流行性出血熱

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Transcript 流行性出血熱

流行性出血熱
Epidemic hemorrhagic fever
Hemorrhagic fever with renal syndrome
流行性出血熱
腎症候性出血熱は出血傾向,発熱,およ
び腎症状を来す疾病であり,ハンタウイルス
の感染により引き起こされる。
 Virus による 引き起こす 急性伝染病だ。
 ネズミは主な伝染原だ。
 臨床経過:発熱 ショック 少尿 多尿 回復期
 主症候:発熱 充血出血 腎不全
歴史
 1932年 初めに前ソ連で発見した。
 我国1935年 黒龍江省で発見した。
遠東出血熱
 1942年 流行性出血熱
 50年代 朝鮮出血熱
 1978年 韓国の学者 初めに ウイルス を分離した
朝鮮出血熱virus
或いは hantann virus
病原学





流行性出血熱 ウイルス (EHFV)
Bunyaviradaeウイルス科 hantannウイルス属
RNA ウイルス
円形
組成:RNA と膜蛋白 と核衣殻蛋白
 RNA: 三つのfragments:
 L RNA polymerase
 M 膜蛋白
 S 核衣殻蛋白
 膜蛋白:
 中和抗原
 血液凝固抗原
 核衣殻蛋白:
 免疫性強い
診断に
EHF病毒R22株的负染电镜照片
在细胞间隙里的大量病毒颗粒
在细胞间隙里的感染细胞经恢复期血清处理后
与胶体金反应大量病毒颗粒
EHF病毒抗原层与细胞质膜之间的明显界限
EHF病毒抗原层
鼠肾小管上皮细胞免疫酶标间接染色一
抗恢复期血清
 血清型:少なくとも16型






1 Hantann virus
2 Seoul virus
3 Puumala virus
4 Prospect hill virus
5 Belgrade-Dobrava virus
など
 抵抗力
 一般的な消毒剤に 敏感
 熱に 弱い
 低温の環境で 抵抗力が 強い
 分離
 ネズミの肺 肝 腎臓 唾液腺
 感染早期患者の血液も
疫 学
 (一)伝染原
 主に ネズミ
 イヌ ブタも 伝染原になることがある。
 実験室で ラット
 人は主な伝染原ではない:(水平伝染)
 患者の周りに 続発性病例は 認められない。
 患者と密接に接触する人に 発病するのは 非常に少ない。
 (二)伝染経路
 呼吸管
 消化管
 接触伝染
 傷のある皮膚と粘膜に侵入する。
 虫媒
 垂直伝染
 (三)人の感受性
 人は普通感受されやすい。
 青年 男性に 多い。
 不顕性感染が 少ない 2.5~4.3%。
 感染後の免疫力がつよい、
 再び 発病するのは 少ない。
 (四)流行の特徴
 1 地域性
 2 季節性と周期性
 3 人の分部
発病のメカニズム
 ウイルス自身による 細胞結構と機能の障害
 ウイルスによる
 免疫反応
 サイトカイン
 保護作用
 損害因子
 1 ウイルスの作用
 ウイルス血症がある。
 ウイルスの血清型によって、臨床表現は違う。
 多くの臓器にも ウイルスが検出できる。
 特に血管内皮細胞に
 体外、内皮と骨髄細胞でウイルスを培養する時、細胞障害を認め
られる。
2 免疫反応
 3型アレルギー反応(免疫複合物)による。
 感染早期に 血清補体のレベルが低下する。
 血液の中に 特異性の免疫複合物がある。
 血管内皮細胞と糸球体、腎間質血管に EHF
よる免疫複合物が検出される。
 だから、 3型アレルギー反応は血管と腎臓障害の
 3 サイトカインの作用
ウイルスに
主原因だ。
ショック(Shock)のメカニズム
 1


 2



原発性shock:3~7日
血管損害、機能障害、滲出ーーー血容量不足。
血液濃縮、DICーーー血液うっ滞、 血容量低下。
続発性shock:少尿期後
大出血
感染
水と電解質不足。
 出血のメカニズム
 血管損害、機能障害。
 PLT減少と機能不全。
 DIC。
 類ヘパリン(heparin)物質の増加。
急性腎不全のメカニズム






