Transcript 中間発表2 パワーポイント - 都市計画DocumentSV

ヘルシーライフ都市つちうら
都市計画マスタープラン策定実習３班 第2回中間発表
班長：市川智子
佐藤良太、田代泰史、西山絢子、横山智哉、山本英毅
TA：高野哲司
前回の中間発表での提案
「健康」をキーワードに、
食事と運動からまちづくりを変えていく
健康
食事
運動
睡眠
問題点
• 「睡眠」について考えられていない
• 人の「健康」について考えるだけでは、マスタープラ
ンで扱うべきテーマを全てカバーできない
健康マスタープラン
人の健康
都市の健康
生活習慣 医療・介護体制 交通 中心市街地 環境
生活習慣
• 健康であるための要素
睡眠
運動
健康
食事
十分な睡眠、運動、食事
睡眠
住環境の改善
- 騒音対策
- 照度・明度の確保
個々の家
- 土地利用
- 日照の確保
- 騒音規制
外的環境
睡眠に関する知識の普及
- 広報つちうら
- 学校教育
- 健康相談
- 睡眠指導員ボランティア
設置
行政から改善をよびかける
運動
有酸素運動の推進
定義：20分以上の持続的な運動
効果：心肺機能強化、代謝の改善、中性脂肪値を下げる、善玉コレステロー
ル増加、危険因子の予防・治療、持久力向上、ストレス解消、etc…
スポーツ施設の整備
- 既存の体育施設強化
- ウォーキングコース
- サイクリングコース
設備を利用して
- スポーツ教室
- ストレス解消
（レクリエーション的運動）
スポーツマスタープランを作成、
土浦市として全面的に支援
事例：成田市スポーツマスタープラン
【キーワード】：少子高齢化、情報化、男女共同参画、障害スポーツ、教育・行
財政・スポーツ組織改革、千葉県スポーツ振興マスタープラン、国際都市
基本理念
目標
重点事業
実現に向けて
「個性 きらめく スポーツタウン」
スポーツで
健康になる
楽しむ
ふれあう
個性伸ばす
環境づくり
大規模スポーツ大会誘致、総合型スポーツクラブ育成、
スポーツ施設整備、スポーツボランティア
・数値目標設定
・プラン推進方法考案
・市民の皆さんへのお願い
食事
地元の生産物のアピール
食育の充実
ブランド化、付加価値
- 料理教室
- 特定保健用食品
- モンドセレクション
- プライベートブランド
（親子向け、郷土料理etc）
- 学校での食育の充実
（学校給食、総合学習）
- 地産地消
地元に浸透させる
全国に向けてアピール
国民宿舎「水郷」 安眠安食プラン
[現状]
・老朽化が進んでおり、建替え時期に来ている
・赤字経営が続いており、経営改革が必要とされている
- 快適な睡眠
- 水郷公園で運動
- 地産地消の食事
観光客の増加、経営状態の改善にもつながる
健康マスタープラン
人の健康
都市の健康
生活習慣 医療・介護体制 交通 中心市街地 環境
医療体制の現状
医師数　(人)
病院　（ヶ所）
病院病床数
（病床）
一般診療所　（ヶ所）
一般診療所病床数(病床)
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土浦
2.3
0.056
15.0
0.88
1.20
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全国
2.1
0.070
13.0
0.77
1.30
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- 医師数や病床数には遜色ない
- 駅周辺、特に土浦駅周辺への一極集中
※統計局ホームページ、統計つちうら、iタウンページのデータを使用
介護体制の現状
介護施設の分布
要介護者数あたり 全国（H17） 土浦（H17） 土浦(H18)
居宅介護（支援）
7.170
0.633
0.563
サービス受給者数
施設介護
2.184
0.208
0.210
サービス受給者数
地域密着型（支援）
0.055
サービス受給者数
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- 比較的広範囲に分布
- サービス受給者数は少ない
!!
