日向灘地震

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Transcript 日向灘地震

四方ゼミ代表
・石田 成美 ・田中 栄敏 ・野邊 あゆみ
・堀田 啓太 ・溝上 絢子 ・吉松 彩恵子
1.目的
中国四川大地震や宮城県の地震など、最
近地震が多発している。
そこで、宮崎でもこのような地震が起きたこ
とがあるのか、今後起こる可能性があるの
か気になったので、それを明らかにする。
2
.
過
去
の
被
害
明治
発生年月日
宮
崎
県
の
過
去
の
地
震
(
日
向
灘
地
震
)
震源
深さ(km)
マグニチュード(M)
県内最大震度(度)
1899年 11月25日
日向灘
60km
7.1
4~5
1903年 3月13日
日向灘
60km
6.2
4~5
1906年 11月10日
日向灘
60km
6.4
3
1911年 2月18日
日向灘
10km
5.6
4
昭和
発生年月日
震源
深さ(km)
マグニチュード(M)
県内最大震度(度)
1929年 5月22日
日向灘
59km
6.9
5
1931年 3月20日
日向灘
28km
7.1
5
1939年 3月20日
日向灘
57km
6.5
4
1941年 11月19日
日向灘
33km
7.2
5
1948年 5月9日
日向灘
9km
7.0
5
1961年 2月27日
日向灘
37km
6.3
4
1963年 10月4日
日向灘
1km
6.3
4
1968年 4月1日
日向灘
30km
7.5
5
1966年 4月21日
日向灘
10km
6.5
4
1970年 7月26日
日向灘
10km
6.7
5
1984年 8月7日
日向灘
3km
7.1
4
1987年 3月18日
日向灘
48km
6.6
5
平成
発生年月日
震源
深さ(km)
マグニチュード(M)
県内最大震度(度)
1996年 10月19日
日向灘
34km
6.9
5弱
1996年 12月3日
日向灘
38km
6.7
5弱
3.日向灘地震の発生確率
地震発生確率
10年以内
30~40%
30年以内
70~80%
50年以内
80~90%
規模
M7.1前後
「日向灘および南西諸島開発港周辺の地震活動の長期評価」
(H16)2004/2/27に地震調査委員会が発表したもの
4.被害想定
宮崎県地震被害想定調査結果(平成9年度) 地震毎被害量
①建物被害
項目
建物
被害
(単位:棟)
日向灘
日向灘
えびの-
南部地震
北部地震
小林地震
現況
木造
602,936
16,522
9,246
3,059
非木造
150,742
6,123
3,415
722
753,679
16,334
7,516
917
焼失建物
建物被害
17,500
15,000
12,500
10,000
棟
7,500
5,000
2,500
0
16,522
16,334
木造
9,246
7,516
6,123
3,415
非木造
3,059
722 917
南部地震
北部地震
小林地震
日向灘
日向灘
えびの-
焼失建物
②人的被害
項目
死者
人的被害
重傷者
長期避難者
日向灘
日向灘
えびの-
南部地震
北部地震
小林地震
現況
1,188,070
914
408
93
1,779
1,191
290
157,134
88,108
17,241
南部で起きた場合の
被害が一番大きい!!
宮崎市地震被害想定調査結果(平成9年度)
①建物被害
(単位:棟)
人的被害
項目
建物被害
建造物焼失
全壊・大破
13,500
半壊・中破
25,900
冬昼
13,500
夏昼
3,600
100,000
80,000
40,000
(単位:人)
死者
81,400
人 60,000
②人的被害
項目
112,600
120,000
20,000
冬夜
夏昼
23,400
16,900
700 1,200
190 800
0
700
190
重傷者
1,200
800
軽傷者
23,400
16,900
避難者
112,600
81,400
冬夜
死者
夏昼
重傷者
軽傷者
避難者
地震による被害が最も多いのは冬夜、小さいのは夏昼
5.岩手・宮城内陸地震
人的被害
住家被害
死者
行方不明者
重傷者
13名
10名
449名
全壊
半壊
一部破損
23棟
66棟
1,129棟
規模:マグニチュード7.2
6.県の取り組み
①県民防災力の向上
◆県民一人ひとりが取り組む自助・共助の充実・拡大
②住宅・建築物の耐震化、居住空間内の安全確保
◆住居・その他の建築物内での被害軽減
③津波対策の推進
◆津波による人的被害の軽減
④被災者の救助・救命対策
◆ 1人でも多くの生命を救う
⑤県、市町村の防災体制の充実
◆防災対策の中核(基盤)となる公助の充実・強化
危機管理局
危機管理課ホームページ 宮崎県地震減災計画より抜粋
7.個人できる対応
家の中にいる時
① 身の安全を守る
② 火の始末をする
③ 揺れが収まっても油断しない
④ 脱出口を確保する
応急手当
① 傷口を圧迫する(直接圧迫止血法)
<ポイント>
止血の手当てを行うときは、感染防止のために血液に直接触れないように
注意する。ビニール・ゴム手袋やビニールの買い物袋を利用するとよい。
②止血帯を巻く(止血帯法)
地震保険
~地震保険の付帯率が50%を超えた都道府県~
高知
愛知
宮城
宮崎
鹿児島
三重
岐阜
徳島
広島
69.2%
62.7%
58.4%
56.7%
55.0%
53.0%
51.4%
50.2%
50.2%
80.00%
70.00%
60.00%
50.00%
系列1
40.00%
30.00%
20.00%
10.00%
広
島
徳
島
岐
阜
三
重
鹿
児
島
宮
崎
宮
城
愛
知
高
知
0.00%
~地震保険の付帯率が低い都道府県~
長崎
富山
長野
石川
21.90%
22.60%
23.90%
26.30%
30.00%
25.00%
20.00%
15.00%
系列1
10.00%
5.00%
0.00%
長崎
富山
長野
石川
8.避難場所
地震や洪水などの災害に襲われたときは・・・
←ココに避難!
9.結論
宮崎県は過去に多くの地震が起きており、特に日向灘地震
が多く起きていた。そのため、日向灘地震の発生確率などが
算出されていた り、また保険加入率の多さや市内に避難場
所が密集して設置されているなど、宮崎県民は地震に対する
意識が高く、また警戒心も高いことがうかがえた。
今後も日向灘地震をはじめ、多くの地震が発生する確率が
高いため、注意が必要だ。周辺 の避難場所を知り、災害が
起こったときの用意を普段から万全にしておき、災害時には
被害を最小に抑えることが大切である。