
商人塾
354バイパス整備
おおつ野地区
中心市街地
圏央道への接続
荒川沖地区
人もうけ 人づくりへ つなげる
2007/02/23
都市計画マスタープラン策定実習 4班 最終発表
土
浦
市
の
特
徴
2007/02/23
土
浦
市
の
抱
え
る
問
題
基
本
構
想
重
点
整
備
計
画
都市計画マスタープラン策定実習 4班 最終発表
ま
と
め
参
考
文
献
重点整備計画①：交通
ネットワークの形成
人と人との交流
2007/01/26
都市計画マスタープラン策定実習 4班 第二回中間発表
おおつ野
国道６号
３５４号バイパスの整備
（平成２０年）による渋滞緩和
かすみがうら市から
土浦市へ「人」が流入
2007/02/23
都市計画マスタープラン策定実習 4班 最終発表
３５４号バイパス
神立、荒川沖
常磐自動車道
百里空港（平成２１年）、
圏央道（平成２４年）を整備
国道６号
土浦市への交通量が増加
（観光客増加、物流の効率化、
企業進出など）
関東圏や周辺市町村から
土浦市に「人」が訪れる
2007/02/23
圏央道
都市計画マスタープラン策定実習 4班 最終発表
人が来ることの効果
 道路整備によって外部から土浦市へ人が
やってくる。
 住民と来訪者の交流があると考えられる。
 交流の場を取り持つ機会・場所を整備し、
さらに人が集まるにぎやかなまちになる。
2007/02/23
都市計画マスタープラン策定実習 4班 最終発表
重点整備計画②：農業
新治グリーンツーリズム構想
クラインガルテンを通しての交流
2007/01/26
都市計画マスタープラン策定実習 4班 第二回中間発表
定義☆
グリーンツーリズムとは・・・
「緑豊かな農山漁村地域で、その自然、
文化、人々との交流を楽しむ余暇活動」
2007/02/23
都市計画マスタープラン策定実習 4班 最終発表
グリーンツーリズム構想
都心に住む団塊の世代のうち
「週末は農山漁村で過ごしたい」
45.5%
グリーンツーリズム
農山漁村地域に住む人のうち
の導入
「都市住民が週に3日程度訪れて
滞在することは良いこと」
69.6%
「都市と農山漁村の共生・対流に関する世論調査」 内閣府(H.18.2)
2007/02/23
都市計画マスタープラン策定実習 4班 最終発表
クラインガルテンの提案
土浦市を活性化させるために
新治クラインガルテン
を提案します！
なぜ、クラインガルテンなのか？
Q.退職した団塊の世代の求めること
 健康
 知的鑑賞
 自然・癒し
 ボランティアへの参加
ヒアリング調査より
2007/02/23
都市計画マスタープラン策定実習 4班 最終発表
新治村に設置する理由
なぜ新治に設置するのか？

都心部から近く、アクセス性に優れている

筑波山の麓に位置し、ロケーションが良い
新治
笠間
八千代
八千代

笠間
一年を通して作物が何でも作れる気候である
0
50
100
150
200
時間(分)
新治
東京から

60分！
休耕・遊休農地の増大する中で農村の基盤である農地の荒
東京からの所要時間の比較
廃化を防ぐことができる
2007/02/23
都市計画マスタープラン策定実習 4班 最終発表
前提条件・経済への直接効果 ①
 構成：クラインガルテン×50ヶ所
日帰り市民農園×25ヶ所
 年間訪問者数：約15万人
内訳)クラインガルテン客：144100(人/年)(*1)
日帰り市民農園客：2700(人/年)(*2)
*1：1区画当たり2人程度の人が年144日(=月4回×3日×12ヶ月)訪れるものとして計算した。
*2：1区画当たり2人程度の人が年60日(=月5回×1日×12ヶ月)訪れるものとして計算した。
新治の年間観光客数81600人(H12国勢調査)の
およそ
2007/02/23
2倍！！！
都市計画マスタープラン策定実習 4班 最終発表
前提条件・経済への直接効果 ②
 年間収入
-クラインガルテン利用費
1区画あたり40万×50ヶ所＝2000万(円/年)
-日帰り市民農園利用費
1区画あたり2万×25ヶ所＝100万(円/年)
合計2000万＋100万＝2100万(円/年)
2007/02/23
都市計画マスタープラン策定実習 4班 最終発表
前提条件・経済への直接効果③
-建設費用
クラインガルテン：1区画あたりの開設経費1000万×50＝5億(円)
日帰り市民農園：1区画あたりの開発費用130万×25＝3250万(円)
よって建設費用の合計は5億3250万(円)
-地代
クラインガルテン：1区画300㎡×50ヶ所＝15000㎡
日帰り市民農園：1区画75㎡×25ヶ所＝1875㎡
よって面積の合計は、16875(㎡)
CUETより新治村の地価を30000(円/㎡)とする。
また、土地は借りるものとする。
年間地価の1%を支払うものとすると地代は
16875(㎡)×3万(円/㎡)×0.01＝506万2500(円/年)
-設備費用
年間1450万円かかるものとする。
2007/02/23
都市計画マスタープラン策定実習 4班 最終発表
プロジェクト評価～社会的費用便益分析～







