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修学旅行先としてのつくば
代表 伊藤
嶋田
瀬尾
佐藤
文也
章
誠
良太
担当教員
鈴木 勉
中野 慎吾
長谷川 大輔
飛鳥井 啓
TA
篠後 裕基
1
背景

きっかけ
最近、食堂や循環バスの中など、学内で見学の
高校生をよく見かける
でも実際には増えているの?
2
背景
大学見学者数
(人)
8000
7000
6000
5000
4000
3000
2000
1000
0
H16
H17
近年学内の見学者数は
H18
H19
増加傾向にある
筑波大学広報課調べ
3
背景
校数
研究所の見学者数
生徒数
18,000
(サイエンスツアーオフィス調べ)
140
16,000
120
14,000
100
12,000
80
まだまだ
60
増える!!
40
10,000
8,000
6,000
4,000
20
2,000
0
0
平成17年度
平成18年度
校数
平成19年度
人数
平成20年度
4月30日現在
予約者含む
4
目的

科学教育・進路指導目的でつくばへ来訪する中
高生が増加している
つくばに来訪する中高生の実態と修学旅行先としての
つくばの実態の双方を明らかにし
修学旅行先としてより魅力的な都市にすることとする。
5
・学校行事としての大学見学
・学校・クラス単位での研究所見学
・通常の修学旅行での大学・研究所見学
本発表における“修学旅行”
6
「修学旅行」の位置付け
各教科
HR活動
生徒会活動
• 儀式的行事
• 学芸的行事
• 健康安全・体育的行事
学校行事
• 旅行・集団宿泊的行事
学校教育
特別活動
• 勤労生産・奉仕的行事
(高等学校 学習指導要領をもとに作成)
7
修学旅行目的地別生徒数(18年度)
0
12.5
25
50
75
µ
0 - 546
100
km
547 - 1520
1521 - 4343
4344 - 11210
11211 - 43013
43014 - 82084
82085 - 198582
198583 - 289938 (人)
0
150
300
600
900
1,200
km
順位
1
2
3
4
5
6
7
8
9
10
11
12
13
14
15
16
17
18
19
20
旅行先
沖縄
北海道
京都
奈良
大阪
東京
長野
長崎
広島
福岡
熊本
兵庫
神奈川
佐賀
鹿児島
山口
福島
岡山
茨城
新潟
計
289,938
198,582
158,910
132,077
124,400
120,716
82,084
59,557
53,009
43,013
31,191
30,918
29,807
28,915
11,210
9,554
6,867
5,718
4,343
4,148
全国修学旅行研究協会調べ
8
修学旅行
関東地方の動向
関東地方の入込率
(%)
(校数ベース)
16

14
行き先として関東が増加
12
10
公立高
私立高
8
6
4
2
0
15年度 16年度 17年度 18年度
全国修学旅行研究協会 調べ
9
つくば・関東への修学旅行来訪者の分布
分布が似ていることから、東京と合わせて
µ
つくばに来ているのでは?
0.0000 - 0.0002
0.0021 - 0.0146
0.0147 - 0.0241
0.0242 - 0.0640
0.0641 - 0.1544
0
130
260
520
つくばへの来訪者の分布
780
1,040
km
関東への来訪者の分布
10
修学旅行の形態

班別行動実施校が多い
全体の班別自主行動実施率
25%
75%

実施した
実施しない
キャリア教育を盛り込む修学旅行
→ 大学見学や研究所見学も含まれる
11
各研究所へのアクセス

つくばセンターから大学・主な研究機関へ
1日あたりの路線バス本数(平日)
国総研・建築研
20本
農林団地
4本
高エネ研
23本
筑波大学
150本
JAXA・産総研
35本
農林系や北部の機関へは本数が少ない
12
研究のフロー
背景 ・ 目的の設定
文献 ・ ウェブ調査・統計分析
現状把握
問題提起
<来訪者側>
• 協会へのヒアリング
• 各学校へのアンケート
<受け入れ側>
中
間
ま
で
• ツアーオフィスへのヒアリング
•時刻表の分析
•研究所へのアンケート
中
間
以
降
考察
提案
13
ヒアリング
大学広報課広報室
日時:4月18日 午後4時 ~ 5時
協力:広報課広報室 宮城弘松様