血漿滲出、血容量不足ーーー糸球体濾過率低下
免疫による 糸球体と尿細管基膜損害。
腎臓間質出血、水腫、圧迫する。
糸球体血栓生成、虚血性壊死。
レニン、アンギオテンシン系統。
尿細管は 蛋白と円柱に阻塞される。
病理変化
 基本的な病理変化は小血管(小動脈、静脈、
毛細血管)内皮細胞腫脹,変性、壊死。それ
によって、血漿滲出、出血、血管の中に血栓
生成
 別々臓器の変化
 小血管内皮及び各臓器に EHFV が検出で
きる。
 病理診断としては
 腎臓変化、右心房出血、垂体前葉病変と後腹膜
水腫は重要だ。
臨床所見
 潛伏期:4~46日、一般的7~14日。
 三主症候:発熱、充血出血滲出、腎臓損害
 五期経過:発熱期、低血圧shock期、少尿期、多尿期、
回復期。
 軽い病例では shockと少尿期のないことがある。
 重症では 発熱とshockと少尿期の重ねることもある。
(一)発熱期
 1 発熱:急性悪寒、高熱、39~40
 発熱は3~7日に持続して、一般的10日に超えない。
 体温が高ければ 高いほど、持続時間が長ければ 長いほど、
気は酷い。
 全身中毒症状が伴う: 三痛
 頭痛:
 腰痛:
 眼痛:
 消化管症状:
 食欲不振
 悪心、嘔吐
 腹痛:腸管血管の病変ーーー虫垂炎と鑑別
 下痢:粘液や血液ーーー赤痢と鑑別
 神経症状:重症の場合に よくみえる。
 傾眠、痙攣などの症状。
病
2 毛細血管損害
 充血:皮膚と粘膜充血、赤くなって。 酒酔貌
 三紅:結膜 、顔面、 頚部と前胸部
 出血:皮膚と粘膜出血点、うっ点。ーーー早期診断に
結膜、胸部、腋下、背中、上肢に
部にも
は 臓器出血、DIC
 滲出:
 水腫:結膜
 腹水
 肺水腫
 3 腎臓損害
 蛋白尿
 血尿
 円柱尿
鞭襲様
咽頭
重症で
(二)低血圧shock期
 病程の4~6日、遅いのは8~9日
 数時間~6日、一般的に1~3日に持続する。
 軽い場合では、shockきがない。
は、発熱期或いは少尿期と重ねる。
 発熱末期に 症状が酷くなって、血圧変化
 30~60%:血圧低下 収縮圧<90 脈圧差<20
 3~10%:shock
収縮圧<80 脈圧差<20
 Shock表現:
 蒼白、四肢末梢に寒冷;
 脈拍頻数、尿量が少なくなる;
 チアノーゼ;
 脳水腫;
 DIC;
 ARDS;
 急性腎不全
重症で
(三)少尿期
 病程の5~8日
 1~10日に持続する。
 Shock期と明らかな境界がない。
 Shock期と重ねること;
 Shock期がない、直接に発熱期からきたこと;
 少尿期のないこと
 少尿:<500ml/24h或いは<17ml/h
 無尿:<50ml/24h
 shockと重ねる場合では 腎性と前腎性少尿の鑑別が 必要だ。
 少尿期の臨床所見は急性腎不全だ。
 1 尿毒症の症状
 神経症状:頭痛、めまい、傾眠、昏睡、痙攣、譫妄
 消化管症状:口腔乾燥、食欲不振、悪心嘔吐、下痢
 出血と貧血:DIC、PLT減少、類Heparin物質の増加
 皮膚と粘膜出血点、うっ点増加
 腔管の出血
 臓器、脳などの出血
2 アルドシース
 Kussmaul呼吸
 3 水と電解質の異常
 水の貯留:組織水腫、腹水
 高K血症:
 全身だるい、無力、傾眠、反射が弱くなる。
 HR減少、心臓停止
 ECG:T波 QRS波
 低Na血症:
 酷い場合 低Na脳症
 ほか:
 Cl:低い
 P、Mg:高い
 4 高血容量症候群:重症に多い
 水分が多くて、腎臓から排泄されないーー血容量増加
 血圧上昇、脈圧差上昇、静脈
 全身水腫、腹水、Hb低下
 肺臓と脳水腫
 心不全
(四)多尿期