「便益費用比率(Benefit-Cost Ratio)」を用いて算出
便益/費用>1.0ならば社会的に便益がもたらされる
算出する前提条件として社会的割引率ｒ＝0.04とした
プロジェクト費用は5億3250万円
毎期1956万2500円の費用、2100万円の便益を計上
20年間サービスを供給する
また、初年度は国から補助金が半分出るものとした(＊)
＊:八千代のクラインガルテンを設置する際に「やすらぎ空間整備事業」から補助金が出ている
計算結果は以下の如し
B/C＝0.536 < 1.0
2007/02/23
都市計画マスタープラン策定実習 4班 最終発表
考察
B/Cが1.0を超えなかったため、社会的に
便益は得られないということが分かった…。
しかし、
2007/02/23
都市計画マスタープラン策定実習 4班 最終発表
期待される効果
クラインガルテン設置によって期待される効果としては
以下のようなことが考えられる。
 知的階級の流入・定住によって新治に刺激が与えられる

地元民との交流によって活性化をはかることができる

他地域に観光へ行く人が増え、賑わいが創出される
交流の実現
地元住民
ガルデナー

口コミによって土浦市の認知度が上昇し、土浦を訪れる人が
増える

都心の人々が求めているということを認識することによって、
農業の良さを再認識し、農業離れに歯止めを かけることが
できる
2007/02/23
都市計画マスタープラン策定実習 4班 最終発表
写真は笠間クラインガルテンHPより
http://www.city.kasama.lg.jp/garten/index.htm
新治クラインガルテンのイメージ
2007/02/23
都市計画マスタープラン策定実習 4班 最終発表
新治クラインガルテンの設備
 農家レストラン
新治で採れた農作物を使った料理を出す
 直売所
新治で採れた野菜を売る
http://yamagata.da-te.jp/usr/yamagata/P1000462.JPG
2007/02/23
都市計画マスタープラン策定実習 4班 最終発表
2007/02/23
都市計画マスタープラン策定実習 4班 最終発表
筑波山ー新治ー中心市街地をつなぐ