筑波大学への来訪希望者は増加傾向
→特に、数人程度の小グループでの来訪
しかし現状は
受け入れ態勢が整っていない

受け入れは広報課の方のみで行っている状況で、
担当職員が足りない場合が多い
14
ヒアリング
つくばサイエンスツアーオフィス
日時:5月12日(月) 14時30分~
場所:ツアーオフィス(つくば国際会議場内)
協力:事務局長 薄井聡様 調査役 宮崎真二様

つくばへの修学旅行状況



サイエンスツアーが高校・旅行代理店の代わりに見学コー
スを手配
要望に応えられず見学地を東京に変更されるケースも
交通状況


ツアーオフィスでは団体バスで来るように要請
つくばエクスプレスで来ても市内交通が不十分なため班行
動がしづらい
15
ヒアリング

つくばサイエンスツアーオフィス
受け入れ機関

受け入れに積極的な理化学研究所、つくばブレーンズ



理化学研究所:理事長が野依良治氏→理科教育に熱心
つくばブレーンズ:社会貢献活動の一環としてツアーに協力
受け入れが限定的な研究施設も存在
物質・材料研究機構:見学は週2日、1日20人まで
 宇宙センター:見学は一校4クラスまで(1日8クラス見学可能)
→研究所の規模の違いや人手不足が原因

周りやすさ、受け入れに難がある
16
ヒアリング
財団法人全国修学旅行研究協会
日時:5月2日(金) 14時~
場所:本部事務所(千代田区九段)
協力:理事長 中西朗様
事務局長 山本精五様

キャリア教育を絡めた修学旅行が本格化

関東、特に東京への修学旅行の増加
研修先、観光地が多い → コースが組みやすい

キャリア教育と研究施設の組み合わせが
つくばのように研究施設が集積し、
修学旅行先としてのつくばの特徴
修学旅行を受け入れている都市は国内にはない

修学旅行の目的地に選ばれるための3要素
「行きやすさ」、「回りやすさ」、「受け入れ」
17
ヒアリング
財団法人日本修学旅行協会
日時:5月2日(金) 16時15分~
場所:本部事務所(中央区日本橋馬喰町)
協力:理事長 河上一雄様
事務局長 村岡輝久様

産業施設が旅行先として高い評価

多くの研究所を抱えるつくばの人気も上昇

つくばに対して誰が興味を持ち、どのような
スーパーサイエンスハイスクール(SSH)のつくば研修

要望を持っているのか知る必要がある
問題点・・・交通網の未発達、宿泊施設不足、
アミューズメント性の乏しさ など
→+αが必要(農村体験、広域連携...)
18
同行調査

見学の概要




日時:4月24日 午後3時30分 ~ 5時
協力:愛知新和学園大成高校 先生1名と生徒7名
大学広報課広報室 宮城弘松様
2・3年の希望者69名が
 関東方面・・・東京、早稲田が中心 33名
 関西方面・・・京都、大阪が中心 36名
で実施
午前中は上記の場所を、午後は生徒がコースを自由に設
定して見学
 33名のうち7名が筑波大学に
筑波大学での見学時間は1時間30分
交通手段はつくばエクスプレスと路線バス
19
同行調査

見学に同行して

見学はかなり急ぎ足
大学本部棟から医学まで徒歩で移動。見たいところが見れず
残念との声も

それでも大学特有の施設には興味津々
中央図書館、学生宿舎etc…
100%満足とはいえない見学内容

大学生の声を聞きたかった?
広報課の方の説明だけではなく、学生の話にも興味あり
20
現状把握で見えてきたこと
データ分析から
• 関東への修学旅行が増加
• つくばへの修学旅行も増えている
• 西日本の高校生が多くつくばに来る
ヒアリング・見学同行から
• キャリア教育を取り入れた修学旅行の増加
• 大学や研究所の受け入れ体制は十分ではない
• 誰がどのような要望をつくばに持っているか
知る必要がある
21
今後調査すべきこと