病気の9~14日から、7~14日に持続する。(数か月以上)
多くのは 少尿期から
時に発熱期或いは低血圧shock期から
原因:
 新しい尿細管上皮細胞の機能は まだ完全にならない。
 窒素などの貯留物による 浸透圧増加。
 糸球体ろ過率
 高血容量
表現:三期に分けられる。
尿量
Cr BuN
症状
移行期
500~2000ml
持続に増加
酷くなる
多尿早期
2000ml以上
改善しない
また酷い
多尿晩期
3000ml以上
減少
よくなる
 注意:
 水と電解質の平衡
 続発性感染の予防
 脱水とshockの予防
 患者の三分の一は 多尿期に死亡する。
(五)回復期
 病気の4~6週
 尿量が だんだん少なくなる。
 症状と腎臓機能は よくなる。
 1~3ヶ月をへって 完全に回復する。
 高血圧、腎臓障害、心筋損害、垂体機能障害などを
残存する。
臨床分型
軽
中
重
発熱
中毒症状
出血
shock
腎臓損害
39以下
軽い
点状出血
ない
少尿ない
39~40
より酷い
結膜水腫
出血著しい
収縮圧<90
脈圧差<20
少尿ある
尿蛋白
+++
40以上
酷い
滲出著しい
神経症状
皮膚うっ点
腔管出血
内臓出血
shock
 劇症: 1 shock 24時間以上に(治療しても)





2
3
4
5
6
 非典型
重要な臓器出血
少尿>5日、無尿>2日、BuN>42.84mmol/l。
心不全
肺水腫
中枢神経の病変:脳の出血、ヘルニアなと。
少尿<5日
無尿<2日
実験室検査
 1 血液Rt:
WBC:
 PLT:
 RBCとHb:
 2 尿液Rt検査:




蛋白:+++~++++
早期診断に とても役立つ
膜状物質:多くの蛋白と壊死脱落の上皮細胞から 重症に多い
尿の沈殿物に 巨大溶合細胞 virus抗原が検出できる。
RBC と 円柱
 3 血液の生化学検査:
 BuN Cr:
 血液気体分析:発熱期:
shockと少尿期:
 イオンの変化:
 K:発熱とshock期:
 少尿期:
 多尿期:
 Na、Cl、Ca:
 4


 5

血液凝固機能検査:
PLT:
DIC:
免疫学:
1 特異性の抗原:
 感染早期 血清、好中球、単核細胞、リンパ細胞、尿の沈店
などの中に 検出できる。
 2 特異性の抗体:
 IgM:
 IgG:
 6




1:20 陽性
1:40 陽性

或いは 1週間あと4倍以上上昇する。ーーー診断
ほかの検査:
肝臓機能:
ECG:心筋損害、洞性頻脈、伝導ブロック、高(低)K
脳水腫:視神経乳頭水腫
肺水腫:うっ血、胸液
合併症
 1 腔管の出血:
 消化管、呼吸管、腹腔、鼻、膣など
 大量出血によるshock、呼吸不全
 2 中枢神経合併症:
 Virus性脳炎、髄膜炎: EHFV による
 脳水腫、高血圧脳症、脳出血: shock、血液凝固障害、
電解質異常、高血容量などによる
 3 肺水腫:
 ARDS:
 Shock期と少尿期に 多い。
 呼吸頻数30~35、チアノーゼ、酸素分圧進行性低下<60mmHg。
 Xーray:両肺にも 陰影
 心不全:
 4 ほか:
 続発性感染
 腎臓破裂
 心臓と肝臓などの臓器損害。
診断
 1 疫学:発病の季節、ネズミ
 2 臨床表現:三主症状、五期の経過
 3 実験室検査:
 PCR方法で virus RNAを検査する。
 鑑別診断