TX開通による筑波山を訪れる観光客の増加
1800000
TX開通により
新治は筑波山のすぐ隣りに位置する
観光客数が
 しかし、観光客数は年間７万人程度

1750000
1700000
1650000
人
２３万人増加
1600000
1550000
筑波山から新治へ観光客を誘導
 新治に来た人を中心市街地へ誘導

1500000
1450000
1400000

つくば→筑波山→新治→中心市街地の
新観光ルート形成
筑波山を訪れる観光客数の推移
2007/02/23
２００５年
都市計画マスタープラン策定実習 4班 最終発表
２００６年
新観光ルート
筑波山
筑波山から
新治
クラインガルテン
クラインガルテンへ
農業を通しての交流
常磐線
クラインガルテンから
中心市街地へ
商店街での交流
つくば駅
TX
中心市街地
2007/02/23
都市計画マスタープラン策定実習 4班 最終発表
重点整備計画③：中心市街地
中心市街地の活性化
商店街の空き店舗を利用
2007/01/26
都市計画マスタープラン策定実習 4班 第二回中間発表
中心市街地の問題点
・大規模商業施設の撤退
・シャッター通りに見られる駅周辺の賑わいの喪失
街中は閑散としていて
人々の交流が少ない
2007/02/23
都市計画マスタープラン策定実習 4班 最終発表
中心市街地
マンション建設
京成ホテル跡地開発
市立図書館の建設
訪問者や新しい住民の増加が予想される
中心市街地は今、転換期を迎えている
2007/02/23
都市計画マスタープラン策定実習 4班 最終発表
商人塾、空き店舗活用
中心市街地の商店は一部のお店だけが繁盛するというような
あり方ではいけない（※ヒアリングより）
「街ぐるみの繁栄」を実現していく必要がある
⇒そこで、商人塾の提案をする
来訪者（講師）
刺激
2007/02/23
交流
商店主
再発見
商人塾
土浦の良い点・悪い点を
客観的視点で見る
都市計画マスタープラン策定実習 4班 最終発表
商人塾、空き店舗活用
ねらい 自分の店→商店街→地域と広い視野を持つ商店主の育成
内容
１年を１期として、月１回の活動
①商店経営の実務講習や個店診断
②商店街の連続性を持った活性化
③テーマを設けて地域の課題解決策の策定
特徴
講師の講義、商店街のフィールドワークや討論
現在、台東区、世田谷区、練馬区、板橋区で行われている
商店主のまちづくりに対する意識の向上
2007/02/23
都市計画マスタープラン策定実習 4班 最終発表
商人塾、空き店舗活用
商人塾で得たまちづくりのノウハウを活かし、
連続性のある商店街をつくる
＋
空き店舗にクラインガルテンで獲れた
野菜などを販売する店舗を出店
クラインガルテンのような交流を
中心市街地でも実現
空き店舗を活用して中心市街地の
商業・農業・文化の発信地となる
2007/02/23
都市計画マスタープラン策定実習 4班 最終発表
土
浦
市
の
特
徴
2007/02/23
土
浦
市
の
抱
え
る
問
題
基
本
構
想
重
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整
備
計
画
都市計画マスタープラン策定実習 4班 最終発表
ま
と
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参
考
文
献
まとめ
土浦市の住民と来訪者との交流によって、
地域住民のまちづくりに対する意識を改善し、
中心市街地の衰退、農業の衰退などの
問題の解決を図っていくことができる。
土浦市の良さを実感できる
まちと人づくりを達成！！
2007/02/23
都市計画マスタープラン策定実習 4班 最終発表
土
浦
市
の
特
徴
2007/02/23
土
浦
市
の
抱
え
る
問
題
基
本
構
想
重
点
整
備
計
画
都市計画マスタープラン策定実習 4班 最終発表
ま
と
め
参
考
文
献
参考資料














土浦市ホームページ
http://www.city.tsuchiura.ibaraki.jp
土浦総合案内
http://i-tsuchiura.com/index.shtml
社団法人 土浦市観光協会 http://tutiura.727.net/
J-marketing.net マーケティング用語集
http://www.jmrlsi.co.jp/
福島中央テレビ ちょっと便利帳
http://www.fct.co.jp/benri/koyomi/nenrei_isyo.html
第15次国民生活審議会 新世代生活展望研究会報告
http://wp.cao.go.jp/zenbun/kokuseishin/spc15/houkoku_a/scp15houkoku_a-1.html
国土技術研究センター(JICE)
http://www.jice.or.jp/jishujigyo/townmobility/t_2.htm
ユニバーサルデザインの今 http://www.japandesign.ne.jp/HTM/UD/23/
茨城県八千代町公式ウェブサイト
http://www.town.yachiyo.ibaraki.jp/welcome/ssevent/kleingarten.html
笠間クラインガルテン
http://www.city.kasama.lg.jp/garten/index.htm
画像出典：信州松本・四賀クラインガルテン
http://www.city.matsumoto.nagano.jp/buka/soumubu/
siga/kurain/index.html
土浦の里山
http://www.sato-yama.net/
平成17年度土浦市総合交通体系調査書
第６次土浦市総合計画
2007/02/23
都市計画マスタープラン策定実習 4班 最終発表
謝辞
今回の実習では
 中島さん、林さんをはじめとする土浦市役所
のみなさん
 笠間クラインガルテンの上野さん
 笠間市役所の青木さん
 最上屋のみなさん
そしてTAの市橋さんには本当にお世話になり
ました。ありがとうございました。
2007/02/23
都市計画マスタープラン策定実習 4班 最終発表
The End…
2007/02/23
都市計画マスタープラン策定実習 4班 最終発表