つくば来訪実績のある学校にアンケート




各研究所の受け入れ規定の把握


修学旅行の全行程
見学した研究施設・大学に対する意見・要望
今後希望する見学先
民間企業の研究施設の受け入れ可能性
つくば市内宿泊施設の概要

宿泊施設の現状と新規計画の把握
22
最終発表に向けて

「修学旅行地の3要素」の視点から検証
行きやすさ
周りやすさ
受け入れ
修学旅行生にとって魅力的な都市 つくば
23
参考文献・ウェブページ

文部科学省 高等学校学習指導要領 2004年

十代田朗「文系と理系の「知」を融合させ、地域の未来図を描く」 『観
光学がわかる』(2002)94-95
文部科学省 <http://www.mext.go.jp/>
修学旅行ドットコム 修学旅行情報センター
<http://shugakuryoko.com/>
財団法人 日本修学旅行協会 <http://www.jstb.or.jp/>
つくばサイエンスツアーオフィス
<http://www.i-step.org/tour/index.shtml>
愛知真和学園 大成高等学校
<http://www.taisei-hi.ed.jp/top.htm>(最終閲覧日2008/05/19)





24
参考資料・データ



(財)全国修学旅行研究協会 平成18年度 高
校修学旅行調査(都道府県別・国別受入状況)
(財)日本修学旅行協会 教育旅行白書2008年
度
サイエンスツアー来訪一覧(サイエンスツアーオ
フィス提供・2008年4月30日現在)
25
謝辞




財団法人全国修学旅行研究協会
理事長 中西朗様
事務局長 山本精五様
財団法人日本修学旅行協会
理事長 河上一雄様
事務局長 村岡輝久様
茨城県つくば市保健所
財団法人茨城県科学技術振興財団
つくばサイエンスツアーオフィス
事務局長 薄井聡様 調査役 宮崎真二様

国立大学法人筑波大学
宮城弘松様
26
ご静聴ありがとうございました
27
28
目指すもの
修学旅行生にとって魅力が感じられる都市 つくば


未来の人材を引きつけるアカデミックな魅力
「つくばで学びたい」「つくばで研究したい」
29
スーパーサイエンスハイスクール(SSH)

9
SSH 県別校数
8
7
6
5
4
3
2
1
0
北海道
青森
岩手
秋田
福島
茨城
栃木
群馬
埼玉
千葉
東京
神奈川
新潟
富山
石川
福井
山梨
長野
岐阜
静岡
愛知
三重
滋賀
京都
大阪
兵庫
奈良
和歌山
鳥取
島根
岡山
広島
山口
徳島
香川
愛媛
高知
福岡
佐賀
長崎
熊本
大分
宮崎
鹿児島
沖縄

将来の国際的な科学技術系人材を育成することを目指し、理
数教育に重点を置いた研究開発を行う事業。
19年度予算額 1,444,433千円
(1校当たり配分額 約1420万円)
平成19年度認定校 101校
(校数)

(県)
30
行きやすさの改善
TX開通以前
・高速バス 東京~つくば
・JR利用
東京~(80分)~土浦
土浦~(20分)~つくば
70分
100分
TX開通後
東京~(3分)~秋葉原~(45分)~つくば 50分
31
平成18年度データから
日本総人口;
1億2700万人
 つくば来訪者;
373万人
(※2 / ※1) = 2.9%

17歳人口;
128万人
 つくば修学旅行客数;
8690人
(※4 / ※3) = 0.7%

※1
※2
※3
※4
※1,3;総務省統計局 平成18年10月1日現在推計人口
※2;茨城県観光物産課 平成18年度観光客動態調査
※4;つくばサイエンスツアーオフィス データ
32
来訪年度
来訪日時
高校名
県
来訪生徒数
2007
6月19日
西武学園文理
埼玉
33
2007
5月30日
大阪市立東
大阪
12
2007
10月26日
明和県央
群馬
91
2007
7月13日
都立戸山
東京
16
2007
10月23日
新潟清心女子
新潟
80
2007
5月11日
山梨学院大学付属
山梨
102
2007
6月6日
米沢中央
山形
50
2007
11月15日
宮崎北
宮崎
14
2007
8月7日
いわき秀英
福島
168
予定サンプル数
566
選んだ理由
・複数年筑波大に来訪している
・県外の高校
・2007年度に来ている高校(それ以前だと生徒が卒業してしまっているため)
33
各研究所へのアクセス

つくばセンターから大学・主な研究機関へ
1日あたりの路線バス本数(平日)
国総研・建築研
20本 JAXA・産総研
高エネ研
23本
14分
筑波大学
国総研・建築研 33分
高エネ研
23分
150本
筑波大学
4分
農林団地
JAXA・産総研
生物研・農林団地 2時間14分
35本
4本
農林系や北部の機関へは本数が少ない
34