Transcript タームプロジェクト
タームプロジェクト
工藤紀篤
[email protected]
今期の主な活動内容
リアルタイム遠隔授業の問題点の洗い出しと整
理のために以下のことを行った
SOI-ASIA授業中継(16回)
USのスタジオからの授業中継(3回)
DVTSを用いた授業中継(20回)
JADとのリアルタイムセッション(1回) 合計約70時間
理想のリアルタイム遠隔授業スタジオをデザイン
するための検討
USのFLAスタジオの改修
SOI-ASIA授業スタジオの設計、施工
背景/問題意識
インターネットを利用した
リアルタイム遠隔授業の増加
さらなる普及には遠隔授業と一般授業の差や
さまざまな環境への対応が必要
リアルタイム遠隔授業サポートツールが必要
手法
1. 既存のリアルタイム遠隔授業の分析
2. 理想のリアルタイム遠隔授業像
3. リアルタイム遠隔授業サポートツールの
提案
リアルタイム遠隔授業の定義
遠隔授業とは何か?
現行の大学設置基準第25条の授業を、隔地の教
室、研究室又はこれに準ずる場所において同時に
行うものである事。(同一校舎内の複数の教室間
を結んで行う場合や、送信側には教員のみいて学
生がいない場合も含む。)
多様な通信メディアを利用して、文字、音声、静止画、
動画等の多様な情報を一体的に扱うことができる状
態で行われること
大学において、直接の対面授業に相当する教育効果
を有すると認められたもの
リアルタイム遠隔授業の例
インターネット時代のセキュリティ管理の授業
DVTS/Polycom/real playerを使った授業中継
SOI家庭のセット
DVTSとVIC/RATを使ったシステム
SOI-ASIAの授業
アジア各国へむけての授業配信
21世紀に向けての企業の挑戦
京都大学とのDV中継
SOI-STUDIOからの授業
東京大学とFLA FLAとSOI-ASIA
インターネット時代のセキュリ
ティ管理
三田
jun
Real
server
NAIST
SFC
suguru
学生
学生
TA
IRC
server
28.8~150kbps
インターネット時代のセキュリ
ティ管理
特徴
DVでの受講者はストレス無くコミュニケーショ
ンできる
問題点
Realでの視聴者数はわかるが、詳細が不明
質疑応答をするときにrealの遅延が問題にな
る
Realでの受講をしている場合、学生の発表は
困難
SOI家庭システム
三田
jun
NAIST
DVTS
SFC
suguru
学生
学生
TA
VIC/RAT
SOI家庭システム
特徴
DVTSはrealのような遅延がない
教室側からremoteの受講者が見える
問題点
DVの帯域を家庭では確保できない
未使用のため使い勝手は未知数
SOI-ASIA
遠隔地
wmt500kbps
TEACHER
SFC
Partner
Partner
STAFF
Partner
IRC
server
MSN
Messenger
SOI-ASIA
特徴
Multicastを用いてASIA各地に高品質授業提供
問題点
連絡がMSNやIRC、Yahoo Messengerなどに分散
戻りの映像/音声品質が悪い
受講しているかどうかすらわからない地点が多数
解決しなければならない問題
先生が各地点の様子を把握できない問題
学生が発表できな問題
Realの遅延でタイミングを逃す
IRC以外にコミュニケーション手段が無い
スタッフのコミュニケーション
MSNやIRC、yahooMessengerなどが混在する
先生はIRCをじっと見ている余裕はない
理想のリアルタイム遠隔授業
システム
DV、polycom、vic/ratなどさまざまな帯域のアプリ
ケーションを使った学習者が同時に参加できる
上記に加えreal playerやWMTといった遅延のあるア
プリケーションでも授業に参加できる
学生
見るだけではなく質問やディスカッションできる
先生
普段の授業とできるだけ同じように授業できる
受講している学生の数やその様子を把握できる
リアルタイム遠隔授業サポート
ツール
目的 環境や通常の授業との違いを吸収する
先生支援システム(IRCに流れる各種情報の要約)
学生の様子を把握するためRemote Siteの情報
見えているかどうか、利用しているアプリ、参加者数など
各地点からの質問の一覧表示
その他スタッフからのメモ
学生がより参加しやすい環境
家庭や遠隔の教室からもっと手軽に質問
先生支援システム(仮)
質問一覧
Staffからのメモ
情報一覧
TEACHER
Site statusの登録
server
講師へのメモ
STAFF
SOISTAFF
STAFF
質問の登録
BBS又はビデオ要求
学生
学生
学生
学生
Site status
進捗
実装はまったくすすんでいません
今後
完成させ授業でのテストを行う