1
2
3
4
5
発熱期:インフルエンザー、敗血症、胃腸炎、赤痢など
shock期:ほかの原因によるshock
少尿期:急性糸球体腎炎、ほかの原因による急性腎不全
ARDS
腹痛:外科病気と鑑別
治療
 総合療法:
 早期に 抗ウイルス剤投与する。
 中、晩期に 対症治療。
 原則:三早、一就。
 注意:shock、腎不全と出血に対する治療。
(一)発熱期の治療
 1 抗virus治療:4日以内
 Ribavirin 1 g、3~5に持続する。
 2 滲出の治療:
 Vitamine C:
 Mannitol 125~250ml
 液体の投与:毎日1000mlぐらい。高熱、発汗、嘔吐などの場
合、必要によって、多くの液体を投与する。入る液=でる液
+1000ml
 平衡液:浸透圧、電解質、PHとも内環境と一致する。






NaCl: 58.5g
CaCl2: 3.33g
KCl: 3.0g
NaAc: 61.2g
5000mlの水に入れる。
5000mlの10%Glucoseで稀釈する。
 3 中毒症状に:
 発熱:物理方法で
 強い発汗薬 だめ
 副腎皮質ホルモン
 嘔吐、腹痛などに
 4 DICの予防:
 血容量
 CT<3分 APTT<34秒
 Heparin 0.5~1mg/kg投与 6~12時間に1回
或いは12.5u Q6h ih
(二)低血圧shock期の治療
 1



血容量の補充:早い、できるだけ4時間にshockを治る。
晶体、胶体
平衡液
血液濃縮ーーー輸血しては いけない。
 2 アルドシースに対する治療:
 5%NaHCO3:CO2CP或いは血液気体分析による投与する。
或いは5ml/kg。
 3 微細循環に:
 血容量は前提だ。
 Dopamin 2~4ug/kg/h
 654-2
 Dexamethasone
(三)少尿期の治療:穏、促、導、透
1
穏:
まず:腎性と前腎性少尿をかんべつする。
前腎性
腎性
尿比重
>1.020
<1.010
尿Na
<40mmol/l
>40mmol/l
尿BuN/血液BuN
>10:1
<10:1
液体投与試験
尿量>100ml/3h
尿量<100ml/3h
治療
液体投与
液体コントロール
 液体投与試験
 液体コントロール:入る液=でる液+500~700ml.
 2



促:
利尿剤:Furosemide 100~300mg
20%Mannitol:
微細循環を拡張する:
 Dopamin 2~4ug/kg/h
 654-2
 Phenoxybenzamin
 3 導:
 高血容量症候群 或いは 高K血症に応用
 Mannitol 25mg po
 MgSO4 po
 4 透:
 適応症:
 BuN Cr
 高K血症
 高血容量症候群
 方法:血液透析 と 腹膜透析
 (四)多尿期の治療
 原則:
 移行期と多尿早期:少尿期と同じ。
 多尿晩期:
 1 水と電解質のバランス:
 2 続発性感染を防ぐ:

腎臓に毒性のある薬物に注意する。
 (五)回復期の治療
 栄養
 1~2ヶ月を休み、
 肝臓、腎臓機能、血圧、垂体機能の検査。
 (六)合併症の治療
 1 消化管出血:
 2
 3
 4
 5
 輸血、液体補充
 H2 receptor blocker、H+ pump blocker:PH
 DIC:
 PLTと血液凝固因子投与。
 繊維溶解亢進:
 類Heparin物質増加:
 尿毒症:透析
中枢神経症状:
 痙攣:valiiなどの沈静薬
 脳水腫:mannitol、透析
心不全:
 液体のコントロール、cedilandi、furosemide、透析
ARDS:
 Hormone、呼吸器
腎臓破裂:手術
予防
 (一)流行する状況の検査:
 ネズミのウイルス携帯状況:
 (二)伝染原と伝染経路に対する:
 ネズミ
 (三)個人の保護:ワクチンを注射すること
 ネズミの接触人に
 動物試験の時に