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自然環境
気候
(気候要素・気候因子)
気象と気候
気象:大気中で起こる自然現象の中で,天気に関する現象。
気候:一年を周期として繰り返す大気現象の総合的な平均状態。
• 中学校までに習った気候は?
熱帯・乾燥帯・温帯・冷帯・寒帯
なぜ,このように気候帯の区別が生じるのか?
気候要素(気候を構成する大気現象の要素)の違いによる。
※気候要素の中でも,特に気温・降水量・風を「気候の三要素」という。
気温の差がなぜ生じるのか?
受熱量の図
90°N
太
陽
光
赤道
・緯度間隔は同じ。
・太陽から注がれる光も同じ。
※太陽の直径は地球の
直径の約109倍。
90°S
地球
太陽
太陽光
・太陽からの熱を受け
る表面積が低緯度側
と高緯度側ではこれだ
け違う。
気温の差
風
• 風とは?
全ての方向から等しく
力がかかって,空気が
動かない状態。
大気の移動現象のこと
空気の塊
無風状態
どこかの力が強くなっ
て,バランスが崩れる
と空気が移動する。
これが,風である。
(結論)
風とは力を加えた方から加えられた方への空気の動き。
つまり,風とは高圧部から低圧部への空気の動きのことである。
降水
降水とは? ・・・ 大気中の水蒸気が雨・雪・氷晶として降下
してくるもの。
降水の原因
・対流性降雨
激しい上昇気流(空気の対流)によってス
コールや夕立として降る。
・地形性降雨
地形の影響を強く受けるもので,山地斜
面を上昇する時に水蒸気が冷却されて,
風上斜面に多く雨が降り,風下斜面は少
雨となる(フェーン現象が見られる)。
・前線性降雨
温度や湿度,密度の違う2つの気団の境
界付近に発生する降雨。
・低気圧性降雨
熱帯性低気圧や温帯低気圧の通過地域
に見られる。
その他の気候要素
湿度・雲量・日照時間など
これらの気温・降水量・風などの気候要素の分布の差異
に影響を与えるもののことを気候因子という。
気候因子
緯度・海抜高度・海流・隔海度・地形・水陸分布など
まとめ
熱帯や乾燥帯・温帯・冷帯・寒帯などの気候帯は,様々
な気候要素や気候因子の影響によって分類される。次
の時間からは,もう少し細かい条件を見ながら気候区
の分類ができるようになろう。