※統計局ホームページ、統計つちうら、iタウンページのデータを使用
医療体制
• 電子カルテ普及により
病院間連携をスムーズ
に
• 周辺自治体の高度医
療施設との連携
（リハビリ、医師派遣など）
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救急指定病院の分布
介護体制
具体策
在宅における介護状況
ライフスタイルの多様化が進んでいる
2.3
一人暮らしや、老老介護の人にとっては夜間の介護が不安
10.15
13.55
50.05
21.9
→夜間対応型介護のできる事業者を
地域密着型サービスの指定事業所に
2.15
日中独居の高齢者の増加
0%
20%
40%
60%
80%
100%
→訪問介護サービスにおける生活援助の
常時介護できる人が複数いる
常時介護できる人が1人いる
受給基準の引き下げ
介護体制にも、柔軟な対応策が必要！
独居ではないが、日中は独居に相当する(介護者がいない)
独居ではないが、介護者の仕事等のため介護できる人はいない
独居であり、介護者はいない
無回答
医療経済研究機構０４年 介護老人保健施設の在宅復帰促進要因に関する調査
同
０５年 療養病床における医療提供体制に関する調査
より
高齢者支援対策
 既存のコミュニティバスの
郊外部への延伸
→交通弱者であるお年寄りに配慮
現状路線
寝たきり老人抑止策
→ストレッチ教室などを開催。筋肉の衰えを抑える
→要介護認定増加による社会保障費の高騰を抑える
健康マスタープラン
人の健康
都市の健康
生活習慣 医療・介護体制 交通 中心市街地 環境
「都市の健康」に至った背景
• 医者であるが、都市計画にも大きく関わった人物
⇒後藤新平、森鷗外、高木兼寛など
• 都市計画と医学は似ている点が多々ある
都市も人と同じように生きている！！
都市を人に例えたら
脳＝行政
肺＝環境
心臓＝中心市街地
消化器＝産業
血管＝交通
元気がない都市
そ
れ
ぞ
れ
が
マ
ス
タ
ー
プ
ラ
ン
で
元
気
に
な 脊髄＝マスタープラン
れ
ば
…
健康マスタープラン
人の健康
都市の健康
生活習慣 医療・介護体制 交通 中心市街地 環境
人体
都市
たとえると…
交通は都市の重要課題
血管
道路
iias、イオンSC、阿見SC
完成後の混雑度
現状の混雑度
混雑度の低
下
荒川沖駅付近
荒川沖の混雑を解消するために作られている
牛久土浦バイパス
牛久土浦バイパスは必要？？
改善されない
これから混雑が解消されるのに
新たな道路は必要？
牛久土浦バイパス
が
できると？？
健康マスタープラン
人の健康
都市の健康
生活習慣 医療・介護体制 交通 中心市街地 環境
中心市街地 ＜心臓＞
• 血液＜人＞がたくさん集まる、まちのポンプの役割
→現状では、閑散としている
生活スタイルの変化によって、中心商店街が寂れていて
も、多くの市民は買い物する場所に困っていない。
商店街の活性化とは、別観点で中心部の活性化を考える
必要性がありそう・・・。
中心市街地における問題
住居人口の減少
→ドーナツ化現象
（出典；逆都市化時代 大西隆 学芸出版社 2004年6月）
中心市街地居住人口の推移
土浦中心市街地居住人口
15500
15000
14500
人
14000
13500
顕著な減少傾向
13000
12500
12000
H1
H5
H10
年度
H15
H19
（大和町、桜町、港町、有明町、大町、千束町、生田町、中央、城北町、東崎町、川口、大手町、文京町 の合計人口）
出典；常住人口調査 茨城県の人口（町丁字別）
土浦中心市街地の強み
•
•
•
•
JR土浦駅の利便性
行政や交通のインフラが整備されている
