(4年 笛木正司,3年 中元, 和田, 2年 中島, 星野)「カレー

Download Report

Transcript (4年 笛木正司,3年 中元, 和田, 2年 中島, 星野)「カレー

現代GPカレープロジェクト
カレープロジェクト 活動中間報告
現代GPプロジェクト 5-2
明治大学 商学部 風間ゼミナール
笛木正司, 和田朋子, 中元麻衣, 星野恵美, 中島優美, 山下貴寛
2006年3月13日 現代GP 学術フロンティア 合同シンポジウム
Contents
1.
本報告の目的
2.
現代GPにおけるカレープロジェクト(Pro.5-2)の概要
と位置づけ
3.
現在までの活動
4.
研究の方向性
5.
今後の取り組みについて
2
1.本報告の目的
現段階までのカレープロジェクトの取組みの紹介
活動と研究の方向性の提示
3
2.現代GPにおけるカレープロジェクト(Pro.5-2)の概要と位置づけ – 1/2
現代GP「広域支援プログラムー千代田区=首都圏
ECM」の一環として、神田・横浜・横須賀、3地区のカ
レー店に対する消費者の銘柄選択行動について分析
していく
食文化を通じた地域連携・地域経済活性化の方策を
考える
4
2.現代GPにおけるカレープロジェクト(Pro.5-2)の概要と位置づけ – 2/2
大学の教育力
広域地域活性化
地域の教育力
(千代田-首都圏ECM)
(明治大学)
公開
講座
ボラン 授業
ゼミ
ティア
連携
「支援」
千代 東大
田区 和市
横浜 横須 三浦 箱根
市
賀市
市
湯河 浦安 習志 富岡 嬬恋
原町
市
野市
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
町
市
村
その
他
広域連携支援プログラム
(明治大学商学研究所)
○
○
○
○
○
○
○
Proj.2-経営・情報
○
○
○
Proj.3-交通・環境
○
○
○
○
Proj.4-商業・経営
○
○
○
○
Proj.5- 商業・経営
○
○
○
Proj.6-商業・経営
○
○
○
Proj.7-経営・会計・金融
○
○
Proj.8-商業・経営
○
○
○
Proj.9-交通・観光・貿易
○
○
○
Proj.10-インターンシップ
○
○
○
Proj.1-経済・金融
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
図3.広域連携支援プログラム(千代田区-首都圏 ECM)の構成と対象
5
3.現在までの活動 - 1/2
1. 2月上旬より神田地区・横浜地区のカレー店を訪問

訪問した神田地区のカレー店 (10店舗)


訪問した横浜地区のカレー店 (4店舗)


櫓(やぐら)、エチオピア、マンダラ、ボンディ、メーヤウなど
三月うさぎ、シタール、ハマヌーン、横浜フレンチカレー
試食したカレーの種類

インドカレー、タイカレー、マトンカレー、ビーフカレー、チキンカ
レー、野菜カレーなど
メンバーによる神田地区カレー店訪問
櫓 店長
ジアさん(右)
6
3.現在までの活動 – 2/2
2. 評価アンケートの実施

〔神田地区のカレー店Aに対する評価〕
西
清水
ワシ
ム
笛木
価格
3
3
3.5
3
味
5
4.5
4.5
4.5
雰囲気
3
3
3.5
4
店員態度
4
4
3
3.5
待ち時間
3
3
4
4
注文しや
すさ
3
4
3.5
4
総合評価
3.5
4
4
4
評価指標:価格、味、雰囲
気、総合評価など
3. 消費者がどのような観点
からカレー銘柄を選択する
かについての消費者行動
を分析
7
4.研究の方向性 – 1/3
Q. カレー店の経営において重要なことは?
A. 「顧客の消費者行動」を理解すること
(どういった観点から顧客はカレー店や銘柄を選ぶのか)
「顧客の消費者行動」は,味,サービス, 店の雰囲気など
「人間の微妙な心理」
に依存する
「人間の微妙な心理」を解析する必要がある!
8
4.研究の方向性 – 2/3

消費者の銘柄選択の際の自由勝手な選択行動を捉えた一般的なモデル
= 「一因子情報路モデル」
→ 消費者の「各銘柄を特徴づける特性(例えば、価
格)に関する満足感」と「自由勝手な選択行動」の両面を考慮する
仮説① 大衆は銘柄を選択するに当たり、できるだけ自己の金銭的支出を小さくしたい
仮説② 大衆は、銘柄を選択するに当たり、何の制約もなく、各自の自由意志によって、でき
るだけ自由勝手な選択をしたい
しかし、消費者はカレーの銘柄を選択する際、価格のような明確な情報だけで
なく、味や店の雰囲気のような「あいまいな情報」に依拠する
本研究では山下による「ファジィ・エントロピーの一因子情報路モデル」
を用いることにより、消費者のカレーの銘柄選択に関する行動を分析して
いく
9
4.研究の方向性 – 3/3

ファジィ・エントロピーの一因子情報路モデル

「ファジイ・エントロピー F / 平均特性値 U」 を最大化
する選択確立を推定する
n

R=F/L-λ(Σp-1) → max
i=1 i
n
n
ただし、L=Σ x i・ p ,i : 銘柄, x : 特性値, P : 選択確立(Σp = 1)
i=1
i
i=1 i
10
5.今後の取り組みについて
1.「ファジィ・エントロピーの一因子情報路モデル」の妥
当性の検証
2.5月に開催される「経営システム学会」での発表
3.研究をもとに、「地域連携・地域経済活性化の方策
の検討
11
END
Thank you for your attention !
12