マイケルソン干渉計

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Transcript マイケルソン干渉計

レーザー干渉計って何?
これはマイケルソン型レーザー干渉計です。
TAMA300もマイケルソン型干渉計です。
私たちがいるのはココです。
300m
300m
レーザー干渉計は振動に対して高感度。
その原理を重力波の検出に利用してます。
なぜ高感度センサーになるのでしょうか。
鏡
半分は通過、半分は
垂直に反射する鏡
ビームスプリッター
鏡
レーザー光源
波長 633nm
(1mmの千分の1以下)
ターゲット
ここに出てくる光の
強さ変化を読み取る
まず、登場する物を説明します。
レーザー光はビームスプリッターで
2つに分かれます。
そして鏡で反射され、再びビーム
スプリッターに戻ってきます。
次に光を波として考えます。もとの光はこんな
ターゲットでは反射されて戻ってきた光の合体
ビームスプリッターで分かれて鏡で反射された
形です。
(干渉)したものを見ることになります。
光は、それぞれ波の形が変わります。
ターゲットでは2つの光が再び合体したもの
鏡の位置で波が変化し、強め合う時は明る
鏡が動いた時の波の様子と、ターゲットの
を見ることになります。
く、弱め合う時は暗くなります。
明るさを見てみたいと思います。
鏡の動きと髪の毛の太さを比べましょう。
髪の毛の500分の1の太さで、
「暗い」から「明るい」!
髪の毛の断面
こんなちょっとの鏡の動きで「暗い」から「明
るい」へ変化してしまうのです。
実際のマイケルソン干渉計は見やすいよう
に縞模様になるように調整してます。
弱め合う
強め合う
実際に触ってみて下さい。そしていろいろな
疑問は係の人に聞いてみて下さい!