まちづくり活性化バス「キララちゃん」の存在
城下町の歴史などの小ネタが豊富
• 霞ヶ浦が比較的近い
→基盤に少し刺激を与えれば、
活性化する見込みは充分ある。
中心部を活性化させるために
• 中心部の現状→マンションの増加
• コンパクトシティー化の推進
中心市街地居住を促進する
土浦中心市街地居住のメリットを宣伝
霞ヶ浦周辺におけるライフスタイルの提案
中心市街地に住む人たちを総称する１つのネーミングを
つくり、そのライフスタイルに即した援助を行政が行う。
→ブランディング
→居住者同士の協調感の造成
健康マスタープラン
人の健康
都市の健康
生活習慣 医療・介護体制 交通 中心市街地 環境
環境
土浦市が市民に行った「まちづくりアンケート」
（平成18年7月実施）によると、
質問: 土浦ならではのもので、まだ生かされていない
もの、もっと売り込むべきもの（ふるさと自慢）は
何ですか？
回答: 第一位 霞ヶ浦 （件数200、割合31.1％）
第二位 れんこん （件数106、割合16.5％）
第三位 歴史的特性 （件数30、割合4.7％）
断トツで霞ヶ浦がトップ！！
霞ヶ浦を健康にするためには？
水質改善
広域連携
Google マップより
http://maps.google.co.j
p/maps
人々に愛され、利用される場所にする！！
霞ヶ浦の水質改善
• 関係組織
霞ヶ浦環境科学センター、国土交通省関東地
方整備局霞ヶ浦河川事務所、独立行政法人水
資源機構など
• 現在行われている取り組み
水質改善をより強化
霞ヶ浦水質浄化プロジェクト、かすみがうら＊
ネットなど
地域住民への呼びかけ
広域連携
• 霞ヶ浦は、土浦だ
けのものではな
い！
• 霞ヶ浦（西浦）を囲
う市町村で協力
霞ヶ浦ネットワークを形成！！
• 具体的には、水質
管理、サイクリン
グコース等やレク
リエーション施設
を共同管理
環境（里山）
里山の機能
• 生態系を支える重要な自然環境
• 生物たちの生息環境
• 人々の生活を快適にする保健や休養の役割
都市の健康について重要な役割
土浦市の里山
宍塚大池
・ため池を中心に１００haの土地
・東京から筑波山の麓までで最も広い里山。
・周囲には遺跡群も豊富に点在し歴史的な土地。
・多くの生物が生息。
・生物多様性という意味でも注目されている。
緑地
新治地区
蓮田
宍塚大池
緑の街としてのイメージはない
乙戸沼公園
土浦総合運動公園
里山中心の緑のネットワーク
新治地区
重要なエリア
（既存の緑地等）
蓮田
重要なエリアをつなぐ
要素がある場所
宍塚大池
総合公園
将来的に目指す
緑のつながり
乙戸沼公園
具体的に
りんりんロードの
街区公園の設置
新設・緑化
新治地区
蓮田
緑地をつなぐ
ランニングコース
宍塚大池
総合公園
乙戸沼公園
新設コース
歩行者空間の確保
緑のネットワーク
NPO
宍塚の自然と歴史の会
市民
保全活動内容
・花壇の設置
・屋上緑化
・街路樹を植える 等
・たくさんの生き物といっしょに育つ米作り
・宍塚米オーナー制
・環境教育
等
協力していくことが必要
目指すネットワーク
都市の自然を守り、つなげることで
人にも生きものにもやさしい
うるおいのある都市の実現
新げんきUPサイクル
「人」が健康になれば「都市」も元気になる！
「都市」が健康になれば、「人」も元気になる！
最終発表に向けて
人の健康
•
•
•
•
睡眠指導員導入に向けた健康増進課へのヒアリング
スポーツマスタープラン作成
サイクリングコース、ウォーキングコース設定
安眠安食プランの詳細決定
都市の健康
• 土浦周辺に存在する環境資源をうまく取り込むための
ネットワークの構築
• 土浦でしかできない魅力ある都市生活の構築